「全力でやらせていただきました。
この”歌のお仕事”に命をかけてますから。
いろんな言葉をなげかけられるけど...。
いつも自分を抱きしめて、”今日もがんばったね、愛してるよ”って自分にいってあげます。
人のなかにいることって修行じゃないかなって」
アンコールで、「白睡蓮」、「BE THE LIGHT」を歌うと、いよいよ「WALK」。
全27曲を熱く熱く歌いあげられると、
「今日は、皆さん、ありがとうございました。
楽しいっ!
嬉しいっ!
感謝しています。
またお会いしましょう!」
キイナは下手、上手、センターと移動して手を振り何度もお辞儀をされると、くるりとうしろに向きなおりステップ上段まで駆けあがあがりました。
くるりと振り向くと、まぶしいほどに輝く笑顔!
キイナの愛があふれて、広がって...。
身も心もあたたかなものに包まれているのを感じていました。
ああ、いよいよフィナーレ!
名残惜しそうなキイナに胸がキュン。
それでも笑顔で見送らせていただくなか、KIINADS LANDの扉がしまったのです。
帰りの時間の都合もあるでしょうから(って私自身もですが・笑)、前日の昼の部のようなことを期待しつつも客席も名残惜しそうに少しづつあかるくなってきて、バンドさんもお帰りモードになったので、やっぱりそれはないよね?
そう思ったところ、ステージ上手からキイナが登場!
「皆さん、帰りの時間、大丈夫ですか?」
開口一番そうおっしゃったでしょうか?
ありったけの力で拍手しました。
キイナ!
やっぱりもどってきてくれたんだ!
その姿をみただけで、もう涙があふれてきました。
「時間、気にしながらもこうしてのこっていてくださる皆さんのために、もう1曲歌います。
『Party of Monsters』!」
その声に、皆たちあがって、一緒に踊り歌いました。
2025年の出来事がながれるようによみがえってきて、なかなか会えなかった時期も、どんなときもキイナの歌、そして心がかたわらで見守って、励ましていてくれたことをあらためて感じて、熱いもので満たされていったのです。
そんな思い、キイナも同じだったのでしょうか?
「自分にどっぷりつきあっていただいて、ありがとうございます。
ツアーを支えてくれたキャストのメンバーを紹介します!」
バンドのメンバーがキイナを中心に横一列に勢ぞろい。
「今年1年、ありがとうございました。皆さんメッセージをひとりずつ」
キイナの言葉を紹介をうけて、それぞれご挨拶されました。
笑顔の皆さんの思いはすでに2026年へとむかっているように感じられて、幸せな思いになったのです。
「帰りの時間がありますが、写真撮りたいんです」
とキイナ。
そこで、わたしたちも参加して全員での記念撮影となりました。
撮影するスタッフさんに、客席の橋が切れていないか何度も確認されていました。
こんなときも、こだわり強いキイナですね。
かけ声はだったかな?
パシャッ!
撮影無事終了です。
キイナは、
「みんなで送りましょう!
あ、一応代表なので、皆さんを送ります」と。
ステージにはキイナがひとり。
「別れがさみしいけど...。
またお会いしましょう!」
客席にぐるんと視線をはしらせると、
「皆さん、かわいい!
かわいらしいっ!!
自分は、皆さんの母でもあり、父でもありたいと思っています。
(いよいよ帰りの時間もあるでしょうから)じゃあ、終わりです」
そうおっしゃると、
「じゃあ、お別れに生声で!」
そして、マイクをとおさず、
「ありがとうございました~!!!」
と。
なんて愛あふれる美しい響きだったことでしょう。
キイナはなごりおしそうに、舞台袖へともどっていかれました。
5月8日にウェスタ川越からスタートした2025年のコンサートツアー「KIINADS LAND」は嵐のような感動にフィナーレを迎えました。
皆さま、お時間いただきましたが、いまだ感動さめやらず。
ふとしたときに、コンサートを脳内で自然と再生していて、ハッとします(笑)。
ところでニューアルバム「KIINA.」の収録されている第1曲目の「暴れ海峡」は、なんの情報もなく聴いたときから、大好きになった1曲ですが、休養中に抱いた苦悩を描いた曲としってからは、聴くたびに、わたし自身のあのときの先の見えない思いがわいてきて、心のなかが真っ暗な海になったように感じるのです。
さびしくて、苦しくて、悲しかったあのとき、キイナもこんなにも苦悩していたのだなあと思うと、またこうして歌声を聴くことができる日がきたことへの感慨がこみあげてきて、心の底から、”お帰りなさい!”と叫びたくなります。
そして、この「暴れ海峡」をアルバムの1曲目にもってきたことに、キイナがどれほど自由になったのかを感じて、これからの”氷川きよし+KIINA.”への期待がいっそうふくらんでくるのです。
ちなみに、このツアーファイナルは来年2月にWOWOWさんで放送されるそうです。
楽しみですね。
大阪からもどってから、締切が近づいている原稿の準備をしなければならず。
その後、画像の整理にPC少々時間がかかり、書きなぐったメモを読み返してどこからどう書こうかと思案しているうちに、雑誌のキイナのインタビューページにみいり、ニューアルバムを聴きながらページをめくっているとあっという間に時間が経って...。
ツアーファイナルのあの日から2週間が経ち、12月に突入しています。
クリスマスディナーショーは、博多、大阪とも土日開催なので、どちらに参加しようか迷ったのですが、お友だちのOさんにお誘いいただいて、博多のほうに参加することにしました。
チケットが届きましたが、座席表まで同封されていて大感激です!
その準備、この週末にする予定です。
と、そのOさん、ツアーファイナルとなる11月24日の昼の部でフォトフレームにみごと当選されました~!
おめでとうございます!!
わたしは今年は当選できませんでしたが、来年も素敵な企画をしてくださるでしょうか?
期待しています。
さて、それでは11月23日に時計の針はもどります~。
新大阪へ向かう新幹線のなかで、新曲「ほど酔い酒」発売をしりましたが、車窓から勇壮な富士山をみた直後のことだったので、勝手ながら、幸先いいなあと思ったのです。
東京駅を出てから、富士山がみえるスポットがありますが、いずれも曇っていてみえなかったのであきらめていたところ、突然その美しい姿がめに飛び込んできて、あわててシャッターをきりました。
セットリストはこの記事のひとつ前にアップしましたので、以下は心にのこったことを書いていきますね。
11月23日。
この日は17時からの1回公演。
開演前から手拍子とキイナコールがおこり、イントロのメロディが奏でらるまで鳴りやみませんでした。
大阪でのディナーショーの試食会のため前ノリされていたので、この日は、朝、ウォーキングされたそうで、
「東大阪まで5~6キロ歩きました。このまま生駒山までいこうかなって思いました(笑)。
フェスティバルホールは1年半ぶりですね。
楽しみにしていました。
最近、1日生きられることって、すごいことだなって思うんです。
”いってらっしゃい”って言葉をかけるけど、それは、”生きて帰ってきてね”って意味なんですよ。
そう、”いってきます”というのだって、”生きて帰ってくるね”という。
ご存じでした?」
そんなトークのあと、
「歌に自分の命を注ぎます」
と、おっしゃり、「一剣」、「白雲の城」を朗々と歌ってくださいました。
言葉にせずとも、いつもその思いを感じていますが、あらためて前置きされると、居住まいを正すような敬虔な気持ちになります。
”お江戸のコーナー”では、「黒田節」のあとのMCがアレンジされていて、
「なにわの風はしみてくらぁ。おっといけねえ、ここは江戸だったぜ」
というセリフになっていたかと思います。
”海の男のコーナー”で、「北の一番船」を熱く熱く歌われ、絆丸からおりると、
「皆さんの拍手がすごすぎて圧倒されています!」
とおっしゃると、客席をみわたされ、あさってがバースデーというかたをみつけられ、その場で「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」の歌のプレゼントをされました。
そして、
「1月28日に4年ぶりの演歌作品をださせていただきます。
やっと出会えた曲で、今の時代にあっているなって。
『ほど酔い酒』という曲で、
詩は岸快生先生、曲は水森英夫先生です。
”ゆるしましょう”、”ゆるしましょう”という歌詩があって。
”半次郎(「箱根八里の半次郎」)のときに感じたこれは売れるというふぁっとした感触をこの曲にも感じました」
ここで”歌って!”という客席からのリクエストの声に、
「歌いませんっ!」
と、即理リクエスト却下。
「今日、岸先生に初めてお会いするんですよ。
徳島からお越しくださって。先生、どちらに?
とても控えめなかただって水森先生がいっていたので...」
と、キイナは岸先生が所在をあきらかにされるのは難しいかなとあきらめモードになったのですが、
岸先生はその場で席をたってくださったのです。
大きな拍手がおこり、感激されたキイナが先生にご挨拶とお礼の言葉をかけられました。
と、話しているうちに思わず、
「♪許しましょう」
と歌ってしまうと、
「うわあっ! 歌わないんだった(笑)」
早く歌いたい素敵な曲なのでしょう。
期待が高まりますね。
そして、12月10日に「FNS歌謡祭」に出演されることをインフォメーションされると、
「生放送、怖いわあ...」
ですって。
皆さま、テレビの前で思いっきり応援しなきゃですねっ!
「NHK紅白歌合戦」への出場のおしらせに、Shinさんが音頭をとってくださり、3公演とも皆で、
「おめでとう!!」
と祝させていただいたのです。
キイナは、「皆さんのおかげです。今年の年明けから”紅白”をめざしていました。
川越からツアーがスタートしましたが、2階席、3階席の空席が多かったんです」
と。
そして、24日の昼の部では、
「ほとんどうまっていなかったので、悔しくて泣いて...。
くそー、このやろうって自分自身にいって、自分をぼこぼこにしました」
と本音を。
そこからスタートしてツアーファイナルでは3公演とも満席になったからこそ、心の内をあかすことができたのでしょう。
ちなみに来年、2026年のツアータイトルは、”KIINASLAND Part2”になるそうです。
夢がつづいていく感じがするタイトル!
いいですね~。
前日に大阪でのディナーショーの試食とうちあわせをされたそうで、
「ディナーショーでは北島三郎さんの歌を歌います」
とおっしゃると、「兄弟仁義」「函館の女」のサビのフレーズを鮮やかに歌われ、
「来年の劇場公演ではひなりさんを歌います」
と。
どんな選曲になるのでしょう?
明治座さんに伺うのがますます楽しみになってきますね~。
アンコールの「WALK」を歌い終えたあと、ハートを両手でつくって客席にポーンととばしてくださると、
「嬉しかった! 幸せだったっ!」
とおっしゃり、ステージ上段の扉の向こうへと。
ここで終了のはずでしたが、終わらない拍手に応えて、ステージ上手から登場され、お礼を何度もおっしゃると、「Party of Monsters」を歌ってくださいました。
24日は2回公演、昼の部で通算2650回となったそうです。
劇場公演やディナーショーはカウントされていないので、それらをあわせたらどれほどの数になるのでしょう?
あらためてすごい記録と思いました。
「あと4年経ったら30周年なので、そのときはまた絶対に大阪城ホールでやります!
2025年のツアーファイナルです。
この1年、皆さまもいろいろなことがあったと思います。
このコンサートが10年、20年、30年と心にのこってほしいという思いで歌っています。
この昼の部でコンサートの回数が2650回になったそうです。
劇場公演やディナーショーを加えたら3000公演を超えると思います。
でも、いつも、ひとりひとりのかたと歌でしゃべって対話してるんです。大勢の人と思ったことはないんです。
自分はただ歌うだけ。皆さんの思いを代弁させていただいます。
今年は27公演。
来年は倍くらいしたいなって?
えっ、そんなにならない?
まあ劇場公演もありますので。
(今日は)”エセ大阪弁”ですみません」
そう、キイナの場合、観客が1万人いても、1対1万ではなく、1対1の関係性が1万個あるということなのだと思ってきましたから、この言葉、とても嬉しかったのです。
ここで、”大阪といえば?”と客席に問いかけ、”大阪城”という大多数の声に
「大阪城!そうですね。(ところで)大阪城には上沼恵美子さんが住んでいるのかなって」
これも都市伝説でしょうか(笑)。
コンサートで気が急いていて、
お名前がお花で隠れてしまってごめんなさい。
そういえば新大阪駅の売店に、風街くっきいがならんでいました~。
グッズ紹介ではバンマスの石坂さんがマフラータオルに”Touer Final 祝・千穐楽”と書かれた紙を垂れ幕風にアレンジしてくださっていました。
ありがたいですね。
「今日で泣いても笑っても終わりですもんね~。自分、恥じるようなことはなにもしていません。
パンツひっくりかえしても何もないですよ」
と、またも本音トーク。
そして、
「アルバム『KIINA.』に特化した(ちなんだ)特別なコンサートをやりたいなって思ってます。ものすごくぶっ飛んだ衣裳でやろたいですね」
と。
また色紙のプレゼントコーナーのあと、
「2年間休んで失ったものもたくさんありましたけど、感謝の思いがあらためてわいてきました。コンサートのありがたさもみにしみています。
(休んでいた間は)もうステージで歌えないかもしれないと不安でした。
ものさみしかったし、不安でおしつぶされそうになって。
そんなときに出てきた言葉がありました」
そうおっしゃって、
「暴れ海峡」を歌ってくださったのです。

夜の部。
「1年間、ほんとうにありがとうございました。1年間どなたもいろんなことがあったでしょうし、平穏な日々ではなかったかと思います。
そんななか高価なチケットをおもとめくださり、ありがたいです。
全27公演。
5月の川越からスタートしました。
休んだことや、自分のシフトチェンジで離れていった人もいて、内面をみてくれてなかったのかなって。
もちろん(応援してくださっていたこはとには)感謝していますけど」
その言葉に思い出される人もいて、わたしなりに胸が痛くなりましたが、同時に今や”わたしはわたし”なのだと、すっかりふっきれていたことに気づきました。
わたしも共に泣き笑い、一喜一憂しながらただひたすらに”氷川きよし”を愛し、夢のような時間をともにした人たちに純粋に感謝するようになっていたのです。
グッズ紹介では、キャストの皆さんを紹介しながらねぎらいの言葉をかけられ、
「ひとつのコンサートには500人近くの人が動いてくださっています。
キョードー大阪さん、橋本社長にはかわいがっていただきありがたいです。
その力がなかったら空き地にいかないと」
キイナの言葉に前向きなShinさんが、”ストリートミュージシャン”という意味合いかと補足してくださると、
「それはイヤだな。
これまで積みあげてきたから、それはちょっとイヤだな」
と。
正直すぎるキイナ!
キャンペーンでいろいろな場で歌ってきたゆえの本音なのでしょう。
「ゲーテの言葉に、
”前進しないのは後退するのと同じ”というものがあります」
とおっしゃり、常に前進していきたいのだという思いを強調されていました。
夜の部で、ディナーショーで北島三郎さんの歌を歌うことをインフォメーションされると、
「♪はるばる来たぜ、カキクケコ~!」
と(笑)。
コロッケさんのギャグらしいです(笑)。
前後しますが、この記事のエンディングはこの記事の冒頭となります。
2つに分けようかと思ったのですが、一気に書くことにしました。
長くなってごめんなさい。
東京からはもちろんのこと、堺から、愛知から、広島から、大分から参加された皆さま、お世話になり、ありがとうございました。
「白睡蓮」のこと、書くことが伸ばし伸ばしになってしまっていますが、そのおかげで箭内道彦さんとの出会いがありました。
箭内さんのお力もお借りして、そろそろ言葉にできそうかなと思えるようになりました。
週末は来年の劇場公演の「白雲の城」の作・演出をされる堤泰之さんが演出されるお芝居を観にいってきます。














