実はCozyさんにはるかさきに読まれてた「蜜蜂と遠雷」
ただ,Cozyさんには要約の能力はまだまだらしくて
(喜ぶべきか悲しむべきか)
感想を聞いても,だったのでした。
蜜蜂と遠雷 1,944円 Amazon |
でも,それでよかったと読んだ後に思いました。
この本,音楽が聞こえてきそう。
この間,「羊と鋼の森」で調律師さんの本を読んで,
この本はピアニストの本。
音,が音楽,に変わっていく瞬間をとらえている本でした。
登場人物がそれぞれ主人公になって、章ごとに入れ替わり、色々な曲を聞いている気がします。
実際にピアノを聞いたら、私にはわからないと思うのですが、この本を読んでいるうちは、まるで
コンサート会場でピアノ曲を聞いているような
気持ちになれました。
どれだけやれば、できるようになるのかは
ブロ友さんの記事を拝見しても不安ばかりですが
もう少し、頑張ってみたいと思えました。
そうしたら新しい景色が見えるのではないかと。
小説ならではの音楽の本でした。