「不適切にも〜」最終話 | ざんくのリアル小説

ざんくのリアル小説

オリジナル小説、オーディオ・音楽、おいしいFOODなどなど

 

 

ちょっと終盤に

切れ味が悪くなった気もしないではないが、

テレビドラマなのでまあこの辺りが限界か🤣

なんやかんやで

最後まで楽しく見ることができた。

 

校長の女装癖を保護者に糾弾される場面は

いちばんツボにハマった。

今や女装は趣味であり、犯罪ではない。

それを教育に悪い、

女装をとるか好調を取るか

二者択一を迫る保護者に

「(校長)やめま〜す」と席を立つ。

ドロップアウトし

喫茶店のトイレでスーツから女装に着替えて

ドヤ顔で出てくる校長の満たされた顔。

Xにも書き込まれているが

涙袋と真っ赤な唇が

ぷっくらと妙な色気を醸し出していて

女装趣味の方に対するリスペクト感がある。

 

価値観の多様化で

何をやってもいいということにはならないが、

その先の良し悪しは個人個人のモラル。

 

山本耕史さんも

野口五郎さん譲りのギターを披露。

校長の後釜に座る昭和のイケイケおっさん、

宍戸開さんの使い方も絶妙だった。

 

難しいテーマを

なかなかうまいことまとめた

唯一無二の脚本家。

期待を裏切らない人だね。