車輪の一歩 | 3atuki6のブログ

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慢性疼痛に見舞われた男の日々のつぶやき。スミマセン、愚痴の吐き出し場です。同じような思いでいる人、います?

今朝も椅子に座りこれを書いている。

 

明確に悪化、夜中痛みで目覚めそれから寝直せず。家事再開(食事後の片付け)が原因なのだろう。絶対に外せない営みが元凶な場合、一体どうすればいいのか? 整体の先生は「動きながら改善できる。動き方を自分で模索するしかない」と言うけれど、1年以上それが見つからない。

 

左足親指、まるで変わらず。痛がゆい。だけは元に戻ってくれたのか? ありがとう。

 

 

昨日は「男たちの旅路」(車輪の一歩)という山田太一脚本のドラマをyoutubeで見つけた。1979年作。「バリアフリー」なんで言葉もなかった時代に生きる車椅子生活者を通して「障害者が抱える問題」に切り込んでいく作品だ。

 

階段はもちろん、石段が1段だけでも「他人の力」を借りないと上り下りできない。電車は「付き添い」がいないと乗れない。タクシーも乗車拒否される。住むところにさえ苦労する……車椅子生活者を取り巻くこうした現実は、「健常者」にとっては想像もできないのだろうな。なぜなら全て「当たり前」にクリアできることだから。

 

オレもこんな状況になる前にこのドラマを見たら、感動して考えさせられたとは思うが、無意識にどこか「上から目線」で「同情」して済ませてしまっていたかもしれないよ。一言で言えば「他人事」

 

でも、昨日は(ほんと、そうだよ、その通りだよ)と「共感」しながら見ていた。

 

「そう! 外を自由に歩き回りたい(動き回りたい)」

 

んだよな。人を気遣うタイプであればあるほど「迷惑をかけたくない」と家に閉じこもりがちになるけれど、本当はみんな外に出たいんだよ。

 

昨日このドラマと出会ったのは、

 

「甘えるな」という天からの「お叱り」

 

だろう、ね。

「車椅子の人たちに比べたらお前はまだ恵まれているだろう」って。

「彼らが頑張っているのにお前は諦めるのか」って。

 

長いトンネル、何度繰り返したことだろう、出口の明かりが見えたと思ったら錯覚だった経験を。今もまだ出口は見えていない。

でも、

 

終わりのないトンネルは無い

 

と信じて日々を過ごします!