圧倒された試合内容であったにも関わらず、2点ビハインドを跳ね返しドローに持ち込んだ讃岐はホームに戻って第5節を闘います。
対戦相手は前年3位、僅か勝ち点1で昇格を逃した「暫定王者」鹿児島ユナイテッドFCです。
鹿児島の移籍状況
満点の補強で陣容は盤石か
まず退団した選手の一覧です。
新加入はこちら。
【移籍の特徴】
・主力選手のほとんどが残留
・満遍なく戦力になり得る補強に成功
・ほとんどの新加入が鹿児島かJ3を熟知の将
素晴らしい補強だと思います。
主力選手はほぼ残留させることに成功。
新加入の選手たちはJ3で実績のある選手か鹿児島ユナイテッドに所縁のある選手。
まさにJ3を抜け出すために作られた盤石の布陣です。
鹿児島の状態
これぞ本当の強さ?
ここまで讃岐と同じ2勝1分1敗で、得失点差で6位につけています。
鹿児島の試合は3試合ほど観たのですが、本調子には程遠い印象でした。
中盤の選手たちがボールを奪われる場面も多く、正直観ていて危なっかしい。
鹿児島の闘い方
現時点の鹿児島を牽引するのは…
鹿児島といえば迅速な攻守の切り替えと丁寧なビルドアップ…速攻遅攻を使い分けるチーム。そんな印象です。
しかし、直近の鹿児島はビルドアップがうまくいっていないのでサイドへのロングフィードが多くなっている印象です。
今は薩川淳貴選手にボールが集まります。
ドリブルで斬り込める。スルーパスも上達。クロスにはもともと自信を持っていたはず。
今や鹿児島の攻撃の中心はさっつーになってる感じを受けます。
攻守の切り替えの速さは健在。
これがあるから何とか勝ち点を拾えてるんじゃないでしょうか。
守備も割とガッツリ引きます。
4-5-1のブロックでロメロフランク選手を起点にカウンターに入る場面がよく見られました。
ビルドアップは昨年同様、木村祐志選手あたりが最終ラインに下りて3バック化。両サイドバックを押し上げて数的優位を保とうとします。
ハイプレスも相変わらず鋭い。特に左サイドハーフの五領淳樹選手は要注意です。
現時点での最適解?
布陣は4-2-3-1で、メンバーも前節と同じではないかと思います。
昨季15ゴール3アシストと大活躍した有田光希選手の状態が今ひとつ上がってきていない印象。
現状ではポストプレーが得意な鈴木翔大選手を1トップに据えるのが良さそうです。
【予想スタメン】
主な選手の一覧はこちら。
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見どころ
今節もvs元かまたま戦士に注目
主力FW不在のなか、攻撃を牽引してるのは前述の通り薩川淳貴選手だと思います。
さっつーをいかに抑え、いかにボールを奪ってその背後を突くかがポイントになりそう。
前節の重松選手に続いて元かまたま戦士・さっつー との攻防は今節の重要なカギとなるでしょう。
不調なら狙うしかない
ハッキリ言って岡本選手はかなりのスランプ状態ではないかと思われます。
彼を休ませる選択肢もありそうですが、大嶽監督の信頼も厚いのでしょう。
また、若い選手なのでうまくいかない状態で下げるとメンタル面で悪影響があるかもしれない…そんな配慮もあるのかもしれません。
讃岐としては心を鬼にしてここは狙うべきだと思います。
厳しくチェイスしてパスミスを誘い、ショートカウンターを発動させたいところです。
鹿児島のキーマンは…
今や攻撃の中心となっている5番 薩川淳貴選手。
讃岐攻撃陣をしっかり迎撃したい23番 岡本將成選手。彼の出来事が勝敗に大きく影響してくるのではないかと思っています。
讃岐のキーマンは…
8番 森勇人選手。
岡本選手をチェイスして出たボールをインターセプトしてショートカウンターを発動させてほしい。
前節途中交代の悔しさをここで存分に晴らしてもらいましょう。
もう1人は14番 金井貢史選手。
薩川選手からボールを奪い、高精度のアーリークロスでアシストを期待。もちろん守備面での貢献も期待です。
あと、中盤の守備…ダブルボランチの守備も注目したいと思います。
1点目はキミだ!
前節は驚愕の複数得点!奥田雄大選手が移籍後初ゴール&AT同点弾を決めてくれましたねー!
奥田選手、このコーナーでは結構マークしてたんですが…(苦笑)。
今節はこの3選手を選ぶことにしましたー。
勝敗予想はFootballLABの対戦シミュレーションコーナーがまだ整ってないので今回もあたしが担当します。
お、マジか。讃岐勝利とは!
チーム全体としてはまだまだ調子が上がってきていない印象の鹿児島ですが、個の能力の高さはJ3屈指です。
ここでの勝利はチームに自信と活力をもたらしてくれるはず。
2019年以来のホーム3連勝、是非とも達成してもらいたいところです!
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