こんにちは。
セッキーこと、関大輔です。
魅力的な企業を学生で
訪問しちゃおうという
1dayイベントの
企業探検隊。
今回は、岐阜にある
【山口鋼業】探検してきました。
下調べによると
山口鋼業さんは、
鉄筋コンクリートの中に通っている
鉄の棒を作っている会社だそうな。
なんと年商200億!
創業以来70年、リストラを行ったことが
一度もないらしい。
←製造業でそんな事あり得るの?
岐阜で唯一、電気炉を持つ会社だそうな。
←電気炉って何?
鉄づくりの現場はどうなっているんだろう?
わくわくドキドキで
探検開始!
山口鋼業さんに到着し、
自己紹介を済ませた後、
早速、工場内を
拝見させて頂きました。
ヘルメットと軍手と白衣を
身に着け、工場にいざ潜入!
いかにもって感じの工場見学の服装です。
しかも、工場内は騒音が激しいので、
トランシーバーの受信機を耳にセット!
ちょっとコスプレ的な楽しみも
味あわせて頂きました。笑
まず、初めに目に飛び込んで来たのは、
鉄のスクラップの山。
使わなくなった鉄を溶かして
新たに形作っていくそうです。
そして、次に拝見したものが電気炉。
電気炉とは、スクラップの鉄を
電気の力で溶かす(1600℃)装置です。
その力、雷級だそう。
その溶かした鉄を990度の状態で
圧縮したり、変形させたり。
工場内の温度は熱い時で
75度にもなるそうな。
オレンジ色に変色した、
鉄があちらこちらに見える風景は
ターミネーター2の世界でした。
参加者一同、すげーすげー
って感じに、興奮しちゃいました。
こうやって、製造の現場を生でみること
ができるところが、
企業探検隊の魅力のひとつなんです。
見たことのない機械って
カッコいい。
これって、男がガンダムが好きって
感覚と似てる気がします。
そして、いよいよインタビュー☆
専務の禎一郎さんと学生5人が対談です。
本当にしゃべるのがお上手で、
話に引き込まれてしまいました。
●インタビューで印象に残った事
経営者の条件は、この3点しかない。
①明確な経営ビジョンを示す
②発言に一貫性がある
③方向性を示す
→強いリーダーシップを持った方だなと思いました。
山口鋼業の社員に対する考え方がとっても素敵でした。
・社員とは、家族ぐるみの付き合いがしたい。
・工場近くに住む社員たちが、会社を誇りに思うような経営をする。
・社員を絶対不安にさせない。
・リストラはしない。不景気でも、突然賃金カットすることはない。
・社員の意見を丁寧に聞く(直接専務のPCにメールを送れる)
→将来、就職するならこんな会社がいいな。
自分の個性を育てるには?
・周りと自分を比較していても、個性は生まれない。
・自分と昨日の自分を比較していく。0,1パーセント
でもいいから成長を積み重ねていく。
・一貫性をもって日々、活動してく。
すると、周りから見て、自然と個性が際立ってくる。
自分だけの正論を持つ
・誰かに言われた『正解』ではなく
自分の心情・信念を反映させた『正論』をもつ。
・誰かに言われた通りにやっても、自分の経験にはならない。
失敗しても、自分で選んだんだと思えれば、後悔が少ない。
→この話、ツボでした。
何をしたらいいかわからない大学生はたくさんいると思う。
だからと言って、世間一般的なベターな行動をする必要はなく、
自分にとってやりたいこと、自分にとってのベストな行動をとっていい。
周りに合わせて、空気を読み過ぎなくていいんだ、という学びがあった。
山口禎一郎さんに、たくさんのお礼をいって、インタビュー終了。
「メールをくれたら絶対返信するし、
誘ってくれたら、ご飯もいくよ」
っと学生相手に
言ってくれる器の大きさに、感動です。
今後、山口さんといい関係を
築いていきたいなと思いました。
そんなこんなで、参加者一同、
大満足の探検隊でした。
参加者募集してます。
12月5日午後
シンプルできれいなソファ作りの
『フランネルソファ』
12月23日午前
これさえあれば、あなたも料理上手
予約2年待ちの魔法のフライパンを作る
『錦見鋳造』
これを読んだあなた!
ぜひ、一緒に行きましょう!