今季から讃岐は「地域に根差した育成型クラブ」に舵を切り、「クラブに関わるすべての人たちを大切にして、地域の人たちと感動を共有する」という、クラブ理念を掲げています。
トップチームは大幅に若返りを図り再編成されました。
「地域に根差した」の部分については、アカデミーなどの組織の充実も不可欠です。
ここの部分は今季より前からある程度充実していて、2018年に現在トップチームに所属している澤田健太選手擁するU-18は悲願のプリンスリーグ四国に昇格を果たしました。
初年度となる昨年は9勝4分5敗の4位と健闘。
今季はと言いますと、現在3戦消化して2勝1分。
残念ながら3連勝を逃したんですが、まだ3節とはいえ現在首位です。
次節は9月26日。昨季は上のカテゴリー・プレミアリーグWESTを闘っていた強豪・愛媛FCU-18との対戦。うーっ観たい!観たいんですが無観客試合…。
試合の詳報が欲しいのでオフィシャルのスタッフの方、これを読まれていたら是非よろしくお願いいたします!
☆三---………
順風満帆で滑り出したU-18とは真逆の状況にあるトップチーム。
前節は何が何でも勝利が欲しいなかでスコアレスドロー。
力の無さを痛感させられる結果となった。
そこで気になったのは望月監督のコメント。
それは試合後のコメントと今節の意気込みを語ったコメント。
「行き当たりばったりなプレー、自分がやりたいプレーをしてしまっている選手がいる」
と批判めいた発言がありました。
事実なんでしょうけど、その選手を選んだのは望月監督なのでは?
そしてリーグも折り返し地点に差し掛かるこの時期に、まだそんなことを言っているっていうのは問題じゃないだろうか…?
そして四国新聞に掲載された今節の意気込み。
「結果を出す」
「スピードがあり、運動量豊富な選手を出したい。勝てるメンバーで挑戦する」
こんなコメントを出していた。
もう、景気づけのコメントだったらご遠慮願いたいのですが…
さて、その「勝てるメンバー」とやらを拝見しますか。
16時になり、そのスタメンをチェックすると…まんまとハメられた(笑)。
今月2度目のミッドウイーク開催。今回は中2日で長距離移動が伴う状況。
讃岐は今季一番の大幅なメンバー変更を行ってきた。
これまでチームを支えてきた「かまたま五虎将軍」でスタメンに名を連ねたのは竹内彬のみ。
アキラ兄さんも、キムホヨンの累積警告による出場停止がなかったらベンチ外だったのかもしれない。
清水健太、高木和正、重松健太郎、は帯同せず。
森川裕基は第4節以来のベンチスタート。
服部一輝は第2節、柳田健太は12節以来のスタメン出場。
神谷椋士は開幕節以来のスタメン起用で、ブラウンノア賢信はプロ初スタメンとなった。
控えにも最近チームに帯同し続けている下川太陽、久々の松本直也、杉山弾斗、浅沼優瑠の名前も見えた。
一方の長野も大幅にターンオーバー。
吉田伊吹、三田尚希、東浩史、広瀬健太らはベンチ外、川田拳登もスタメンから外れた。
長野も大きく若返ったが、讃岐は平均年齢24.6歳。
おそらく讃岐史上最も若いであろうスタメン。
そして在籍年数も2018年の夏に加入した竹内彬が最古参となるスタメン。
かまたまYoug Gunsは未来へ続く闘いを、そして勝利を見せることができるのだろうか。