自覚したら溢れる気持ち前編 の続きですm(*_ _)m
SideS
俺にとって初めて家族以外に本音を話したのはじゅんだった。
俺の家は牧場だから牛が多い。
と言っても母さんも動物好きだから猫や犬もいる。
牛の神様だなって思ったのは俺を守ってくれたから
俺が初めてストーカーに追いかけられて牧場まで来たんだけど追い払ってくれたのはじゅんだったし小さい頃は牧場がでかくて迷っていたのを助けてくれたのがじゅんだった。
カッコイイなって思ってそこからはじゅんにあれこれ話すようになった。
俺が寂しかったり泣いてたら慰めてくれるし。一緒に遊んでくれるし撫でさせてくれて。
じゅんにとっては父さんの方が大切なんだなって思う時は多々あって。
それはそうだ、父さんが飼っている牛だしな。
でも、大切な存在には変わり無かった。
そんなある日、俺の家の近くに博士な人が俺に実験をしようと思ったが間違えてじゅんに当ててしまいじゅんは人間になってしまった。
じゅんはとても混乱していて。
でも、冷静を取り戻すと父さんの役に立ちたいと父さんの仕事の補佐を始めた。
そう簡単にすぐに上手くなるものでも無いのでじゅんは多分落ち込んだんだろうなと思う。
俺は人間になったじゅんをみて好きだなって思ってしまったんだ、もちろん、その前から好きは好きだけど。
結局俺が説得したようなものだけどな人間でいるのは。
そして。恋人にもなれたことは幸せだ。
「しょお様、おめでとうございます」
「ありがとう」
「プ、プレゼントはとても迷いましたがお花が綺麗だったので」
「ありがと」
嬉しいな、じゅんから貰えるなんて。
それにしてもじゅんは最近博士の家に行ってたけど大丈夫なのか?
「しょお様、僕はしょお様の恋人になれてるでしょうか」
「なんで? じゅんは間違えなく俺の恋人だよ」
「えっと…僕、しょお様とはキスやデートしかしてないので」
ん?
間違ってないけどな…
何か気になることがあるのか?
「いいんだよ、俺は満足だよ?」
「満足ならいいですけど…、僕、もっとしょお様に触れたいなって」
あー、そういうこと?
まぁじゅんとしたいと思ったことはあるけど。
それよりもまだじゅんとデートしたりキスするだけで幸せだったから。
「それって、俺もじゅんに触れていいのか?」
「ふふ、触って欲しいです。 それがしょお様へのブレゼントになるのでは無いかと」
「嬉しいけど、そこまで悩ましてごめん」
「悩む時間はありましたがしょお様のことで悩む時間は色々な感情になりした」
「そっか。 じゅんの素肌は綺麗だから汚しちゃうみたいになるな」
想像するだけで欲しく感じてしまう。
でも、同時に真っ白な肌なのに俺が汚してしまうからせっかく綺麗なのに罪悪感感じる。
「綺麗…ですか? ふふ、常に綺麗にはしないと見せれませんからね」
「え…」
「僕はご主人様やしょお様によくブラッシングしてくださったので嬉しかったですね。 ですが今は自分で手入れできるのでしょお様がどう見ても綺麗だと思っていただけるように頑張りました」
そうだな、じゅんはブラッシング好きだったし。
まぁ確かにスキンケアとかしてるよな。
女子みたいだと思ったけどじゅん本人がそれが嫌じゃないのなら止める必要ないしな。
「無理しなくていいから。 じゅんは何もしなくても綺麗なんだから」
「それはそうですね…、しょお様が僕に愛情を注いでくださるからですかね」
「そ、そうか」
「人間でも寂しい生き物には変わりありません。 それを埋めてくださるのがしょお様やご主人様ですね」
確かに俺も一人ぼっちだったら寂しいだろうな。
父さんは忙しいし。
母さんは家にいない時間が多いし。
それでもじゅんがいてくれて動物がいてくれてベットとして飼っている猫や犬がいると1人じゃないからな。
人間は1人かもしれないけど生き物で言うとぼっちにはならないし。
「じゅん、嫌だったら言って?」
服を脱がしながら嫌がれる前に言っておいた。
「そんなことはありません、しょお様になら安心できます」
「分かってるけど本当は嫌なのに無理してまでは嫌だからね」
「ふふ、しょお様は心配症ですね」
じゅんから初めてキスされた。
いつも俺からだからドキッとする。
でも、同時に安心した。
俺が心配なのを分かってくれたからキスしてくれたんだと。
期待に応えて俺だけのじゅんはきっともっと美しい姿を見ることが出来て俺もじゅんだけに見せるものが出来たらと思う。
