「異変」第12節A琉球戦(前編) | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

GW3連戦の2戦目は琉球との対戦。
その後、中2日で沼津戦。
日がないので早速試合の方を見ていきましょう…
 
☆三ーーー………
 
「…ん?これって5バックじゃない…?」

 

試合が始まって間もなく"異変"に気づいた。
讃岐が5-4-1で構えている…?
 
マッチアップはこんな感じだった。
 
 
ホームの琉球はプレビュー記事の予想に反して前節のメンバーをあまり変えずにきた。
逆に変えてきたのはフォーメーション。
3-3-2-2から3-4-1-2に変更した。

メンバーとしては3選手の変更。
2トップの一角に岩渕良太、ボランチには平松昇を起用してきた。GKは名古屋からの育成レンタル・東ジョン。


 
讃岐は大きく変えてきた。
 
布陣を3-4-2-1…というか、ほぼ5-4-1で構える恰好。

1トップ(CF)には赤星魁麻。

2シャドウ(ST)に高橋尚紀と岩岸宗志。

ダブルボランチ(VO)は岩本和希と長谷川隼。
このコンビの組み合わせはもしかしたら2020年のルーキーイヤー以来?

ウイングバック(WB)には右に内田瑞己、左に吉田源太郎を配置。

3センターバック(CB)は右から宗近慧、奈良坂巧、奥田雄大。
奈良坂巧は讃岐帰還後初のスタメン。

ゴールキーパーは今村勇介。
いまむーは今季初めてグリーンユニをお披露目。
 
控えにはこんなメンバーが並んだ。
 
 
 
 
讃岐の"異変"はそれだけじゃなかった。
それは…
 
 

琉球はプレビュー記事の見どころで触れたようにレイオフを多用しながら前進を試みる。
これを讃岐は5-4のブロックで密集を作ってパスを通させない構え。
 
開始2分、岩本和希がパスカット。
 

 

 
赤星が後方にパスを出すと長谷川隼が前方に蹴っていく!

 

 

 

 

 

………!!

 

 

 

そこへ全速力の岩岸宗志!!

 

走れーーーっ!!

 

 

 

 

森侑里が懸命に対応してシュートは撃たせなかったが…

 

 

琉球の生んだ最終ラインのギャップ、そして何より整っていない守備を突こうとしている。



 

間違いない。

 

昨季のスタイルに戻してきた!



 

さらに5分、守備対応にいった奥田雄大が岩渕良太に倒されてフリーキック(FK)を獲得。

そのまま奥田が敵陣へ蹴る。

 

 

このボールを赤星が競り

 

 

岩岸が折り返し

 

 

高橋尚紀がダイレクトボレー!!

 

 

これは東ジョンの正面だったがいい攻撃だった。

 


 

琉球は多少、讃岐の異変にバタついたが8分あたりから反撃を開始。

 

平松昇のインターセプトから上原牧人がドリブルを開始!

 

長谷川隼をダブルタッチで鮮やかに、岩本和希のスライディングを軽やかにかわして敵陣へ長駆突き進むっ!!

 

ドッとスタジアムが湧く!

 

スルーパスを白井陽斗に通す!!

 

しかし白井のシュートは奥田雄大のスライディングが阻んでみせた。

ナイス雄大!!

 


 

流れが琉球に行きかけた12分頃、なんとか内田瑞己がインターセプトに成功する。

 

 

 

右サイドにいた吉田源太郎にパスを出すと源太郎はドリブルで1人抜き去る。

 

 

そこから一気にロングボール!

 

 

柔らかくトラップしたのは赤星魁麻っ!!

 

 

 

 

シュートにいったがしぶとく鈴木順也が対応してコーナーキック(CK)になる。

 

いやあぁぁぁ惜しい…

 

 

 

このCKを長谷川隼が蹴る。

これまでキッカーを務めることがあまりなかったハセだが、大学時代はキッカーとしても注目を集める存在だった。

思えばJ初ゴールも直接FK弾。

 

このCKで岩岸宗志と藤春廣輝が交錯、藤春が流血。止血のため一旦ピッチ外に出ることになった。

19分頃、藤春は復帰した。

 

 

 

28分、讃岐は右からのCKを獲得。

 

そのハセが柔らかいクロスにぃ…

 

 

 

宗近慧ーーーっ!!

 

 

FW裸足の鋭い抜け出しから短刀を突き刺すように左足を合わせたっ!!

 

 

 

しかしこの一撃を東ジョンがビッグセーブ!!

 

 

いやあああああー…

 

起き上がったムネチの笑いながら悔しがる人(笑)。

 

 

 

 

 

この直後、琉球らしいパスワークが炸裂する。

 

VO岡澤昴星が中央に縦パスを打ち込む。

これが10番の富所悠に通る!

 

富所はキープしながら出しどころを探る。

(ダジャレではないw) 

 

右サイドに流れていた岩渕良太に展開、岩渕はグラウンダーのクロス!

 

これにフリックするようなシュートを放ったが今村勇介が冷静に対応した。

 

 

さらに琉球は37分に岡澤昴星がロングボールを放つ。

 

白井陽斗の前方のスペース!

 

内田瑞己が対応に当たるが白井が入れ替わってドリブルでペナルティエリアに侵入!

 

しかし内田瑞己もボールを奪い返す。

 

 

前半をスコアレスで折り返す。

 

いくつかの決定機を決めきれなかった課題はこれまで通り残ってはいる。

 

しかし一方で守備は本来の粘り強さを取り戻してきた。

 

内田瑞己の対人守備。

 

奈良坂巧のシュートブロック。

 

奥田雄大のボール奪取脳力。

 

宗近慧のカバーリング。

 

これをまとめる今村勇介。

 

やっぱ、讃岐はこのスタイルだよ…!!

 


 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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