新渡戸稲造さんが

日本人は無宗教なのにどうやって道徳を教えているのですか?

と聞かれ本著の執筆に取りかかったそうです。

 


皆さんいかがでしょうか?

ものの善悪なんてのは生まれながらの感覚というより

親や周りの人に教えられ、行動を見ながら培われていくのではないでしょうか?

 

では、日本人の根底に流れる道徳的な考え、行動

日本人ぽい考え方なんてのは解っているでしょうか?

 

本著で書かれている内容をみれば

まぁ、日本人の感覚ってこれなのかしら?と思える内容でした。

 

 

目次

・武士の根幹

・武士の本業

・武士の心

・現代の武士道

 

 

 

武士の根幹 

 

 

・愛国心と忠誠心

・闘い死ぬことを覚悟し、運命に委ねる穏やかさと冷静さ

・神道からくる先祖や師匠に対する崇敬さ

・教科書として論語と孟子

 

 

う~む、やはり武士滝汗

若干堅い人物になるイメージですがいかがでしょう?

まぁ論語と孟子は読んでおくべきですね。

 

 

 

武士の本業 

 

 

・戦うこと(ボディガード的立ち位置)

・品性を持ってフェアプレイで行動する

 

 

これはビジネスでもスポーツでもそうですが

勝てばいいという訳でなく

フェアプレイで戦いきることが称賛される国なのですニヤリ

 

 

 

武士の心 

 

 

義・・フェアプレイ精神

勇・・勇敢で冷静沈着

仁・・慈愛、優しさ、私利私欲を捨て他者貢献

礼・・他者を思いやる心を見える形で表すもの

誠・・嘘をつかない

名誉・金や知識を使い社会貢献して得るもの

忠義・目上に対する服従と忠誠

 

 

どうでしょう?

ここら辺が核心をついた内容ですが

武士っぽくあり、日本人ぽくもあると思えます

 

ここができないで

自分のことしか考えないとか

勝てばなにしてもいいとか

利益は全て自分のものとか

上記は日本では批判対象に成りえそうですから

 

 

 

現代の武士道 

 

 

現代における武士はビジネスマンでしょうか?

三大義務として

義務教育を受け、勤労の義務、納税の義務

働いて日本の為に利益を差し出すことが現代の戦いです

 

 

ビジネスマンとしての日本人は

 

フェアプレイで嘘つかない

会社や上司に対する忠誠

薄利多売で欲しいと思える商品の提供

利益の中で社会貢献

 

 

海外からみれば日本人てこんな感じ?

ちょっと美化してる感もありますが

私としてはこうあってほしい感はあります

 

まぁ、「日本人の道徳観てこうですよ」

誰かに聞かれた時ここから抜粋して答えましょう

そして、自分達の根底に流れる道徳観を

知っているのと知らないのではだいぶ差があるのではないでしょうか?

 

我々の感覚の基本を教えてくれた

新渡戸稲造著「武士道」おすすめです!!