設定というか

状況がどんどん変化していき

見ていて飽きません。

 

細かいところは突っ込み所が多々ありますが

気になる方は楽しめないかもしれません

ただ、そういう突っ込みしろや曖昧な部分を

考察予知として捉える方はおもしろいと思われます。

 

 

 

 

ネタバレ全開で感想を書きます

 

 

 

 

 

  4重設定?

 

 

最初から設定を説明していきます

雪山でもないし山荘でもない

丘の上の貸別荘

劇団の次回作品の主演を決める最終オーディションです

 


とにかく

状況設定が変化していき

過去の事件の話や

演出家との枕営業で役を獲得したとか

劇団内でのいざこざが噴出し

山荘内での雰囲気がどんどん悪くなっていきます

 


最初はオーディション

次に殺人事件の犯人は誰だ?

次に全ては犯人を騙す為の演技でした

最後に今までの内容は全て舞台上での演劇でした

 


小説なら説明を読みながら進んでいくので理解しやすいかもしれませんが

映画を一度みるだけなら内容を理解するのは難しいかもしれませんね。

 

 

 

  考察余地だらけ?

 

 

すっきり終わりません

捉え方によってはこうだよね?と

何度か見て見ると新たな発見がありそうな作品

 


最初、外部から来た久我を嫌いだと言っていた理由もわからないし

劇団水滸の立ち位置もわからない

 


オーディション会場も大きいホールを使ってるし

最終なんて別荘4日間貸し切り

食事も豪華

監視カメラや合成音声をプロジェクターで遠隔操作してるし

どんだけ金かかるんだろう?と思ってしまった

舞台って儲からないって聞きますし

 


最後は数年後なのか全て舞台の脚本でしたかもわかりません

個人的には脚本でしたの方がスッキリするかな

 

裏設定や細かく見直して

新たな発見をしたい人にはおすすめです

 

 

 

  正々堂々が一番

 

 

結局、オーディションでもスポーツでも商売でも

正々堂々と胸を張れることをしていないと

あとで歪みが生まれてきます

 

枕営業の結果、役を奪われたとか

電話で嘘をついて動揺させたが故に事故に繋がるとか

そんなこんなで殺人の動機に発展していきます

 

 

心に罪悪感があると

相手に何気ない言動や行動が気になったり

後々大きな恨みを買うことになったりするもんです

 

自分の日常の行動、言動も

相手に対し疑心暗鬼になっていたりすると

周りから信用されなくなったりします

 

わたしなんかは役者で席の奪い合いなんて

やりたくないですね

映画や演劇を見るのはすきですけど

 


なので

人の振り見て我が振り直せじゃないですが

わたしは正々堂々クリアな行動をしていきたいです

奪い合いや争いは

役者やスポーツ選手に任せて見て楽しむことにします

性格悪いですか?ニヤリ

競い合い勝利して称賛されたい方々ですから

楽しんで応援してあげるのが正解です。

 

 

まぁ、次々変わる状況と

段々解ってくる過去の問題

見ていて飽きない映画

「ある閉ざされた雪の山荘で」おすすめです!