妙に厚い本なんです。

図書館で、なんともなしに眺めていた棚に入っていました。

語り口が面白くて借りちゃった。

カラスの研究者の書いた、ちょっと軽めの本という感じです。

厚いけど、紙質のせいなのかな、軽いです(395頁ですが)。

 



日本でよくみかけるカラスはハシブトガラスで、河川敷にはハシボソガラスがいることとか、鳴き声が違ったり、餌も違ったりするのは

びっくりです。(ハシブトガラスは、くちばしてがっつんがっつん行くらしいです。マヨネーズとか大好きで、マヨのボトルを拾って、がっつんがっつん穴をあけて、幸せに食べてたりするみたい。ハシボソガラスは、器用に石をひっくり返していろいろ探して食べたりするんですって。イメージが違うわ~)

外国では、こんなに都会にカラスがいるわけではないのだそう。

むしろ山の鳥??ってびっくりです。

 

カラスの寿命についても書いてあって、結構長いらしい!

ハシブトガラスで平均20年くらいでは、と書いてあって、犬より長かったりするんだ!と思ったりしました。

(ロンドン塔で飼われていたワタリガラスが60歳を超えたという報道があるって・・・・すごい)

カラスは一夫一妻制だとか、いろんなことが書いてあって、

読む片端から忘れそうなんですが、ちょっと面白くて、GWに

読みふけってしまいました。

 



ちなみに、読んでいて一番見てみたくなったのは、ワタリガラス(Raven)です。

日本だと、知床に越冬で100羽位しかいない大きなカラス。

イギリスの小説に出てくる烏は、このRavenみたいなのです。

・・・イメージ違うはずだ・・・

 

なんだかイギリスに行きたくなりました。ロンドン塔にいるのかな?