宮台氏は休憩後の質問の答えに「歴史の捏造なんてダメだよ。だって、それは捏造じゃねえかって世論が内外から噴き出して、
正当性が一瞬で失われるじゃん。そんなものは全く持続可能性がない」と発言した。それに対して小林さんが今号ゴー宣で
「1部と2部で言ってることが完全に矛盾している」と疑義を呈した。
これをわたしはこう考えます。
歴史の捏造が世論=国民にあからさまに見えるやり方、そんなものはダメダメで、いくら情報を統制しようともバレる。
しかし歴史の捏造を捏造と国民が見抜けないくらいに政府がごまかすとすれば?
前者はダメで、後者なら宮台氏はOKとでも言うのだろうか?
具体的に言えば、暴力革命における「天皇制」 打倒はダメだが、男系固執による「皇統」断絶はOKなのでしょうか?
後者の「皇室消滅」は時浦さんも書いているように、渡部昇一や中川八洋が唱えているが宮台氏は渡部・中川両氏の
立場に立つつもりでしょうか?
現に安倍政権は第二次内閣発足後、ひっそりと女性宮家案を握りつぶし、ネトウヨと自称保守が「皇室の危機回避」と
トチ狂った雄叫びを上げて国民を騙しているのではないか?
最後に「性もロジスティックス(兵站)の対象になる」の件ですが、わたしも『戦争と性』の本は未読ですが、わたしは、
たとえ日本が国家が率先して、積極的に関与して慰安所を設置したとして、そのことを現代の国際社会に宣伝したところで、
果たして国際社会が納得するだろうか大いに疑問が残ります。なぜなら現代の国際社会は、アメリカを中心とする価値観で
白人優位、キリスト教優位がまかり通る社会そのものだからです。G7のうち日本以外の6か国はキリスト教の国で、性風俗
に対するおおらかさを理解できない国ばかりです。ただでさえ現今の日本で、マンガやクジラ・イルカ等で摩擦が生じている
のに、「日本は積極的に国家が率先して慰安所を設置した」などと堂々と発言する余地はあるのでしょうか?
まずは東京裁判史観を克服して戦後の国際社会の仕組みを根底から覆すのが先であるし、国民にその覚悟を問うのが先決
ではないでしょうか?
長くなりましたが、結局宮台氏は、「尊皇」といくら唱えても、無意識に戦後の国際社会に迎合して、それが国民にばれない形で
信頼醸成という名の「歴史の断絶」にソフトランディングしてやり過ごす、それを内心願っているのではないかと思いました。
もしそうでなければ、宮台氏は本当に変わったんだなと受け入れることができる気がします。
長文失礼しました。
