残留に向け、とても重要な一戦を過酷なアウェイ旅を乗り越えて勝利。アウェイ3連戦を3連勝で帰ってきた讃岐は久々のホーム戦。
対戦相手はFC岐阜です。
過去の対戦成績
讃岐の5勝3分11敗
一昨日も触れたように、岐阜戦は現在4連敗中。
米山さんとしても3連敗でもう負けられないと思っているでしょう。
派手な撃ち合いになることが多い対戦で、讃岐としては珍しく4度も3得点を経験しています。
前回対戦も7つのゴールが飛び交いました。
前回の対戦
開始早々、次々とゴールを決められ5分過ぎる前に2点ものビハインドを追う展開。
しかし新エースと見込んだ大野耀平選手の活躍もあって前半のうちに同点に追いついてみせた。
セットプレーから失点したものの、米山監督が今季取り入れようとしている中央からの崩しで再び同点に追いつく。
しかし終盤に投入された粟飯原尚平選手に決められ白熱の攻防は岐阜に軍配が上がった。讃岐は今季初黒星。
岐阜・夏の移籍
痛すぎる成長株の離脱
岐阜は第12節で守護神と見込んだ茂木秀選手がアキレス腱断裂の大怪我で長期離脱。
このため水戸からベテランGKの中山開帆選手を獲得。
さらに守備面を中心に補強を進めていたのですが、田口裕也選手が同じJ3の金沢に電撃移籍。総得点39点のうち11得点を奪ったチーム得点王の離脱は痛恨の極み。彼の補完ができないままウィンドー終了となってしまいました。
岐阜の状態
ムラのある闘い続く
昨季から岐阜を指揮してきた上野優作監督が第18節を最後に辞任。
その後は天野賢一さんが監督を引き継ぎましたがここまで2勝1分5敗。
10得点は素晴らしいが失点も12あります。
4失点くらったと思ったら5得点。
不安定な闘いが目立ちます。
状態も今ひとつ良くないと見ていいと思います。
岐阜の闘い方
強烈な右サイドアタックは健在
基本布陣は４－２－３－１か４－４－２。
しかし攻撃重視の可変システムです。
ビルドアップは2センターバック（CB）＋左サイドバック（SB。主に寺阪尚悟選手）にボランチの一角（VO。主に水野泰輔選手）が近づいてスタート。
右はSBの石田崚真選手が高い位置を取り、左はサイドハーフ（SH）が張ります。
VOの庄司悦大選手が上がって右SH（主に新垣貴之選手）が中に絞ってインサイドハーフ（IH）化。
３－１－４－２のような攻撃的な陣形で押し込みます。
繋ぐだけでなく、サイドを走らせるようなロングボールも多用します。
岐阜は特に「4」のところが強烈。
石田崚真選手はリーグアシスト王。
新垣貴之選手はスピード＆テクニック兼備のドリブラー。
庄司悦大選手は「レーザースルーパス」と畏れられる高精度のパサー。
荒木大吾選手はカットインが武器で既に5得点挙げているサイドアタッカー。
もちろん前線も強力。
「美濃のフッキ」レフティの粟飯原尚平選手。
現在11得点のエース藤岡浩介選手。
さらに若きドリブラーの西谷亮選手。
個の能力が高い選手がズラリと並びます。
攻撃的であり、敵陣でもボールを失えば即時奪回に動いてきます。
ハイプレスは最終ラインからボールが離れたことを合図に繰り出されるイメージ。
それは中盤に近づくほど色濃くなります。
中盤での守備はマンマークのような圧のかけ方を見せます。
自陣での守備は中を割らせないことを目的としている印象で人数をかける感じ。あまり組織的ではなく、クロスボールに対しても少し疑問の残る守り方。
前回対戦の大野耀平選手の移籍後初ゴールや冨永虹七選手が決めたゴールは攻略のカギとなりそうです。
【スタメン予想】
ここ2戦ほどベンチ外になっている甲斐健太郎選手は貴重なエアバトラーだけに讃岐戦には復帰すると予想。エース藤岡浩介選手も前々節はゴールをとっており、使ってくると見ました。
主な選手の一覧はこちら。
↓
見どころ
あたしが思う見どころは3つ。
讃岐：赤星魁麻！
前節で気になったのは赤星魁麻選手。消えている時間も長かったんですが、いつもなら空中戦で競り合うシーンが多いところ、割と足下で受けるシーンも目立ちました。赤いののポストプレーが進化しようとしているのかもしれません。
赤星選手がポストプレーで収めてくれれば、讃岐のシャドウが活きてくるはず。
岐阜としては何としてもやらせたくないところ。空中戦も含めて赤星選手に当ててくると思われる甲斐健太郎選手に注目です。
讃岐のキーマン ：19番 赤星魁麻選手
岐阜のキーマン ：４番 甲斐健太郎選手
岐阜：右サイドアタック
岐阜の右サイドアタックはJ3屈指だと思います。特に積極的な攻撃参加を見せる石田峻真選手を抑え込みたいところ。
松本は逆に松本の右サイドでボールを動かすことで石田選手の出番を抑え込みました。
讃岐はどう対処するか。
あたしとしては吉田源太郎選手を使いながら押し込んでいくのがいいかと思います。
石田選手を守備に奔走させることで右サイドアタックを封じてもらいたい。
吉田源太郎選手は森川裕基選手とも連携ができてきており、期待していいかと。
讃岐のキーマン：11番 吉田源太郎選手
岐阜のキーマン：５番 石田峻真選手
その他：どう攻め、どう守るか
岐阜は人数をかけて中を締めて守りますが、最終ラインのギャップにできる場面が散見されます。
讃岐は岩手戦で獲った先制点のような攻め方ができるか。
また、岐阜が攻撃に移った際の庄司悦大選手をいかに抑え込めるかどうか。
讃岐のキーマン： 60番 森川裕基選手
岐阜のキーマン：10番 庄司悦大選手
1点目はキミだ！
前節はFootballLABが森川裕基選手のゴールを的中させましたー。
FootballLABの対戦シミュレーション、まずは50回シミュレーションの結果です。
お？負けてはいますが、２－１で勝ち、０－１で負けが並んでいます！
対戦予想はどうなりますかね…こちらです！
おぉ～いいじゃーーーん（笑）。
それでは1点目予想はこちら！
FootballLAB予想は前節出場停止できっと燃えてる前川大河選手、プロ初アシストを決めた岩本和希選手、惜しいシュート連発だった岩岸宗志選手を指名。
あたしは見どころで挙げた注目選手が決めてくれると予想してみました。
ここを勝てば4連勝です！がんばれー！！
SANUKI UNIDO JAMAS SERA VENCIDO！
（団結した讃岐は決して敗れはしない！）
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