SF恋愛ですか?これは

 

発想力がすごいですね

あまりこういうのは読まないので驚きました

 

舞台が現代日本ではないと

なんだかイメージが湧かなくて

わたしの想像力の貧しさをかんじてしまいますねびっくり

 

 

 

  状況により価値観は変化

 

 

性行為の後に男を食べなければならない

(カマキリ?)

性別を完全に変えることができるなら

何%の人間が月人化する

数十万年前の人類凍結精子と現代人の人工授精

身体を売り、機械の身体になれるなら

 

様々な状況の短編集です

状況が変わり、価値観が変化すれば

それが常識だとみんな受け入れるものです

 

でも結局どんな状況でも

完全に満足できるものなどいないみたいですね

お釈迦さまは人生は苦だといったそうですが

生きてるだけで

腹は減るし身の危険はあるしで自ら動いて防衛しなければなりません

 

要するに

空いた穴というか足りない部分を

埋めた時に幸せを感じるようです

 

 

  今をどう生きるか

 

 

では、我々の生きる現実ですが

足りない部分というのはあるのでしょうか?

 

昔に比べれば

食料に困ることも水、電気、ガスもあります

冷暖房もゲームもネットもあります

医療も進み、寿命が伸び

国内で戦が発生することもないでしょう

 

過去に足りないと思われた不安要素を

発展により消してきました

昔の人からみればユートピアのようなものです

 

しかし

物欲や安心欲みたいなものは消えましたが

代わりに承認欲求や自己肯定感などが足りないみたいですね

 

人口が増え、作業は機械化し

暇になると

自分の存在意義が薄れていってしまう訳です

 

現実をどうにかしたい人は

整形したりする人も増えました

仮装空間に行きたい人は

ゲームが上手ければ称賛される

配信者にスパチャすれば喜ばれるから

それで自分の存在意義を感じる方もいるようです

 

わたしなんかも

暇つぶしにブログを書いてはいますが

誰かが読んでくれて

時間の無駄だと思われるよりも読んで良かったと思われたい訳ですよ滝汗

だったらもう少しまともな内容にしてくださいと

言われそうですがこんなもんです。

 

 

  自分の基準を理解

 

 

とりあえず

自分の価値観で選べる時代な訳ですから

それぞれ楽しい生活を送りたいもんです

 

幸福とは

足りない部分を埋めることなのですから

食事なら腹八分、満腹なら苦しいです

友達とも遊ぶ時間だけなら楽しいですが

生活を共にするなら邪魔になります

 

周りも見て比べれば

上には上がいるし

隣の芝は青く見えるものです

 

自分に空いてる穴はなんなのか

できる範囲で足りない穴を埋めていきましょう

そんな考えに至らせてくれた本書

 

 

小野美由紀著「ピュア」

おすすめです!