「ね、キイナちゃんの声? キイナちゃんでしょう。まだいてくれたの?」

「山本リンダ  60th   Anniversary  LIVE」でのアンコールでのこと。

漆黒のドレスに身をつつんだリンダさんが、来場のお礼とご挨拶をされたところで、あたりをきょろきょろと。

「いるんでしょう。でてこない、ね、一緒に。お洋服(まだ)着てる?」

 

コンサートの前半にスペシャルゲストとして登場し、アンコールでの参加の予定はなかっのでしょう。

リンダさん自身が”サプライスで”とおっしゃっていましたし、キイナにまだステージ衣装から着替えていないか確認されたことからも、リンダさんの夢のような素敵な計らいだったのだと思います。

 

黒の燕尾服をまとったキイナが遠慮がちに(笑)、ステージに、と、やっぱり申し訳ないと袖にもどろうとしたのですが、大きな拍手に応えてリンダさんのお隣に。

 

ご自身のデビュー曲から、最新曲、シャンソン、そして「どうにもとまらない」に始まるアクション歌謡の大ヒット曲のメドレーを、ダンサーさんをしたがえて激しく踊り「狙いうち」でしめくくるったあとのアンコールでした。

 

リンダさんは、

「お客様、キイナちゃんをよろしくお願いします」

と、ご自身のファンにそのようなことをいってくだったリンダさん。

わたしはかつて北島三郎さんもご自身のファンにキイナを推してくださったことを思い出して、じんときてしまいました。

リンダさん、ありがとうございます。

 

曲目は、リンダさんが敬愛する、そう、多くのシャンソンを愛する方が大好きな岸洋子さん。

その岸さんがコンサートのラストで歌っていらしたという「今・今・今」でした。

 

リンダさんをキイナがエスコートし、リンダさんの左手をキイナが抱きしめながら、リンダさんは歌いだされました。

60周年を迎えての新たな第一歩になんてふさわしい曲なのでしょう!

 

コンサートのなかで、リンダさんのヒストリーが紹介され、スクリーンにお人形のようにかわいらしい赤ちゃんの時のリンダさんも映し出されたのですが、そのリンダさんご自身の、そして60年の歌手人生が凝縮され、強く、優しく、聴いていると、愛がにじみでてくるような歌唱でした。

 

キイナも、「今・今・今」を一部歌わせていただき、時には一緒にその歌声でリンダさんを支えてくださっていました。

 

 

前後しますが、コンサートの前半でシャンソンへの思い、そして昨年、日本シャンソン館から「殿堂賞」が贈られたときの嬉しさを語られ、シャンソンを披露され、いよいよ、大好きな曲ということで、「愛の讃歌」を歌われることになりました。

すでに、イントロがながれていたでしょうか?

ステージ上段にもスポットライトにスラリとしたシルエットがうかびあがったのです。

えっ?

このタイミングでどなた?

スポットライトがあたると、そこにはキイナの姿が!

休憩を含む2部構成だったのでこんなに早く登場されるとは思っていず、駆け込み入場したこともあり、あわててぺンライトをとりだしたのです。

 

キイナは黒の燕尾服という完璧な正装でした。

とはいえ、ジャケットの襟と靴にはラメがはいっていて、金色の髪とあいまって、キイナの遊び心が感じられたのです。

 

リンダさんのキーに合わせて歌うので、キイナにとっては少し音が高いのですが、それもまた素敵な歌声!

ソロパートでうっとりし、ラストのデュエットパートではさらにうっとり...。

 

 

 

 

ここで、かわいらしいお嬢さんが大きな花束をもって登場し、キイナに手渡してくれました。

リンダさんにはピンク! と、キイナ自身が選ばれたピンクのバラの花束は、60周年ということで60本あったでしょうか?

 

「リンダさん、60周年、おめでとうございます」

ここでリンダさんへのお祝いメッセージをおっしゃったキイナですが、キイナのほうが涙、涙、涙。

そんなキイナをリンダさんは”あらあら”という様子で優しくみつめてくださっていました。

 

「デビューした時からよくしてくださって。

(大変な時は)いつもうちに激励に駆けつけてくださいました。

そして、必ず(何かしら)忘れ物をされるので、そこがかわいいなって。

自分はまだ26年。

リンダさんは60年歌いつづけて、変わらない歌声とプロポーション!

すごいなって思います」

 

2014年夏に、民音さんが主催するコンサートツアー(民音歌謡ジャンボリー)があり、リンダさん、ダ・カーポさんらと全国をまわったそうで、その思い出も語っておられました。

下記をクリックすると公演の記録が一部ですが確認できます。

 

 

 

 

「2014年に一緒に全国をまわって、たくさんの曲を歌わせていただきました。

(先輩方のステージをみて)素晴らしいなって思ったのですが、(リンダさんは)お衣裳のくい込みもすごいなあって」

 

このときのツアーではフェリーで移動されたそうで、そのながれからだったでしょうか?

リンダさんが、”キイナは世界に”という話題をしてくださると、

「ドーンと世界に行きたいです!」

と正直な思いを言葉にだされたのです。

 

このコンサートは民音さん主催で、FCや事務所はかかわっていなかったので、当時、このようなツアーがあるということはお友だちがおしえてくれたのですが、すでに事務所主催のコンサートの予定がたくさんはいっていたこともありましたし、その時点でチケットはソールドアウトになっていたのでした。

 

 

ここで、キイナがリンダさんに花束を手渡されると、大感激されたリンダさん。

「長生きしたいなって思います。

でもあと何年歌えるかなあ...」

という言葉に、

「そんなことないです。

ずっとリンダさんの歌声を聴きたいです!」

と、力をこめておっしゃったキイナに、大きな共感の拍手がおこりました。

 

おたがいのデビュー曲をというながれになって、リンダさんが「こまっちゃうナ」を、キイナのほうはデビュー曲が股旅演歌(「箱根八里の半次郎」)なので、デュエットしやすい「きよしのズンドコ節」を歌われることになりました。

花束は、

 

キイナは、

「かけ声を練習しておきましょうか。

最初は”リンダ!”、次は”きよし(キイナ)!”でお願いします」

とおっしゃると、

アカペラで”♪ズンズンズン ズンドコ”と歌われ、かけ声を一緒にかける練習をしました。

 

さて、「こまっちゃうナ」では、2コーラス目がキイナでした。
リンダさんのキーにあわせていますが、キュートでキイナらしい歌唱で、さすが!と思ったのです。

 

「きよしのズンドコ節」では、キイナが歌唱し、”♪ズンズン ズンドコ”をリンダさんが一部歌われたかと思います。

 

”リンダコール”も、”きよし(キイナ)コール”もみごとにきまってもりあがったところで、

「わたし、ちょっとここでお茶飲んでくるね」

とリンダさん。
 

キイナが、

「そばにいてください」

と即座に応えると、

「いたいけど、皆にヤキモチやかれちゃうから~」

リンダさんはそうおっしゃると、舞台上手袖にはいっていかれたのです。

 

 

ひとりステージにのこったキイナ。

「60年ということは、(当時)0歳の方が60歳!」

と感慨深げ。

さらに、

「自分もリンダさんのように歌っていけるのかな? って」

その言葉に、客席から、多数の”大丈夫”の声!

その声をうけて、

「あっ、”大丈夫”って(笑)。

30周年のときは53歳になっています。

でも、気持ちはいつも20代。

だからこまっちゃうんですよ~」

とおっしゃると、

「キイナ、こまっちゃうぅ~!」

とリンダさんの声まねを(笑)。

 

帰りのメトロがの車内が空いていたので、

座席フライヤーをおいて写メ!

 

 

「2014年に民音さんのツアーがあって、リンダさんとご一緒させていただいたのですが、あのときは船で(全国を)まわりました。

2000年にデビューしました。

歌手になるため高校を卒業してすぐに上京して、3年半アルバイトをしながらレッスンをして、2000年2月2日にデビューしました。

名付け親はビートたけしさん。志村けんさんにも応援していただいて、”華々しく”と、自分でいうのもなんですけど、デビューさせていただきました。

デビュー曲の「箱根八里の半次郎」は、これも自分でいうにもなんですけど(笑)、160万枚を記録したんです。

そのデビュー曲と、今、歌っている『白睡蓮』を歌います」

 

颯爽とした鮮やかな「箱根八里の半次郎」。

そして、「白睡蓮」の心地よい美しい歌声に癒され、ラストの透きとおったスキャットの余韻が心のなかに広がっていったのです。

 

ここで、第1部終了とのことで、緞帳がおりてきました。

右手を大きく降り、緞帳が迫ってくると、さらに両手で手を降り、前かがみになってくださった愛らしいキイナ!

”スペシャルゲスト”にふさわしい、素適な素敵なステージでした。

 

クリアファイルを持参していず、雨も降っていたので

車内で写メしたのですが光ってしまってごめんなさい。

 

 

15分間の休憩。

ご一緒したOさん、Nさんから、西寄ひがしさんと思われる方を前方席におみかけしたと伺ったのですが、第2部の開演演前に席にもどってこられた横画を目にして、間違いなく西寄さんと思ったのです。

 

終演後、キイナとお話しされた様子が双方のインスタにアップしていますね。

 


”氷川きよし”を支えてきた名司会者として、幅広く活躍されていますね。

SNSで、

”西寄さんのお力をお借りして、無事○○年記念コンサートを終えることができました”

というような記載を目にするようになりました。

 

西寄さんは、納得いかなければキイナとケンカすることもあったそうで、コンサートでそのことをきいたとき、とてもホッとしたのです。

勝手なイメージではありますが、ファンの思いを代弁してくださり、次第に周囲がイエスマンばかりになっていく状況のなか、職を辞すことになってもスジを曲げない西寄さんの存在をありがたく思っていました。

 

このブログにも書いていますが、20年以上にわたるコンサートツアー、座長公演では、(ファンの目にする範囲でも)様々なアクシデントがありましたが、どんなときも一緒にのりこえてきて、今はそれぞれの道を歩まれていますが、だからこそ今があるのでしょう。

 

駆け足での更新で失礼します。

 

大分コンに参加されたHさんが、コンサートの様子をおしえてくださったので、次の記事で書きますね。

それではまたお会いできますように!

 

あっ、嬉しいおしらせがありましたね!

「The Covers」にご出演。

今回は、

「抱いてくれたらいいのに」(工藤静香)
「Perfume of love」(globe)
「白睡蓮」

の3曲を歌唱してくださるそうですが、リリー・フランキーさんの「白睡蓮」へのコメント、ききたいですね~。

あるかしら?  期待していたいと思います。

 

思い出すのは、2022年に苫小牧で開催された公開収録。

キイナの休養を2か月後に控えてのステージ。

終演後、ホールをでたときの思いは今も忘れることはありません。

そして、あの途方もないさびしさを思うと、今またこの番組に出演され、最新曲も披露されることに喜びがわいてくるのです。

 

以下は当時の記事です。

 

 

それではまた!