先日、長年愛用してきた
パナソニックのヘッドホンが
ご臨終になり破棄した。
ちょっとiPodなどに挿して聴く用の
軽いヘッドホンが無くなったなぁと
寂しい思いをしていたのだが、
2年ほど深夜のテレビ試聴用にしていた
JVCの激安ヘッドホンを
音楽鑑賞用に使ってみたら、
買った時の印象とはガラリ一変。
「JVC HA-RZ510」
低音が出なくてペラペラの音だったのに
なかなか締まった小気味の良い低音で、
全体のバランスもとても良く聴こえたので、
しばらくはこれを使うことにした。
2年間の毎日のテレビや映画の視聴で
エージングされたようだ。
Panasonic RP-HTX7 も
最初はペラペラの音だったのに、
数年間聴き続けていたら、ある日激変。
安くて音質が悪いと思っていても
デジタル時代になってからのヘッドホンは
ある程度のポテンシャルは持っているものだね。
やはりエージングで変わるのだなぁ。
ただし、相当に時間がかかる。
安いヘッドホンは
エージングで良い音が出始めたら
ヘッドパッドなどパーツが劣化して
壊れるということもあるだろう。
まあしかし
高級なヘッドホンは最初から良い音がするし、
細かなパーツも高級な質感なので
そういう事なのだ。