Linked Open DataチャレンジJapan2014に参加してきた | 3Dプリンターにバンザイ

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自分のつくりたいものを、自由につくろう!

個人によるモノづくりやアプリづくりが普及してきたたためなのか、最近ハッカソンやアイディアソンが様々な場所で行われています。
面白そうだなあと、いままで外から眺めていたのですが今回アイディアソンに参加してきました。

参加したのは、Linked Open DataチャレンジJapan2014というイベント。
Linked Open Data(LOD)はコンピューター用のフォーマットでアップされたWeb上のデータで
具体的には、企業や行政が公開している統計データなどのことのようです。

イベントの内容はLODの紹介と、公開されているデータやスマホなどのセンサを利用して
役に立ったり、面白いアイディアを募集しましょうというアイディアソンでした。

前半でLODについての企業や行政が行っているサービスの説明。
後半で個人ワークによるアイディア出しからチームでのブラッシュアップという流れでした。

前半のLODについての紹介ですが、初めて触れた身としてはとても面白かった!

独立行政法人は、JAXAが人口衛星からのデータ、国立国会図書館が出版物のデータ、
総務省統計局はestatというサイトで、国勢調査で調査するような様々なデータを公開しているとのことでした。

各団体が公開しているデータは確かにとても面白いけど、どう利用するのかと考えるとなかなか難しい。(すぐ思いつく内容はすでに実施済み)
どの企業や行政法人も、データを公開しているものの、その利用方法については良いアイデアが出せず、今回のような場でアイデアを募っている状態でした。

後半がLOD、センサを使ったアプリというテーマのアイディアソン。

僕はデータセンシングからいかに自分を守るセンシングができるのかというコンセプトでアイデアを考えました。
出したのは、カメラ撮影逆探知アプリという芸能人や写真にとられたくない人が、スマホなどのカメラで写真をとられないように、構えているカメラを逆探知しようというアイデアです。

最初の投票ではまずまずの評価を得たののですが、チームでアイデアをブラッシュアップする段階で尻すぼみに。
チームになった時にアイデアをどう膨らませるか、という課題があるなと思いましたが
他の人の意見に刺激を受けながら、考え事をするのはやはりとても楽しいし、学びが大きい。

LODを利用してハードウェアに付加価値を与えるという面白いテーマの発見もあったし
ハッカソンやアイディアソンは1日~2日という長丁場になるものの
得るものが多く、良い経験になるな!と思った今回のイベント参加でした。