「悲しむ朝に」 A YS横浜戦(中編) | がめがま。

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試合は讃岐がボールを握り、YS横浜が5-4-1で待ち構える展開が続く。


YS横浜は3-4-2-1といいながら、5バックで構える時間が長い。

守備的に構えてボールを引っ掛けてビルドアップ、サイドに展開しようとしていた。


しかしボールを握る讃岐のペースで試合は進んでいく。




開始7分、讃岐はコーナーキックを獲得。

右からのコーナーを蹴ったのは溝渕雄志。

 

そのクロスに右足一閃、青戸翔ーーーっ!!

 



 

火を噴くような弾道でゴールの隅に突き刺さるシュート!!








讃岐先制だぁ!!



 

これは幸先いい!

わーいわーいとグータッチで喜んでいたら…

 

 

 

え?

 




 

 

何でロングボールがこっちへ放り込まれる?

柳雄太郎がこれを追っている???

 

どうやらファウルがあったらしい。

(際どかったがPA内でゴールに直結するプレーだったのでハンドの判定となったようだ)



 

気を取り直して…

 

讃岐は川﨑一輝が右サイドから斬り込んでシュートにいくが大きく逸れてしまう。

 

 

 

讃岐はハイプレスからのショートカウンターも狙いとして持ち合わせていた。


このハイプレスにYS横浜は手を焼き、なかなかボールを敵陣へと運ぶことができない。

 



YS横浜はビルドアップにこだわりつつも局面打開の意図か、時折ロングボールを讃岐の最終ラインの背後に落として河辺駿太郎のスピードに任せるカタチを狙っていた。


しかしこれも讃岐守備陣がしっかりと対応。


ただ…対応はしているのだが、蒸し暑いこの日の空の下、CBが何度もこのロングボールに走らされていたのが少し気がかりだった。


ま、杞憂かな(笑)?

ハイプレスで押し込んでいる讃岐のYS攻略は時間の問題かと思われた。



 

20分、讃岐は溝渕雄志が柳雄太郎に倒されてフリーキックを獲得。


すぐにミゾが蹴って岩本和希にパスを出すと、岩本はペナルティエリア内へとロングパスを送り込む。



 


そのパスが松本孝平に通るっ!

 




 

 

孝平は胸トラップから振り向きざまに倒れ込みながらシュート!!

 

 




 

ゴール隅を狙った強烈な一撃だったが、佐川亮介がこれをビッグセーブ!!





うぬぅ…決まったと思ったのにぃぃぃー!!

 

 

 

飲水タイムを経てYS横浜は新加入のロリスティネッリと河辺駿太郎を2トップとした5-3-2で構えてきた。



 

 

ボールを手に入れると、右ウイングバックの柳雄太郎が高い位置を取る。

 

ビルドアップから右サイドへ展開したいYSの攻撃は讃岐守備陣が冷静に対処していた。

 

しかし讃岐も讃岐でショートカウンターをなかなか完結させることができない。


40分には右からのコーナーキック松本孝平がヘッドを合わせたがジャストミートには至らず。

 



プレスをかけて1vs1に持ち込み優勢だった讃岐だけに、5-3-2のYS横浜に対し、讃岐も布陣をスライドさせて、より1vs1を生み出しやすい4-2-3-1的な可変があっても良かったと思うが…。


(こんなイメージ)


優位に進めていた前半で圧倒することも得点することもできなかった。

 

讃岐はこの前半無得点が結果的に痛かった。



 

試合は後半戦へと入っていく。

 

YS横浜は悪い流れを断ち切ろうと2枚替えを敢行。

 

【YS横浜HT】

49 ロリスティネッリ → 2 花房稔

7 神田夢実 → 14 菊谷篤資

 

ここでYS横浜は前半途中から使っていた3-3-2-2を若干変化させてきた。

 

2トップの一角に入った菊谷篤資を少し下へ配置して河辺駿太郎と縦関係になるような配置を見せていた。

 


 

先制点の欲しい讃岐は松本孝平のヘッドに合わせるようセットプレーやクロスから狙っていくがゴールネットを揺らすことができない。

それどころか決定的なシーンも創り上げることができなかった。

 

61分、讃岐は2枚替え。戦況に関係なく、予定通りの交代か。

 

【讃岐①】

18 青戸翔 → 17 後藤卓磨

15 岩本和希 → 20 下川太陽

 

ここからギアを上げたい讃岐だったが、YSも乾坤一擲、虎視眈々とチャンスを窺っていたのだった。




<つづく
※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 
 
 
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