答え合わせ怪談①通路 | 染井的趣味ライフ

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ドール沼の住人による、ドール沼のブログです。主にカスタムのメモにしていく予定なので、素体写真をあげていきます。ドールや生首や真っ裸が苦手な方はご遠慮ください。ドール以外に介護日誌と小説を始めました。

相変わらず家事に追われている間に夏が終わってしまうわ、ブログは更新しないわあせる

今年は雨が多くて…とは言ってもやはり夏。

暑さに弱い染井は少々、グロッキー気味でした。

閑話休題。


染井の実際に体験した怪異には、実はパターンが2つあります。

1つは今までブログにアップしてきた「本当に体験した怪異」のような、体験はしたものの原因がわからず仕舞いだったもの。

もう1つは体験した後、数年経って原因がわかってしまうもの。

個人的には原因がわかると、もう一度ゾッとすることになるので答え合わせしてしまう怪異の方が怖いのですが、相変わらず薄ボンヤリとした体験なので聞き手にはまどろっこしく感じるかも…?(;゜∇゜)

気長にお付き合いくださいませm(__)m


高校の修学旅行で戦争関連の資料館に行った時のこと。
(先方にご迷惑がかかるといけないので、どこなのか明言するのは避けさせていただきます。)

一通り展示を見終わった、ちょうどその時に「○○高校、集合時間です」という声がかかり、染井は集合場所の駐車場へ向かおうとしていた。

その施設は、入場するときは正面の入り口から入り、退場するときは駐車場へ直接繋がった通路がある。

修学旅行生や団体ツアーの客はその通路から退場する仕組みらしく、染井もそこから外に出ようとしていた。

すると、通路の途中に映像室を見つけた。

まだ同じ高校の生徒が展示室に残っていたので、少しだけ覗いていこうと思って映像室に向かって歩き出そうとした瞬間。

『立ち止まるな!』という声が頭の中に響いたような気がした。

…?

今のは何? ?(・ε・=・з・)?

通路に染井以外の人影はなく、どう考えても耳ではなく頭の中で聞こえた。

自分の思考とは全く違うところから、言葉がスパーンと入り込んだような感じ。

生まれて初めての出来事に思わずその場に立ち尽くすと、再び『ここで立ち止まるんじゃない!』という声が。

なんだかちょっと怖くなり、染井は一目散に出口に向かってダッシュした。

しかし、原因はさっぱりわからなかった。

ちなみにその声はその後、別の場所でも何度か染井に忠告を発している。


高校の修学旅行から10年近くの歳月が経った頃、とある実録ものの心霊雑誌を読んでいた。

読者が投稿した体験談や、漫画家自身の体験談をマンガにしている雑誌だった。

何気なく読み進めていくと、ある漫画家の体験談が目に留まった。

漫画家が知り合いの霊能力者と旅行に行ったときのマンガで、旅先の1つが例の戦争関連の資料館だった。

マンガの中で展示を見て回った二人は、駐車場への通路を歩いている途中に映像室を見つける。

「入ろう」と誘う漫画家に対し、「ダメよ!」と険しい顔で引き留める霊能力者。

「…この通路、いっぱい居るから」


…え?

えええええええええええええええっ?!ガーン

『立ち止まるな』って『霊がいっぱい居るから立ち止まるな』ってことだったの?!

…立ち止まっていたら、どうなってたの…?

ビックリしましたが、実はこの時は二度目の答え合わせだったので、幾分冷静でした(;゜∇゜)


謎の声の主については答え合わせができる日は来ないと思われます。

霊感が強い人が染井を見たら何か解るかも知れませんが、今のところ霊感が強そうな人に会う予定がないので。
(友人に何人か居ましたが、だいたい染井と同レベルか少しだけ強いくらいの霊感なので正体を見抜けた人は居ません。)

助けてくれるので、悪い人ではないということ以外はわかりません。


こんな感じのピンボケしているような体験でよろしければ、また見に来てやってくださいm(__)m

今宵はここまで(⌒0⌒)/~~