僕は女性の「格好いい」ポートレートが好きでよく撮っているのですが、女性ポートレート以外でちょっと新鮮？な体験をしたので紹介します。
先日、わずかですが、白ホリで男性のポートレートを撮影する機会がありました。
モデルは「ほんのり大森南朋」風の、シャイなイケメン。ただ、彼はカメラマンであって、モデルとしては完全に素人。凝ったポーズなどできないので、首の傾きだけを指示しました。
一灯ライティングで1分程度での撮影でした。
そこで撮れた数枚の写真を見て驚きました。光がやや回り気味の柔らかな写真でしたが、それでも、今までたくさん撮ってきた女性モデルさんの「格好いい」写真が全部「可愛い」写真に見えてしまうくらい、全く以て別次元の「格好いい」オーラを発していました。なぜだろう、みたいな理屈を考える余裕も与えない圧倒的なオーラでした。
写真をアップできないのが残念なのですが、女性の「格好いい」写真を追求しているカメラマンの方、機会があればぜひ「一灯」で「男性の写真」を撮ってみることをお勧めします。女性ポートレートに対しても新たなイメージが生まれると思うし、「格好いい」の新境地を垣間見れると思います。
Marrakech, Morocco, 2008
Nikon U 35mm F2 Tri-X