ストレスからフリーになろう!~職場ストレスの相談窓口~ -24ページ目

ストレスからフリーになろう!~職場ストレスの相談窓口~

職場の人間関係、職場ストレス、出社困難、パワハラに関するカウンセリングを行っています。
職場のストレスやパワハラなどに関する情報提供や解決のヒントなどを書いていきます。

質問には大きな力があります。

質問1つによって、コミュニケーションの流れが変わり、人の心が変わります。

たとえば、何か物事がうまくいかなかった人に対して、

「どうしてうまくいかなかったの?」という質問をされると、
うまくいかなかった原因を探して、自分を責めたり悔んだりすることもあります。
ときには責められているようにも感じるでしょう。

代わりに、「どうしたら次はうまくいくかな?」という質問をされると、
質問された側は頭の中で、未来に向かってプラスの材料を探しにいきます。

このように、同じようなことでも質問の仕方によって、
人に与える影響は異なります。

同じように、自分自身に質問をするとき、いわゆる自問自答するときも同じです。
自分にどんな質問をするかによって、自分の思考や感情が変わってきます。

その質問の中で、今回は、コーピング・クエスチョンについて紹介します。

「コーピング」とは、「対処する」という意味です。

とてもつらい状況にいる人に対して、「何とかなりますよ」とか「そのうちいいことありますよ」と声をかけても、根拠のないなぐさめにしか捉えられないことがあります。

そのようなときに、「そのようなつらい状況の中、これまでどのように対処してきたのですか?」と質問することによって、その人が持っている力や協力してくれる人たち、工夫してきたことなどを思い出したり、気づいたりすることにつながります。

過去に苦境を乗り越えてきた人が「あのときのことを思い出せば、これぐらい何とかなる」「最悪のときに比べたら、まだいい方だ」というようなことを言いますが、通ずるものがあります。

何か行き詰ったように感じたとき、「これまでつらい状況のとき、どのように対処してきたか」と質問してみると、乗り越えるヒントが見つかったり、力が湧いてきたりするものですよ。