この学校で勉強している皆さんはほとんど共通して、
基礎力の壁
に直面していると思います。
おそらく、まとまった時間基礎学習に費やすことをしていない為にこのような状態になっているのだと思います。
しかし、基本的に語学学校での勉強スタイルはフィリピン人の先生がついているものの、ほとんど自由主義。
自分の弱点を明確に熟知し、その克服の為に必要な時間、教材、講師、熱意を兼ねそろえている人にとっては、最適とも言える勉強環境になり得ますが、そうでない人にとっては、果たして正しい勉強法の下、真の実力がついているのか不安に思っている人もいるかもしれません。
よって、もっと学校側から生徒に対して、勉強制度を提供してあげてもいいのではないかと思います。
まずは単語テストの復活。
各生徒に単語帳を配布してそれを毎週一回ずつ、習熟度を確認するテストを導入すれば、生徒の語彙力も劇的に飛躍するはずです。毎週100個の新単語を覚えるよう義務付け、95点以下の生徒には外出禁止のノルマを課す。そこまでやらなくては人の意識は変わりません。
またそれと同時に長文問題も毎週課す。
自分から英書をばんばん読み込んで読解力をあげようという生徒はさすがに少ないと思うので、これも学校で強制すべきです。
当たり前だけど英文を読まない限り読めるようにはならない。
大学受験程度の問題集でも、TOIECの教材でもなんでも良いので、一日一題は最低読み込む。
何ヶ月か毎日続けていけば読む力もついてくるはずです。
欲を言えば、リスニングの課題も出したほうがいいでしょう。
語学学校の先生と話しているだけでは、充分なリスニング力は身につきません。
毎日三時間程度、少しレベルが高いと思える位の文章を、とにかく根気強く繰り返し長期間聴き続くことで、英語の音に慣れることは出来るでしょう。
また文法力向上も必須です。
文法には、二種類あります。
読んだり書いたりする際に必要な文法力、主にFORESTなどの参考書で培えるものです。
そして、TOIECなどの文法問題に対応するための文法力、英頻などの参考書が代表例です。
この文法の全範囲、文型、時制、などから、関係詞、比較、仮定法、節、などまで、全て網羅すべきでしょう。この文法をマスターすることで、会話にも筆記にも活かせることが出来ます。
まとめると、単語、文法、リスニング、長文練習、この4つくらいはせめて学校側の制度として生徒に義務付ける方がいいくらい、とてもとても大事なものです。
自習に毎日8時間程使ってもいいのではないでしょうか。
この位厳しく勉強をしないと英語は伸びないです。
三ヶ月学校にいて、
大して英語力付かなかったな....
という半端な思いで日本に帰るか、それとも
あそこまで頑張った三ヶ月があったからこそ、今の自信の持てる英語力がある。
と納得して、英語が切り開いてくれた次の人生に向かい打つか....。
そしてさらに言えば、
長文を論理的に読み込んでいく際に不可欠な、パラグラフリーディングのやり方
基礎単語を超えた、さらに難易度の高い語彙の習得
procrastinate, relentless, depreciateなど (TOFLE iBT105点レベル)
英文センテンスの丸暗記 最低1000個
As might be expected of a novelist, he has the ability to make acute observations of people.
It was not until i was away from home that i realized how much i loved my parents.
We demand sufficient wage increases to keep up with the rising cost of living.
など
などなど、をやりこめばさらにもう一段階飛躍出来るはずです。
これは現在の自分の課題でもあります。
全ては本人の意識次第です。
しかしただ単に、自習室の机に夜の9時までいるよう強制させても、結局はfacebookや友達とのメールに終始している人もたくさんいることでしょう。
それを学校側の、厳しくも温かい勉強制度でもって補助してあげるべきではないでしょうか。
他にも挙げたら切りがないのでこの位にしておきます。
もっともっと、自分がお世話になった3Dに、たくさんの生徒が夢を叶えることの出来る素晴らしい学校に成長していって欲しいです。そして今いる優れた講師、スタッフ、マネージャー達がいれば、いつかきっとそういう語学学校になると僕は確信しています。
これからの学校の制度改革に期待ですね!!!