。何が変わっているかと言うと、まず、演奏のテンポ。
むちゃくちゃ遅い!
作曲家が書いた指定のテンポよりも、明らかに遅いと思われるのです。
しかし、チェリビダッケしかなしえない世界があるのもまた事実で、曲の構造が見渡せ、しかも細部が詳細に描き出されているのは見事としかいいようがありません。
テンポの問題にしても、チェリビダッケいわく、「テンポというのは速さでなく、響きの豊かさで決まるもの」だから、彼にとっては、ごく自然なテンポということになるのでしょう。
そんなチェリビダッケが残した強烈な言葉があります。
「良い指揮者とか、悪い指揮者といったものはない。悪い指揮者は、すでに指揮者ではないのだ
」これは、チェリビダッケ以前に、ハンス・フォン・ビューローという指揮者が言った言葉、「悪いオーケストラはない。悪い指揮者がいるだけだ。」という言葉に対して語ったこととされています。
それにしても強烈ですよね。
悪い指揮者は、もはや指揮者ではないとのこと。
まぁわかる気もしますが・・・。
これをいろんな職業に当てはめると・・・
「悪い医者は、もはや医者ではないのだ。」
「悪い料理人は、もはや料理人ではないのだ。」・・・
いくらでも出てきます。
別のいい方をすれば、二流のプロなど存在しないということを言っているのでしょう。
一流じゃなければプロじゃないよ。
そういうことだと思います。
世界中の人を敵に回しそうな気もいたします。
とりあえず、指揮者でいられるように、日々精進していくことしかありませんね。
★チェリビダッケについて詳しく知りたい方は・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B1
★チェリビダッケを映像で確認したい方は・・・
http://www.youtube.com/watch?v=CCCV2nms1_o&list=PL7EDC2930F946F6FC&index=1