星野源「ドラえもん」買いまして、今特典DVD見てニセのスキーでひと笑いして、改めてCD再生したところなんですが。
表題曲「ドラえもん」キー低すぎない?
もちろんめっちゃいい曲。
ドラえもんの世界観にこれ以上ないぐらい寄り添った歌詞で、これまでの星野源の集大成のようなサウンド。最高。
自分が特に好きなのはサウンド面で、カースケさんのドラム、長岡亮介さんのギター、ハマ・オカモトのベースという「恋」のMVでもおなじみ鉄壁・星野源親衛隊に、ちょうどいいピアノやストリングス。
イントロの空白の多い感じも、こちらの身体を動かしに来る感じ。
これぞ!星野源!
と!見せかけて、からのですよ。
間奏の「ぼくドラえもん」のメロディー。
いや、ラジオやMステとかでさんざん聴いてるんですけど、やっぱり何度聴いてもやられちゃう。
そして魔法的なことが一つ、それは間奏の「それがどうしたぼくドラえもん」の部分で、「どどどどどどどどドラえもん」と同じリズムを演奏が刻むことで、
間奏明けて以降の、例の「どどどど」連打のときも、これが「ぼくドラえもん」のオマージュであることを、これでもかと意識させられる。
正確には二回目の「ぼくドラ」は3連符だけど!
「ぼくドラ」と「どどどど」は音程も違うのに!でも明らかに「同じ」と思わせに来ている。
曲の前半は確かにちょっとドラえもん感あるかな?でもすごく「恋」や「Family Song」の延長のサウンドだな、という印象だったはずなのに、もう「ぼくドラえもん」のカバーにすら聴こえる勢い。すごい。魔法だよ、これは。
で、だから、ですよ。戻りますと「キー低すぎませんか」という。
もうちょっとキー上げた方がサビの音の抜けが良くなる気がするし、きっと「きーみーに」のところももうちょい上げても出るでしょう。
正解は知りませんし、もしかしたら読んでないインタビューとか、(最近ちゃんと聴けてないラジオとか)で喋ってるかもしれませんけど、
この曲のヘソである「どどどど」を活かす為なんだと思いますですよ。
原曲「ぼくドラえもん」のキーに合わせたのかな?と思い聴き比べましたが、違いました。
個人的に思うのは、「どどどど」の歌ってて気持ちいい高さに合わせたんじゃないか、ということ。
星野源全く関係ないですけど、こう、なんていうんだろう。奥歯全体というか、頭蓋骨全体が共鳴する声って、わかります?言葉にすると「ンヂィィィィ」みたいな「ンギーィィィ」みたいな「ンニィィィ」みたいな。これをずーっと言ってると奥歯が震えて、やがて頭蓋骨全体がこう震えて、軽くトランス状態入るみたいな。あれって要は「共鳴する音」何だと思うんですよ。
↑の話に全く共感できなかった方にも分かるように書くと、「あの「どどどど」の高さが出していて、星野源の五臓六腑に染み渡る気持ちが良い高さなんじゃない?」ってことです。
さらにさらに妄言を進めていくと、あの「どどどど」の音って、ドラムの音の高さに合わせてるんじゃないか説。
星野源も(ブルーノマーズみたいに!)リズム重視で曲を作る人だと思うんです。
で、やっぱり聴き手として、この曲で一番衝撃を受けたのは、「どどどど」と間奏の「それがどうしたぼくドラえもん」の部分なんです。
他にもサビの前半にも「どどどど」的なリズムありますよね。「何者でもなくても世界を救おう」の部分。
で、「どどどど」の何がスゴイかって、やっぱドラムの音と、星野源の声が一体になって攻めて来る感じなんですよ。
なんで一体感があるかっていうと、声とドラムが共鳴してるからなんじゃないかと思うんです。
大事なのは、ドラムは打楽器だけどちゃんと音階があるよ!という点。
だから今回は音程ごと、星野源がドラムの音の高さをお迎えにいったのではないかと、思っちゃったんだからしょうがない。
まあ、とはいえドラムの音の高さも調整できますから、真相はわかりませんけど。
曲全体のキーは低いと思いますが、でもこの高さの「どどどど」は超好きです。
P.S. 「ここにいないあなたへ」は星野源を好きになった2011年頃の感じがして懐かしくなりました。ドラムの音だけ違う!なんか「フィルム」と「湯気」のマッシュアップ聴いてるみたい。
