セブ島での語学留学において
日本では毎日仕事に追われていたり、勉強に励む毎日とは打って変わり、このセブでの過ごしやすさについ気が緩んでしまうこともあると思います。
もちろん平日七コマの授業と宿題に耐えぬいた後に待っている週末でセブでのバカンスを楽しむのも悪いことではないのですが、それが度を超えてしまう人もいます。
しかし、現地の人たちの顰蹙を買ってしまうような余りある行動はいけないのではないでしょうか。
自分達は外国人として、この国にお邪魔させてもらっている立場にいます。
フィリピン人達も僕達をお客さんとして友好的に迎えてくれているわけですから、私達も日本人として恥じない言動を保つべきです。
残念ながら、このセブの地にいると、そんな人への感謝と優しさの気持ちを忘れた人たちがたくさんいるように思えます。
彼らは自分達のことを一人の人間としてでなく、日本人として捉えるので、誰かが悪いことをすると日本人全体がまるでそうなのではないか、との印象を与えてしまうことにもつながります。
大切なのは、一人ひとりが日本の代表としてこの外国の地にいるのだという自覚をもち、言葉に真心、行動に慎みを忘れない態度を伴って、感謝と優しさの気持ちで過ごす事ではないでしょうか。
この国で受ける優しさを当たり前と思ってはいけないと思います。
また次に来た日本人が同じ優しさを享受することが出来るように、尊重の態度を持って、彼らフィリピン人達と日常をともにしたいものです。謙虚の気持ちを忘れた人間程、醜い存在はいません。