今季初の3連敗を喫した讃岐はここからJ2降格組とのアウェイ連戦。
まずはSC相模原との対戦です。
SC相模原の状態
開幕前は優勝候補の呼び声高いチームでしたが、コロナの陽性判定者が続出。状態が上がらないまま低迷した結果、高木琢也監督が解任されました。第9節からアカデミーの監督を務めていた薩川了洋さんが監督となり、指揮を執っています。
このタイミングで上のカテゴリーから3選手育成レンタルで獲得しています。
これが奏功して北九州戦、今治戦と3得点を奪って連勝。前節は敗れましたが3試合で7得点はなかなかの脅威です。
遂に状態が上がってきた、と言えます。
予想スタメンとフォーメーション
北九州戦からここまでの3戦、フォーメーションは４－４－２で固定。それどころかスタメンまで固定しています。
ただ、前節は水曜日。中2日で臨むこの試合はさすがにスタメンを変えてくると予想します。
育成レンタルの3選手を起用してくると予想。
サイドバックは左も変えてくるかな？
主な選手の一覧はこちら。
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SC相模原の闘い方
守備は４－４のブロックをスライドさせて対応します。何試合か観た感じだと、割と低いライン設定で構えることが多い気がしました。
ビルドアップの際にはボランチの一角が下りてきて3バックっぽく構えてサイドバックを押し上げます。
ボールの配球は鎌田次郎選手が中心になっていました。主にサイドバックに繋ぎ、そこから前線でラグビー選手のような佇まいの加藤拓己選手がボールを収めます。加藤選手から右サイドハーフの藤本淳吾選手に預けて攻撃が始まります。
彼のプレースキックは警戒が必要です。一昨年に対戦した時もかなり手を焼きましたからね。
そこからサイドチェンジしたりクロスを上げたりして船山貴之選手で仕留めるイメージなんでしょうが、先の育成レンタルで獲得した加藤拓己選手も武器になりそうです。
ただ…まだ今一つ「これ！」という闘い方が定まってない感じを受けます。
見どころ
①決めるべき人が決めるかどうか
相模原で注意したいのは前述の加藤拓己選手。
身体が強く、それでいてボールの受け方が巧い、危険なストライカーです。
相模原に合流して3試合ですが、既に4得点に絡んでいます。この選手をいかに食い止めるか。
讃岐は讃岐で相模原に「恩返し弾」を狙う手負いの松本孝平をいかにフィニッシャーに持っていけるか。
負傷もあり、相手のマークも試合ごとに厳しくなってきています。前節はシュート0。
1.5ヶ月遠ざかっているゴールを獲ってチームに勢いを与えたいところ。
【キーマン】
相模原 加藤拓己選手
讃岐 松本孝平選手
②セットプレー
加藤拓己選手以外に警戒したいのは10番の藤本淳吾選手。J1で鳴らし、日本代表にもなった彼の最大の武器はプレースキック。もちろんJ3屈指の精度と視野の広さを誇ります。セットプレーを取りに行く闘い方もしてきます。このストロングは出させないようにしたい。
また、藤本選手には厳しい守備を徹底しておきたいですね。
一方の讃岐は前節もセットプレーをモノにできず。
ここは是が非でも獲ってもらいたい。
相模原が低迷したのはもちろんコロナ禍でのコンディション不良が最大の原因だと思いますが、それ以外に理由を挙げるなら、DFの寄せが甘いところかと思います。
また、GKの圍謙太朗選手も2018年に福岡在籍時に対戦した頃に比べると反応が鈍いような気がして…
最後まで諦めずに詰めることが重要じゃないかと思います。
【キーマン】
相模原 藤本淳吾選手
讃岐 後藤卓磨選手
③讃岐のハイプレス
相模原はJ1で活躍してきた鎌田次郎選手を軸にビルドアップで試合を組み立ててくると思うので、讃岐はハイプレスでプレッシャーをかけたいところです。
高い位置で奪ってしまえば加藤拓己選手も藤本淳吾選手も関係ありません。ハイプレスで相模原を混乱させたい。
【キーマン】
相模原 鎌田次郎選手
讃岐 川﨑一輝選手 吉井佑将選手
この選手どう？
今節、チャンスを与えてほしいオススメはこの選手です！
小山聖也選手です。
結構出場はしてますが、このところ出番も減少気味なので…。
讃岐の今節の重要なポイントは高い位置でボールを奪うことだと思ってるので、ハイプレス隊の一員として、そしてフィニッシャーとして期待します。
まずは連敗脱出、頑張って走ってもらいましょう！
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