基本的に、1000円以下で3セットの
安い弦を使ってきた。
安い弦を早いうちに交換した方が
常にフレッシュな音だろうと考えていたからである。
実際そう言う考えも間違いではないと思うけれど、
最近、プロギタリスト(ほんとはベーシストなんだけど)の「I」さんが、
エリクサーのコーティング弦しか使わないと言っていて、
その理由が、3ヶ月〜半年くらい張り替えなくていいし、
その方が得だからと・・・。
しかもその間、ほとんど緩めたこともないらしい(ノ゚ο゚)ノ
「I」さんが使っているアコギは確か
新興メーカーの洋物の高級エレアコだった気がするけれども、
ライブで何回か聞いた感じでは、
DIだけで実に素晴らしい音質。
ギターメンテには無頓着と話していたけれど、
おいらが常日頃気を使っている
(弾かない夜間は4〜6弦を少し緩める)
(弾いた後は弦を一本一本専用クロスで拭く)
などなど、コーティング弦は
そんなに気にすることはないのかなぁと感じたよ。(゚ー゚;
まあでも、標準チューニングで張りっぱなしにすると
ネックの順反りはすると思うんだけれどね。(・・;)
クラシックギターの方々は1年以上張りっぱなしが当たり前らしいが、
これはチューニングの安定性の問題と、
ギターの構造上の違いらしいね。
アコギも、いちいち緩めると細い弦は切れやすくなるので、
ざんくは太い弦だけ緩めるけど、
厳密にいればネックのねじれの問題も影響する?
まあ、気にしだすとキリがない(・_・;)
音楽を楽しむものなので、
あまり神経質になることもないかな。
エリクサーのコーティング弦はアコギの弦の中でも最高級で、
まあ、アマチュアがそこまでのものを使わなくてもいいんじゃないか、
と、思うのだが、
そこそこ良い弦も使ってみようかと
ギブソンJ-45/50 と マーチンD-18 に
新しいピックアップを搭載したついでに張ってみた。
J-45/50 には「DEAN MARKLEY」。
D-18には「D'Addario」。
いずれも標準的な太めの弦で、
良い弦と言っても@1,000以下/セットの普及価格帯のもの。
しかし、ギターマニアの相方が
「おおっ、すごく良い音になりましたね」
とすぐに反応するほどの激変ぶりで、
生音や新しいピックアップとの相性もバッチリのようだ。
「D'Addario:85/15アメリカンブロンズ」は
マーチンのブロンズ弦とともに多くの人が使っている定番弦と言っても良いだろうけれど、
「DEAN MARKLEY/ブルースティール フォスファーブロンズ」という弦は
使っている人をあまり見たことがなく、
たまたまお試し価格のものを買って使ってみたら
その音の良さにびっくりしてしまったよ。
元々は結構高価な弦なので、お試し価格のものがまだあったら
買っておこうと思う。
「DEAN MARKLEY」が安く手に入らなきゃ
今後はしばらく「D'Addario」かな。