飲食コンサルタントというもの | 池袋ではたらくヒラリーマンの日記

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音楽の夢を諦めサラリーマンを始めた普通の男が、第2の夢を見つけるため日々奮闘し、成長してゆく(予定の)日記

私は今、飲食コンサルティング会社に勤務している。

飲食コンサルティングという仕事は一般的にはそこまでメジャーではない。



飲食のコンサルティングというと


「ふーん」


「ナニそれー?」


「レストラン経営してんの?」


「外食にも必要なんだ!?」


という声を良く聞く。




コンサルティングとは大辞泉の国語辞書によると

「専門家の立場から相談にのったり指導したりすること。また、企画・立案を手伝うこと。」


つまり、経営者のパートナーとして、先生として、店舗や企業の経営をお手伝いする仕事。


その飲食店版が私の会社の仕事。





うちの会社の案件を大きく分けると2つ。


①不振店・赤字店の建て直し病院


レストランや居酒屋にいって、

「こんな店、2度と来るかぁープンプン」って思ったことが一度くらいあると思う。


お客さんを怒らせたり、満足させたりするのは、

料理(味・量・メニュー数・価格)だったり、店員のサービス・対応だったり、お店の雰囲気・清潔さといったポ

イントで決まる。


赤字のお店にはそれぞれ異なった原因があり、


料理がまずい店は、美味しくメニューを作り直し、

サービスの悪い店は、基礎から教え、

計数管理ができず、どんぶり勘定になっている店は、売上やコスト管理の方法を教える。


そして、黒字化させるのだ。





②新規開店・開業(プロデュース)の支援ナイフとフォーク


飲食店で長年働いていた方は独力で独立することが多いが、例えば異業種の方が飲食業に参入する際に

依頼を受けるケースがよくある。


例えば、商社・不動産の企業。


自社商品の流通チャネルを増やすため、または自社が所有する遊休地の有効活用のため、飲食店を開業する企業が多い。


しかし、自分たちだけでは飲食のことはよく分からないので、コンサルティング会社に依頼しての飲食店をプロデュースを任せるのだ。


具体的に我々が担当するのは、立地調査・物件探し・設計・施工・メニュー開発・マニュアル作成・接客指導・販促計画立案・人材育成などなど・・・


もちろん我々はプロとして、儲かる仕組みの備わったお店を作る。




その他、FC本部設立、加盟店募集、業態開発、ファイナンス、M&A支援などなど飲食店経営に関わるありとあらゆる仕事を行っている。





と、だいぶ前置きが長くなってしまったが、

そんな会社に勤める私が常に考え・自身に問うているのが、



「飲食コンサルタントという職業は本当に必要なのか?」



というテーマ。

(こんなこと考えているのがばれたら、社長・上司に怒られるかもしれないが・・)



しかし、これは前の会社にいた時も常に疑問に感じていた。

ちなみに私が今の会社の前に務めていたのも、飲食コンサルティング会社である。



この答えを見つけるために、業界内では大手である今の会社に入社したのかもしれない。

しかし、まだ確信できるまでの答えは見つかっていない。





別にコンサルタントなんていなくても、成功している飲食店はいくらでもある。


極端な例かもしれないが、コンサルタントのアドバイスの正反対のことをして、お店を繁盛させているオーナーもいる。


事実、「コンサルタントは口だけだ。だまされた!」と毛嫌いしている飲食店オーナーも多い。




高いフィーを頂くが、成功は保証しない。

もちろん前金制。成功報酬ではない。

繁盛請負人だが、今まで全ての案件100%成功してきたということはない。



そうかと思えば、黒字店化したオーナーからは感謝の手紙が寄せられ別案件の紹介を受けたり、うちの社長なんかは著書を30冊以上出版させてもらい、全国にファンがいる。



むう汗




近頃は業界を問わずコンサルタントという言葉をよく見聞きする。新聞・TV・頂いた名刺の肩書き・・・コンサルタントという言葉を安易に使いすぎなのでは?と感じることもある。


飲食コンサルティング会社の数も最近増えた。


しかし、実力ない会社がほとんど。


最近では2,3店舗出店したオーナーでさえも、コンサルタントを名乗りコンサルティング業をしている。


当然失敗するから、悪い噂がひろまる。

コンサルタントの全体の評判は下がるガーン




以前、前の会社の社長に思い切ってこの疑問をぶつけてみたことがある。すると、


「(飲食コンサルタントは)いらない職業だと思うよ。でも僕らを必要としてくれるオーナーさんがいる。なぜ必要としてくれているのか?僕らに何を求めているのか?常に考え、謙虚さを忘れず仕事に取り組んでいかなければいけない。」


という答えが返ってきた。



なるほど、今の段階では一番自分が納得できる答えかもしれない。



「コンサルタントはクライアントから、“先生”と呼ばれがち。しかし、それを勘違いして上からの視線で仕事をするようなやつは偽者。コンサルタントは必要か?という問いを常に自分に問いかけるのは、この仕事で成功するためには必要かもしれないね。」


とも言っていた。



つまり、このテーマの答えは、個々のコンサルタントの実力、そしてなによりも人間としてどうか、ということによりそうだ。


今の段階では、


本物のコンサルタントは 必要

偽者のコンサルタントは 不要 ってことかな?



ファイナルアンサーは、日本一の飲食コンサルタントであるうちの社長に聞いてから決めよう!

そしていつかその質問をする資格を得るために、もっと色々なものを見て考え成長しておこう。





土曜日の夜、誰もいなくなったオフィスにて


自己完結ロケット



まとまらず、長々とつまらない話を最後まで読んでくれてありがとうございました。