大阪を拠点に全国対応している安心安全安価データ復旧サービスの技術スタッフです。
USB接続のレイド製品をお使いの方は必見ですよ!
LAN接続RAIDとUSB接続RAIDが各メーカーから販売されていますが、
この違いを簡単に説明するとLAN接続は同ネットワーク上のパソコンからアクセスが可能で、
USB接続は接続しているパソコンのみアクセスが可能となります。
※パソコンを共有設定すればパソコンを介してアクセスできるようになります。
もっと細かく違いを説明すると、ハードディスクのシステムファイルの違いです。
LAN接続のハードディスクを構成ているファイルシステムはXFS(LinuxOS)が採用され、このXFSは通常のパソコン(Windows、Mac)では、ファイル形式が違うので接続しても認識されず、認識させるにはパソコンにLinuxOSを新たに導入しなくてはならないのです。
ちなみにWindowsOSの対応ファイルシステムはNTFSとFAT16、FAT32、exFAT、
MacOSの対応ファイルシステムはHFS、HFS+とFAT16、FAT32、このようになっています。
SDカードやUSBメモリーでFAT16、FAT32など見た事があるかもしれませんが、このFATは基本的に共通ファイルシステムとなっており、携帯電話やスマートフォン、デジカメ、ビデオカメラなんかもFATで構成されています!
いろいろな単語が出て頭が爆発しそうですが…
LAN接続ハードディスクは、HDDを取り出してパソコンに挿しても、認識しないよ!
って事だけ覚えておけば大丈夫です(笑)
では、USB接続RAIDのファイルシステムは一体なんなのか気になりませんか??
ずばり!パソコンに接続しているOSのファイルシステムで構成します!!
Windowsパソコンに接続し設定を行うとNTFSで構築され、Macパソコンに接続し設定を行うとHFS+で構築されるのです!
ってことはハードディスクを取り出し、パソコンに接続しても認識される!!
なので、トラブルが起きた際、LAN接続HDDより簡単に自分でデータ復旧ができる訳です!
筺体の問題で認識しない状態であれば、ハードディスクを取り出し、繋げておしまいって事ですからね(笑)
ただ…特定条件でなければこの方法は使えません。
その特定条件とはRAID1(ミラリーング)で使用していること。
RAID1は文字通り2台のハードディスクに同じデータをミラー(保存)するレイドシステムで、言ってしまえば一つのハードディスクを使用し、もう片方に自動バックアップを取っているだけなので、USB接続HDDを単体で使用しているのと変わりません。
※これはLAN接続でも一緒。
それでも自分ではどうしようもできない場合があります。
同じような障害で認識しなくなったUSB接続RAIDのお問い合わせを大阪市中央区の企業様からいただきました。
その内容はRAID1(ミラーリング)で使用し突然異音がしたようで、両HDDを取り外して確認したところ、1台が壊れもう1台は異音など無いもののフォーマットエラーが表示され、パソコンからドライブアクセスができないというものでした。
片方のハードディスクから何とかデータを復旧させることに成功しましたが、自動バックアップを取っているとは言え、そのハードディスクが2台とも故障してしまっては意味がありません…
ですのでデータのバックアップは、取れるだけ取っておくように心掛けましょう!!!
詳しい結果はコチラ↓
BUFFALO/HD-WL2TU3/R1/RAID1
メーカー :BUFFALO
型番 :HD-WL2TU3/R1(1.0TB×2台)
他社診断 :無し
症状/障害 :ミラーリングで使用し1台から異音し、もう1台は異音は無いがフォーマット表示されアクセスができない。
診断 :論理障害
復旧容量 :726GB
報告日数 :即日
気になる費用はこちらをどうぞ!→復旧費用
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