透析を30年続けている彼。

今は「残りの時間をドラムに使う」と決めて、
毎日ドラムを叩いています。

そんな彼の音楽の始まりは、

小学2年生。

お姉さんがピアノを習っているのを見て、
自分もピアノを始めたそうです。

中学生になると、

新聞配達のアルバイトでフォークギターを買い、
そこから一気に音楽にのめり込んでいきます。

中学3年ではロックに転向。

高校ではロックギターに夢中になり、
文化祭ではバンドで演奏するような日々。

ただその頃から、

ずっと気になっていたのがドラム。

本当はやりたかったけれど、
家で練習できる環境がなくて、

できなかったそうです。

そして19歳。

大学に入ったタイミングで、
どうしてもやりたかったドラムに転向。

バンドを組み、

ライブハウスに出て、
音楽にどっぷり浸かる毎日。

家に帰らないことも多くて、
友達の家や彼女のところで過ごしながら、
とにかく音楽中心の生活だったようです。

そんな話を聞いている中で、
ある日、

ふと映画の話になりました。

「最近、何か映画見た?」

そう聞いてみたところ、

「映画は全然見いひんねん」

とのこと。

じゃあ最後に見た映画はなに?

と聞いてみると、
しばらく考えて、

出てきた答えが――

「E.T.」

衝撃!!!
そんな人いる~~???

 

思わず吹き出して、

爆笑しました。

調べてみると、
E.T. は1982年公開。

今から40年以上前の映画です。

ちょうど彼が19歳、
ドラムに転向した頃。

たぶんその頃に見たのが、
最後の映画なんだと思います。

それ以来、

映画は見ていない。

44年、

映画を見ていない人。
 

ウソでしょ?って。。。

それが私の素直な感想です。(笑)



でも同時に、
それだけ音楽に没頭してきたんだなとも思いました。

私とはまったく違う時間の使い方。
まったく違う生き方。

こういう人がいるんだ、

という新鮮な驚き。

人って本当にそれぞれだなと、

あらためて感じました。

そして、
そんな風に一つのことに夢中になって生きてきた人って、
やっぱり面白いなと思います。

 

 

 

by.Red Beat