【讃岐HT】
21 臼井貫太 → 16 奥田雄大
後半開始早々から圧をかけてくるいわて。
前線に顔を出してきた深川大輔のクロスをPA内で和田昌士が胸トラップで落として宮市剛のシュートを引き出したがシュートは枠を逸れていった。
さらにカウンターを繰り出してCKを取るが讃岐もゴールを許さない。
タイトな守備からカウンターを狙っていた讃岐。
52分、ルーズボールを奪い合う場面で西大伍に竹村俊二が突っ込んでいってしまい、イエローカードをもらってしまう。
勢いがついてしまい止まれなかった竹村クンにとってはちょっと厳しいイエローのような気がした。
もともと激しい守備を身上とする選手。
ちょっと嫌なイエローだった。
松原快晟のゴールキックを競り合い、こぼれたところを冨永虹七が回収、下川太陽にボールを預けた。
下川はドリブルで前進し、あのYS横浜戦を想起させるスルーパスを発射!
決めろっ!!翔太ーーーっ!!
川西翔太渾身の一撃は枠を外れてしまった。
あぁ…
この好機の後、いわては2枚替え。
【いわて①】
7 和田昌士 → 22 佐藤未勇
15 加々美登生 → 80 オタボーケネス
ここから4分ほど経過した時だった。
スローインを受けたオタボーから佐藤未勇にパスを出したところで竹村俊二がスライディング気味に突っ込んでいく!?
吹っ飛ぶ佐藤、こ………これは………
竹村俊二、2枚目のイエロー…あぁ…
竹村俊二、痛恨の退場…
出迎えた金井貢史は竹村にどんな言葉をかけたのか…
讃岐は川西翔太をVOに配置して4-4-1に変更。
川西翔太がVOになったことで背後を突くパスが増えるかもしれない。
もしかしたら割り切ってカウンターの方がいいのかも…と思っていた。
1人少なくなってから讃岐は懸命に、本当に懸命に闘った。
シーズンを通じて堅い守備を構築してくれた奈良坂巧&宗近慧のCBコンビ。
数少ないチャンスをカウンターに結び付けようと奔走した川西翔太。
藤村怜のミドルシュートを身体を投げ出して阻止してみせた。
松原快晟は「CBとの連携などはもっと取れるところはあった」と試合後に反省したが堂々とした立ち振る舞いだった。
カウンターの矢となって孤軍奮闘していた吉田源太郎だったが対人守備の強いいわて守備陣に抑え込まれてしまう。
そのライバル・高橋尚紀は71分に投入された。
【讃岐①】
20 下川太陽 → 9 高橋尚紀
奮戦するもなかなか良さを出せなかった。
そうなると讃岐はセットプレーが重要な得点源になる。
江口直生の高精度プレースキックが襲いかかる!
しかしハイタワーを揃えた いわて守備陣を切り崩すことができなかった。
71分、いわては左からのCK。
キッカーは新保海鈴!
186㎝の長身を活かした宮市剛のヘッドが飛んでくるっ!!
これを川﨑一輝が身体を張ってクリア!!
藤村怜が自陣でボールを奪い、西大伍と連携しながら前進し中央の弓削翼にパス!
弓削が得意とするミドルシュートぉ!!
しかしこれも奈良坂巧が懸命にシュートブロック!!
タフに粘り強く、讃岐らしく闘うっ!!
80分にはいわてが宮市剛を下げて2年目の上笹貫剣(かみささぬき まもる)を送り込む。
14歳でアメリカに渡り、大学までプレーしていわてに加入した逆輸入FW。
【いわて②】
18 宮市剛 → 32 上笹貫剣
81分、左からのCK、江口直生が掻き出したがこぼれ球を藤村怜、弓削翼とミドルシュートで襲いかかるが讃岐もことごとく跳ね返す。
讃岐は冨永虹七を下げて…なんと岩岸宗志を送り込む。
あくまで勝利を、ゴールを目指す!
【讃岐②】
35 冨永虹七 → 23 岩岸宗志
いわては西大伍から水野晃樹にスイッチ。
元日本代表リレーだ。
【いわて③】
99 西大伍 → 29 水野晃樹
87分に差し掛かる頃。
讃岐は金井貢史の投入を決断。"NSK"に賭ける。
【讃岐③】
10 川﨑一輝 → 14 金井貢史
しかし…
川﨑を下げたことが正解だったのだろうか。
最後だから1トップに置いて決勝弾を見たかったが…
試合はアディショナルタイム4分。そこも経過。
もうホイッスルが鳴るかというタイミングとなった。
讃岐は最後の攻撃になるか…松原快晟がゴールキックを蹴った。
<つづく>
※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。
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