三線の準備をする私を不思議そうに遠巻きに見つめるいがぐり頭の少年が1人…、
と思ったら、3人でした。
なんでみんなでお揃いの服で同じ髪型なのよ!
最初に遠巻きに見てた子がどの子かわかんなくなったじゃないの!
子どもさんは民謡や民族楽器なんて縁遠い、と思っていた時期もあるけれど、意外とそうじゃない のよね。
見たことない形の、面白い音の出る道具…というように見えるのか。けっこう興味持って近くに見に来てくれるのです。
触りたーい触りたーいと寄ってきてくれたので、構え方を教えて持たせてみた。
沖縄じゃ、このくらいの子でも弾くんだよな。
大きい少年は、私の演奏を見て、手まねをして左手を運指していた。
おお、と感慨深かった。
彼には、将来音楽家になって活躍する呪いを、密かにかけておいた。
違う三線を触った翌日はいつも、マイスピリット(レギュラーの三線を私はこう呼ぶ)がいい音を鳴らしてくれない様な気がする。
実は昨日、飲み会に三線サークル「あしびなー」の発起人酒井くんが来ていたので、急遽かくれ家 に預けてあるウッド三線を持ち出して合奏したのでした。
スピリットはウッド三線に嫉妬しているのだろうか?かわいいやつだ。困ったやつだ。
どうにも音にキレがなく、ぼんやりした音しか出ない気がしてならなかった。
自然、声もハリを失って、細々と伸びない唄になってしまった。
まいったなあと思っていたが、上記のお子たちに触ってもらって、スピリットも気を良くしたのか、普段のピンと角の立った良い音が鳴るようになった。
ありがとう、自覚できないだろうパワーをその小さな体いっぱいに秘めた人たちよ。
将来音楽家になりますように。