カセットテープは意外にも良い音 | ざんくのリアル小説

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ラジオにものすごいマニアックなリクエストが来て、

レコード化されてたらしいのだけれど、

オークションやメルカリなどを検索したが

現在はどこにも見当たらず。

年に一度くらい市場に出るような珍品。

YouTubeにはあるのだが、音質も悪く

著作権上もそのまま録音して流すわけにもいかないので、

作曲した音楽業界の重鎮の先生と懇意にさせていただいているので、

直接聞いて見たよ。

 

そしたら何と、

当時販売された

カセットテープならあるよとの返事。

速達で送っていただいた。

ありがたい。感謝しかない😭

 

貴重なものだし

ラジオ用にデジタル化しておこうと、

さっそくカセットでキッキで再生。

一瞬、素晴らしいイントロのメロディが流れたと思ったら、

突然ふにゃふにゃな音が・・・💦

 

やばい!と思ってすぐストップし、

取り出してみると。

 

あーっ、やっちまったぜ。

35年前のテープなので、

いきなり切れてピンチローラーに

巻き込んでしまっている💦

 

 

とりあえず修復しよう!

ということで開腹😅

 

切れたというより、

一番根元の透明テープの接着が、

劣化で剥がれてしまったんだね。

多分巻き戻した時に、

35年ぶりにテンションがかかり剥がれたのだろう😆

 

両面テープを貼り直して再接着。

 

かつて、テープを使っていた時代に

FM東京などのラジオ番組を担当していたことがあり、

職人さんの技術を見ていたので

こういうのはお手のものである。😆

テープを元通りにローラーに回し。

これがなかなか大変なんだよね。💦

 

無事に再生成功!

テープには少しダメージがあったけれど、

音楽に入る前の部分だったので再生した音源には影響がなく、

カセットテープとは思えないハイクオリティな音で再生。

ICレコーダーにも無事リッピング成功!

 

CDやレコードに比べ

音楽用カセットは音質が悪いと思っていたけれど、

いやいや素晴らしい音だった。

今でも演歌系は

カセットテープで販売されているのが良くわかるね。

 

おいらの所有しているカセットデッキは

ミニコンポ用とは思えない音だよ。

これも35年前くらい?まだまだ現役。

古いテープを再生した後は

中央のヘッド、左右のピンチローラーなど、

テープが接触する部分を必ずメンテナンス。