今年度の仕事は残すところあと5週。
その5週は放射線の治療をしながらの仕事です。
後半にいくにつれて倦怠感や疲労感が表れるとか...。
若干不安ではありますが、幸いにも家から病院までは
歩いて行けますし、この治療を受けることで生存率が
高くなるのですから、「大変」とか「面倒」という言葉は
封印することにしました。
そして今日、来年度から上のクラスに移るべき生徒に
意向を尋ね、色々と調整をしていた際、
「英会話のクラスはどうなりました?」と訊かれて我に返りました。
昨年の秋に一部の生徒から「外国人ではなく、先生(私)から
英会話を習いたい」という要望があり、スタッフとも相談を
重ねていたのですが、病気のことがありすっかり忘れていました
当初の状況を考えればやらないわけにはいきません。
TOEICの授業ならば断ります(※)が、英会話は時事英語と同じくらい
大好きな仕事ですので、私もやりたいとは思っています。
しかし、放射線治療後の弱った体で休憩することなく連続4時間の
授業を行うというのは、今の私にとっては勇気がいることなのです。
でも、以前「前向きに考えます」と言ってしまった以上、やらなくちゃ
※TOEICのクラスには「会社から命令された」というタイプの生徒が
多いので引き受けません。(あくまでも自主性の問題です)