虐待は悲しい | バツ2×HSP×薬剤師×AC=

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二度の離婚を経験した薬剤師みつるんのブログです。

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2018.11 離婚





また小さな子供の命が消えた



ゆるしてください



母を思いながら息絶えた。









虐待は悲しい。









子供がかわいそう



父親は鬼畜



母親失格



児相は何してたんだ?





その通りだ。









虐待は悲しい。







「誰かに助けを求めるという考えは浮かばなかった」


「夫の命令は絶対だった」








ギリギリすぎる。



こんなギリギリの母親の精神状態を作り上げた原因はどこなのか?


誰かに依存しないとまた捨てられると思い込んだ。


恋に溺れたとかじゃない。


自分の娘に暴力をふるう男のことを愛していたとは思えない。



母親の根底にあるのは悲しみと恐怖



そして先の見えない不安。



SNSなどで見かける同年代のリア充な姿。



私はと言えば、、、



ボロボロのスウェット
ノーメイク
体型も戻らない



母になると同時に女を失った。



泣き止まない子供。


続けて眠れない日々。


気が休まらない。





子育てって、こんななの?




聞く人もいない。





怖い。



かなしいかな、人間は



そのうちそんな状態にも慣れる。



通常モードになっていく。



何が不安かわからなくなる。



何が悪いかわからなくなる。



私が何が好きかもわからなくなる。


自分で決める気力もない。


夫の支配下にいればいい。



逆らったらもっと悪い人生になる。


それだけは避けたい。



怖い。




夫の怒鳴り声。


娘の泣く声。


叩く音。










人間は慣れる。





そこが自分の居場所だと思う。




痛み、辛さ、寂しさ、、



慣れる。






虐待は悲しい。







そこじゃない居場所を知らなかった。




ただ知らなかっただけ。



そんな人生を送ってきた。





そしてこれからも一生自分を責め続けて生きる。



死んだように生きる。





虐待は悲しい。







虐待したくてしてるわけではない。



虐待しようと思ってこの世に生まれてきたわけじゃない。



彼らもまた被害者だった。






元被害者が作り出す悲しみの連鎖。











悲しい連鎖を断ち切る方法があるなら、



虐待を悪いと非難する前に、



この子育てにまつわる神話を、



母親の孤独を、



なくすことができない世の中で、




私に何ができるだろう。







「あなたはひとりじゃない」





そう言って、優しいあなたの背中にそっと手を当てたい。








ただそう思っただけ。







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