お待たせしました、約10日ぶりに悠晃です。
4月1日の書き込み「いまから ここから」以来、こちらの様子を詳しくご報告できていなかったので、今日はもう少しお伝えできたらと思っています。
たっちゃんが「“ひと月前の今日”の1枚」(4月11日)でも紹介してくれたように、ボクはいま若手僧侶が中心(そうでない方も多数在籍)の「
真宗大谷派 仏教青年会」の仲間とともに被災地の支援活動をしています。
なんだかものすごい支援をしていると想像している方がいらしたら、申し訳ない、そんなにたいしたことはできていません。
仙台仏青(略してこう呼ぶのです)はもともと20名ほどの集まり。しかもそれぞれがそれぞれの生活(仙台仏青メンバーは岩手・宮城・福島県民)や仕事・法務もあり、またそれぞれが被災者(県外避難されている人もいます)ですので、毎日毎日全員が支援活動できるわけでもなく、またすべての被災地の方々を漏れることなく救えるようなそんなスゴイ力も全くない、本当に微力しかない団体です。
お寺やご門徒の方々だけを対象にしているわけではなく、とにかく
「
目の前にいる困っている人に何かできないだろうか」
「
少しでも普段の生活が取り戻せるようなお手伝いができないだろうか」
という思いだけで活動しています。
3月中はガソリン不足などでほぼ個人的な活動しかできなかったのですが、4月になってガソリン事情が回復してきたことで仲間と活動することが増え、また他県の方々からの物資支援や実際に東北に来ていただいてお手伝いしていただける人が増え、少しづつ活動の回数や内容が充実してきている感じです。
さらに仙台仏青では活動資金のカンパをHPで呼びかけることにより、本当に貴重なお金をたくさんの方々より託していただいております。送金していただいた方々のお名前を拝見すると、この3☆COLORSブログを見て応援してくださっているであろう方々のお名前も多数見受けられ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて御礼申し上げます。
具体的な活動内容は、避難所でお風呂に入っていただくBOP(B仏青 Oお風呂 Pプロジェクト)と炊き出し、そして物資の支援、さらに子どもたちと思いっきり遊んで友だちになったり、お風呂を待っているおじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さんのお話を聞かせていただくことなどなど、それぞれが思いついたことはすぐにそれぞれがその場の状況に応じて活動しています。
なんだかここまで書いてきて、やっぱりスゴイ活動みたいに感じちゃう方がいるかもしれませんが、そんなことはない、本当にご縁のあった限られた少数の方々のところにしか行けないし、いつも失敗と挫折の連続なんです。
だって避難所それぞれの状況は全て違うし、そこにいる人たちもみんなそれぞれ違う人生を歩んできている人たちだから、決まったマニュアルなんか通用しない、まさにいつも手探り状態。
もう一つは、被災地や避難所はものすごいスピードで状況が変わります。そこにいらっしゃる方の人数、必要な物資の状況、避難所の統廃合、情報が死んでいくスピードもかなり速い。
行政やボランティアに長けたNPOさんなんかには到底およばない、本当に小さな活動です。
でもね、ボクたちはそれしかできないんです。
目の前のひとりの人に一生懸命向き合って、たまたまでも笑顔になってもらえたなら、被災された方々全体の数で考えたら本当に大したことはないかもしれないけれど、そういうことの積み重ねしかない気がするんです。
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の震災後の記事の中に、
『まず、前提として、
ぼくらは「たいしたことないもの」だということです。
じぶんたちの力を過信して、
あれもできるこれもしたいと言うことはしません。
(中略)
ぼくらは「たいしたことないもの」です。
その「たいしたことないもの」でもできることを、
考えるべきだと思いました。
(中略)
かっこいいアイディアはありません。
奇手奇策、胸の空くようなアイディア、
みごとな表現、さすがと言われるような方法。
そういうものは、ないです。
「実効」のあることを、とだけ考えました。
「たいしたことないもの」たちですが、
確実にできることがあったら、この臨時ページも、
少しずつ広がっていくかもしれません。(後略)』
この記事を読んで深く共感しました。
たまたま東北地方に住んでいる私たちは津波の被害のあったところにすぐに支援に行けるだけであって、そんな私たちを送り出してくれている家族がいなかったら活動はできないし、そんな家族のみんなも支援活動をしてくれていることになるだろうし、遠くにいる人たちだって特別な何かができなくてもみんな支援活動に携わってくれているのだと思います。
だってメールや電話で「無理すんなよ。何かあったら相談しろよ」って言ってもらうことがどんだけ私たちを支えてくれているか。
もちろん物資をおくってもらったり活動費のカンパも本当にありがたいです。
とにかく何が言いたいかというと、それぞれが持っている力は微力だけれど、それがつながって広がっていくことでとても大きな流れができるし、すでに私たちはつながっているのだとも思います。
今回の地震の被害はとても悲しいものではあるけれど、本当に大切なことを再確認するチャンスなのかもしれません。
最後に、今回のBOPで出会っていっぱい遊んだ子どもたちの写真を載せたいと思います。
みんないい笑顔なんだ~!
いつもボクのほうが元気をもらっているんです。
ある女の子(4歳くらい)は、遊んでる最中に「わたしんちね、ちゅなみ(津波)に流されてどっか行っちゃったの」と話してくれました。
きっとさみしくて悲しいことって本人もわかってる、でもそれでも一生懸命生きてるんだよね。
帰る時間になったら、かなり周りは暗いのに車のそばまで見送りに来てくれて、
「かえっちゃうの?かえらないで、おねがい」
「また来るからね」とボク。
「じゃあ、ゆびきりやくそくして」とその女の子。
ボクは泣きながら指きりの約束をしました。
ボクが避難所に支援に来たつもりになっていたけれど、本当はそうじゃなかった。
その女の子がいてくれたおかげで、女の子が指きりの約束をしてくれたおかげで、女の子とのその約束が叶う日までボク自身が生きていける力をもらったんだなぁと本当に思えたんです。
じつは、ボクが支援されてたんです。
帰りの車でいっぱい泣きました。
嬉しかった。
そして、当たり前のことが本当は当たり前じゃなくって、でもそれを今まで当然のこととしてきたことが申し訳なくって。
特別な何かじゃなくていい。
ちょっとだけ心に寄り添うだけで・・・・
たっちゃん・つよぽん・モモちゃん・アーティスターズのみなさん・いつも応援してくれているみなさん、いろいろ本当にありがとうございます。
ボクはみんなに生きる力をもらってます。
そして、たいしたことはできないかもしれないけれど、3☆COLORSにしかできない支援があるのだと思います。
3☆COLORSに関わってくれているみなさんと何かしていきたい、そういう思いがあります。
たった一人でもいい。
その一人が喜んでくれること、その人に生きる力が湧くってことは本当にすごいこと。
3☆COLORSが小さな小さな一歩を踏み出したなら、また何か出会いが生まれるかもしれないですよね。
たっちゃん、つよぽん、そしてみなさん、ぜひぜひ協力お願いします。
今日は本当に長文でごめんなさい。




