オーディブルでママ友からおすすめされて聞きました。

 

今は人の死を看取る経験が少なくなり、両親程度になって、人の「死」について誰も実感を持てなくなっていることや、実は人が死ぬことはかなり大変なこと(本人にとって苦痛という意味で)ということから入るのですが、確かに・・と思いつつ聞きました。

 

そして、病院での措置が、必ずしも本人にとって必要なものではなくても、死の覚悟が家族にできていないと、あるいは「死に目に会う」ために措置を取らざるを得ないことがあることなど。

そして、死に目になってから、焦って措置を取ってもらうのではなく、できる時にあって、話をして、気持ちの整理をつけておくことが必要なのだと、実感しました。

 

ここまででも、かなり衝撃的な内容だったのですが、後半は脳死や尊厳死の話もあって、(あの1日で回収になった「人生会議」のポスターの話もありました。)かなりおなか一杯になりました。

 

ともあれ、夏の間に母に会いに行かなくちゃ、と思いつつ、自分のことについても、書き残すことが必要なのね、と思っています。

 

オーディブル、電車や散歩しながら聞くことができるのが何よりです。ちょっと読み飛ばしてしまいそうな本でもじっくり聞ける。

ただ、時間がかかるんですよね。(1.4倍速くらいで聞いています。)あと、さっき聞いたところ、もう一度・・みたいなときはやりづらい。悩ましいです!