ドラマを観ていたら思い出した話 | 染井的趣味ライフ

染井的趣味ライフ

ドール沼の住人による、ドール沼のブログです。主にカスタムのメモにしていく予定なので、素体写真をあげていきます。ドールや生首や真っ裸が苦手な方はご遠慮ください。ドール以外に介護日誌と小説を始めました。

ドラマ『コウノドリ』第二期の五話で取り上げられたIUFD 子宮内胎児死亡。

実は染井、母の胎内で「死んでます」と宣告されたことがあるようです。


以下、染井が母から聞いた話。


妊娠七ヶ月目の検診で、医者から唐突に「お腹の中の赤ちゃん、死んでますね。すぐに出してください」と言われ、母は仰天したそうです。

初産でもあり唐突な宣告にショックが大きく、家に帰ってから三日三晩泣き続けたそうです。

しかし四日目の朝、僅かながら胎動を感じた母は、自身の母(染井から見たら祖母)に相談しました。

すると「母親のお前が生きていると言うなら間違いない、お腹の子は生きている。別の病院で診てもらえ」と言われたそうです。

取るものとりあえず別の産科病院に駆け込んで診てもらったところ、あっさり「生きてますけど?」と言われて拍子抜けすると同時に、出産まで診てもらえないか打診したそうです。


結局、染井は今で言うところのセカンドオピニオンを受けた病院で予定日から遅れること十日、障害児として産まれました。

この話をしながら母はふと言いました。

「もし最初の病院の診断を鵜呑みにして、さっさと出していたら『お子さん、障害児ですよ。まだ息があるけど産まなくて良かったじゃないですか』とか言われてたのかね?」

人間の運命って、本当に紙一重ですね…。


最初の病院の誤診は、恐らく染井が胎児だった頃から死んだようにおとなしい子供だったせいでしょう。

染井は子供の頃、生存確認をされるぐらいおとなしい子供でした。

赤ん坊の頃はあまりにも静かに寝ているため、よく呼吸の有無を確認したと母が笑っておりました。

幼稚園や小学生の頃、祖母の家に遊びに行って一人遊びをしていると襖が開いて伯父さん(祖母と同居していた母の兄)が覗くことがありました。

当時は意味がわからなかったのですが、今考えるとあまりにも静かに遊んでいるので、伯父さんが思わず襖を開けて生存確認をしていたんでしょうね(笑)


※染井が産まれたのは40年前の話なので、今ではこんな雑な誤診は無いと思います。ですが、少しでも診断に疑問を感じたらセカンドオピニオンを受けるのも大事かもしれません。


そういえば五年前に母が脳梗塞で倒れた時、父と一緒に医者から母の体調などを色々聞かれたことがありました。

その時、母の妊娠と出産の経験についても聞かれたのですが、父は母が一度流産していると思っていたようです。

え? それって染井が七ヶ月の時の死産宣告の話じゃね?と思って言ったのですが、父は腑に落ちない様子。

確証が無かったので後日、母に聞いてみたところ驚くやら呆れるやら…。

染井の考え通り、父は『死産宣告→実は無事で出産した』経緯を『第一子死産→新たに第二子を妊娠出産した(←父の中で染井は第二子?)』と考えていたらしいです。

…バカなんですかね?

男の人ってこの程度なんですか?

それとも父は父なりにショックを受けて、記憶がゴチャゴチャになってしまったんでしょうか?

ちなみに父は染井と染井の弟の誕生日がわからなくなるようです。

染井と弟は生年月日の年と月が違うのですが、日は一緒で毎年「今日は…どっちの誕生日だ?」と聞いてきます(笑)

年も年だし痴呆を疑ったこともありますが、染井が物心ついた頃からこんな感じの人なのでデフォだと思われますぼけー

※父のエピソードは前にブログで書いたかもしれませんが、どうしても確認ができませんでした。ブログを見ようとすると、途中でホーム画面に飛ばされてしまうのでムキー←何度かやっても見られず、ちょっとイラついてます。