三拍子ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
メカニック店長の飯田です。
昨日クランクケースを降ろした77XLH。
オイルポンプのオーバーホールにかかります。
カムギアケースを開けて、オイルポンプを抜きます。
取れました!
上に見えるのがギアで駆動されている4本のカム。
なんという贅沢。
アイアンスポーツは、バルブ1本にごとにカムシャフトが用意されているのです。
位置がずれると大変なことになるので用心して進めます。
とか良いながら、カムの状態もチェックしたいので分解します。
オイルポンプをバラしました。
77年式からはトロコイドタイプ2層構造になっています。
76年式までとは構造が違いました。
オイルタンクからオイルを引っ張ってくるポンプと、主要各部へ送り出すポンプです。
どちらも減りや傷はまったくありませんでした。
チェックバルブの作動チェックとシール類を交換して組み付けます。
ギアケースも組み立て完了。
やりだすと“ガー”っと集中する質なので、途中の画像を忘れてしまいました
乗せる前にフレームをきれいきれいしておきます。
シリンダ&シリンダヘッドが加工から戻るまでしばし休憩です。