すみません、しつこくて(;゜∇゜)
全部読んでくださっている方がいらっしゃるとしたら「『足音』だけで引っ張り過ぎだろ?!」って感じですよね?
しかしこのお話、ちょっとした後日談があったので、紹介しておきたいと思います。
これまでの経緯をご存知では無い方はこちらをどうぞ。
↓
本当に経験した怪異⑧足音 後編
http://ameblo.jp/39ra-510dama/entry-12285840628.html
染井がこの世ならざぬ者の足音を聞いてしまってから数年後。
会話の流れで何気なく、中学校の同窓生である友人に話をしたところ、彼女はニッコリ笑って「私も聞いたことあるよ、死者の足音(^^)」
…。
…いやいや、そこ笑うとこじゃなくね?
と思いつつ、彼女の話を聞くところによると。
その当時、彼女が暮らしていた実家は賃貸マンションの一室だった。
そんなに古い物件ではないが、新しいワケでもなく。
(2017年の時点で築25年。)
そんなマンションに家族で引っ越し、住み始めた彼女。
彼女は玄関脇の少し小さい部屋(恐らく子供部屋用なんでしょうけど彼女は当時、成人前後でしたので少々手狭な感じでした。)を自室にし、イラストレーターになるべく夜中まで絵を描いていた。
家族は寝静まっていたし、ペットは飼えないマンションなので、起きているのは彼女だけという状況。
なのにお盆やお彼岸のシーズンになると、真夜中に廊下を歩く足音がしたのだそうだ。
玄関付近から家の奥に向かって歩いていく足音なので、トイレに立った家族とは考えられなかったらしい。
「それにね」と可愛い笑顔で彼女は言う。
「ドアを開けても誰もいないの」
…え?
ドアを開けたのっ?!Σ( ̄ロ ̄lll)
「うん。だって、歩き回っててうるさいから、ドアをバーンて開けて『なんなのーっ?!』て(´∇`)」
勇気リンリン過ぎるだろ!
「でも誰もいないし、足音も止むよ?」
彼女の家は賃貸だったので、きっと自分たち以前の住人の身内かも?とか言ってましたが。
彼女の家は、彼女いわく「お父さんが吐血(※)して壁に血飛沫が散った染井家の壁より、うちの壁の方が汚いよ?」と…。
…血の惨劇が起きた部屋でないことを祈ってました(; ̄ー ̄A
※父が吐血して血飛沫が散った我が家の壁は、父が救急搬送された後、染井がせっせと歯ブラシを使って掃除しました。
ボコボコした壁紙だったので、凹んだところに血やら何やらが入り込んじゃって中々骨がおれましたし、3日くらい血ナマグサいニオいが立ち込めてました(-""-;)
なので吐血騒ぎが起きた2日後くらいに彼女が来た時に壁の汚れが目立つか聞いてみたら、その年の流行語大賞に匹敵するような「誰も血を吐いていないけど、うちの壁の方が汚いよ?」というセリフを言われたワケです。
ちなみに吐血の原因は、深酒とピロリ菌が原因の胃潰瘍です。
お酒はほどほどに(^^;