MakerFaire2013に出展してきました | 3Dプリンターにバンザイ

3Dプリンターにバンザイ

3Dプリンターの使い方や設定に関することを中心に、デスクトップファブリケーションなどの話題を紹介してゆきます。
自分のつくりたいものを、自由につくろう!

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例年12月の初旬に開催されていた
MakerFaireですが、今年は1ヶ月早まって11/3・4の開催でした。僕は去年に引き続き、ReplicatorとReplicatorで作ったモノを展示してきました。

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去年は3Dプリンターを展示している出展者は数えるくらいしかありませんでしたが、今年は数多くの出展者が3Dプリンターを披露していました。また、そのほかの展示者も3Dプリンターで制作・開発をしているという人が多く、個人メイカーたちの中では3Dプリンターがまさに花開いたと言った観をがありました。

その他でざっと作品を見た中で、ものを紹介します。

■3Dプリント飛行体
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『3Dプリント飛行体』と題されたこちらの作品。この角度の写真からだと、非常に分かりづらいですが、3対の翼をもった写真の物体が、プロペラを用いずに、羽ばたきだけで会場内をパタパタと飛行していました。飛行機とも鳥とも異なるその姿は宮崎駿のアニメに出てくる、飛行物体のようで、会場内でも一際目立っていました。すごかった!
題名にあるように、マシンも3Dプリントーによって筐体のフレーム部分をつくることで、大きな軽量化を図っているようでした。

■Zmachine
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空気圧をアクチュエーターとして、楽器を演奏するロボット。手前のギタリストと後ろのドラマーのセッションを聴いてまいりました。金属で作られたボディと、ギターの弦やドラムのスティックに繋がれた空気圧供給用の沢山のチューブが圧倒的存在感をかもし出してました。演奏はとてもパワフル。演奏中から後にかけて、裏で必死に空気を供給する空気圧コンプレッサーの駆動音もそれを物語っていました。

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こちらは家電を制御するためのAPIを作成して紹介していました。
作品の写真は撮っていないんですが、家電を制御するAPIの存在や対応している機種があること自体しらなかったので、結構衝撃的でした。CEATECでもいろいろな発表があったようなのですが。これを使ってかなり面白いことができそうな予感がしました。

特に印象に残ったのは、この3つなんですが、その他にも面白いものが沢山。こういうイベントにいくと自分も負けてられないぞと俄然創作意欲が湧いてきますね~。
今年のMakerFaireは終わってしまったんですが、また来年以降も参加したいなと思いました。