今日は仕事の前に先月の前半まで私のクラスに在籍していた生徒の

自宅にスタッフと一緒に伺いました。

ご家族とは面識がなかったので断られるかと思ったのですが、

先週ご主人に電話をかけて「もしご迷惑でなければ、お線香を

あげさせて頂けないでしょうか」とお願いしたところ、

「是非そうして頂ければ私も大変嬉しいです」と言って下さり

嬉しかったです。

 

彼女の優しく微笑む御遺影の前ではやはり涙が溢れましたが、

ご主人がとても気丈にお話をしてくださいました。

彼女は人生最後の日に都内で講演を行っていらしたこと、

何に対しても一生懸命な奥様だったこと、お嬢さんが

とても落ち込んでいらっしゃること...

 

私は彼女からお嬢さんの話をよく聞いており、その内容から

お嬢さんはとても辛いお気持ちでいらっしゃると想像していました。

ですから今日は伝言もしたかったのです。

今夜、お嬢さんがお父様から私のメッセージを聞くことで

ほんのわずかでも胸の痞えが下りると良いな...と思います。

 

そして私も小さな箱に入った彼女と対面し、彼女の不在を

現実のものとして受け止めざるを得ず、心に区切りがついた

気がします。

彼女が最後に提出してくれた宿題のプリントはどうしても

自分の手元に置いておきたくて、仕事用のファイルに入れました。

これからもきっと彼女がどこかで見守ってくれている

でしょうし、長年教員をしていらした彼女に恥ずかしくない

授業を心がけようと決意を新たにしました。