先日の晴れた日に、南大菩薩(大蔵高丸、大谷ケ丸)に登ってきました。
大菩薩から南に下がった小金沢連山の一角にあるこれらの山々は、登山口までが遠いので、車で行くかタクシーになのです。
というわけで、なかなか歩けないこともあって、とても楽しみにしていました。
登山口には何台か車が止まっていましたが、それほど多くもなく、
最初の展望のある場所ですれ違った方がいるくらいで、
下山するまですれ違った登山者は一桁で、本当に静かな山行に
なりました。
(あ、でもずっとクマ鈴を鳴らしていた人と一緒だったので、静かな気がしなかったかも~)
大蔵高丸の富士山の眺望は、こんなに大きいんだと、そのどっしりする山容に息をのみました。
まだまだ黒い山肌でしたが、見ているだけで楽しい。
そして、南アルプスがずっと雲海に浮かんでいる風景に、
うっとりするほどでした。
で、今回の山旅はそこからがメインなのです。
少し登ったり、下ったりしながらゆっくりと歩き続けます。
それほど急な高低差はないので、安心して歩け、また標識もしっかりしていて安心な感じの道が続きます。
途中、マツムシソウや吾亦紅が咲く草原を抜け、そこから先は下り基調の縦走です。
少し行程が長いので、膝が少し痛かったけれど、下ってしまえば大丈夫でした。
(足を真っ直ぐにおろしていないと、痛くなってしまうのです。サポートタイツを買うべきか、悩みます……)
いつか滝子山へ下りてみたいけど、そのためにはもうすこし歩けないとだめかしら。
秋の山を一足先に楽しんだ1日でした。