「絆丸(きずなまる)、出航たい!」
船にのったキイナの声が雄々しく響きました。
額にハチマキをし、カッパにゴムの長靴をはいたキイナはまさに海の男そのもの。
自身の海の男へのリスペクトもこめ、ときに荒々しく、ときに愛あふれる豊かな歌声で、選び抜いた海を舞台にしたオジリナル曲を立て続けに熱唱。
潮の臭いや、揺らめく波をさえ感じさせ、聴き惚れたのです。
「氷川きよし+ KIINA. コンサートツアー2025 〜KIINA’S LAND」が、ウエスタ川越で開幕しました。
終演後は、感動に包まれながら、次の用事へと四谷に移動。
帰宅が遅くなってしまったので、少々駆け足でご報告させめください。
明日も参加させていただくので、衣裳などの詳細や、激アツレポートはあらためて書かせていただきますね。
では、以下はながれに沿って書いてみたいと思います。
午後3時。
開演時間になり、客席の照明が暗くなると、どこからともなく手拍子、そして”きよし&キイナ”コールがおこりました。
バンドさんがスタンバイ。
軍楽隊の太鼓のロールのような音がリズムを刻みはじめます。
「氷川きよしコンサートツアー 2025年、キイナズランドにようこそ!」
キイナがオープニングをつげると、ステージは赤一色。
聴き覚えのあるイントロのメロディが!
”KIINA’S LAND”の電飾が何色にも色をかえはじめ、ステージ中央にしつらわれた階段の最上段のメインオブジェのキイナズランドのゲートに灯りがともると、扉があき、黄金に輝くキイナが登場しました。
オープニング曲は、
「龍翔鳳舞」
でした。
20周年記念コンサートのオープニングを飾ったこの曲を、ふたたび聴くことができ、嬉しさが心の奥底からわきあがり、魂がふるえているような感覚にに包まれたのです。
背に光背のような飾りをまとい、金の冠を頭にのせてキイナのなんと神々しかったことでしょう。黄金のローブ、ハイヒールの膝上まであるロングブーツに、キイナの”攻め”の思いを感じていましたが、その衣裳で、ステージの階段をおり、下手、上手へと軽やかに移動して歌唱された姿に、ドキドキし、また見惚れるばかり。
わたしは、法隆寺の夢殿のなかに鎮座する秘仏、救世観音を思いおこしたのです。
「星空の秋子」
「きよしのズンドコ節」(フルコーラス)
を歌われると、上段へと、階段をふたたびのぼり、ステージは暗転。
マイクは黒のマイクには、ラメが織りこまれたゴールドの布地があしらわれていました。
「面影の都」「純子の港町」の2曲がインストロメンタル演奏されると、ステージにスポットライトがあたり、
上手、下手から、それぞれ2枚立ての襖がステージ中央へと...。
襖がよこにならび、つづけてすれ違って上手、下手へと移動していくと、そこには、白地に黒の袴姿のキイナが!
「大井追っかけ音次郎」
「浅草人情」
「箱根八里の半次郎」
を歌われました。
「ご挨拶が遅くなりました。皆さん、お元気ですか~?」
キイナの声に、”元気で~す!”と客席からハツラツとした声!。
ウエスタ川越でのコンサートは4年ぶり。
”キイナちゃ~ん!”の声に、
「はーい!
ありがとうございます~。
でも、ここは”きよしくん”でお願いします」
とおっしゃったので、大爆笑です。
呼び名はもちろん、様々な”氷川きよし”を楽しんでいtだくご自身のコンサートを、
”一粒で二度おいしい!”と評したキイナでした。
演歌への熱い思いと、世間でご自身の意に反した情報がひとり歩きしたことなどへの思いを熱く語られたので、次の記事で書きますね。
笑いあふれる楽しいトークのあと、シリアスモードにスイッチし、
「次に歌う曲は皆さんに惚れられるようなそんな人を演じます」
と前置きされると、
「一剣」
「白雲の城」
を熱唱されました。
ふたたび、上手、下手から2枚立ての襖がステージ中央へ。
びったりと並んでキイナの姿がかくれたかと思うと、また襖がすれちがうとそこにはキイナの姿が消えていたのです。
ステージは暗転。
風の音、砂の上、あるいは雪の上を歩いているかのような足音、さまざまな生活音がきこえてくると、
「江戸の小粋の詰め合わせ。江戸の時代にご招待!
準備はようござんすか?
小気味よくまいりやしょう!」
と、キイナが江戸言葉でそういうと、上手にスポットがあたり、そこには番傘をさした着流し姿のキイナが!
黒地の着流しに銀糸で描かれた模様は、遠目からみると枝垂れた花のようにみえるのですが、じつはすべて鎖です。
帯は白地にラメが少しはいっているでしょうか、帯締めは黒だったと思います。
それにしてもなんて遊び心にみちた着流しなんでしょう!
「三味線旅がらす」
「大江戸出世小唄」
「お江戸のさのさ」
「鼓」
を歌われ、江戸時代にタイムスリップ!
「三味線旅がらす」では、番傘を三味線にみたて弾く仕草もあでやかです。
とりわけ「お江戸のさのさ」の艶めいた歌声に、心とろけておりましたが、「三味線旅がらす」も以前にもまして色気を感じて、ドキッとさせられます。
ステージが暗転すると、
「きよしのソーラン節」がインストロメンタル演奏されると、潮騒の音...。
博多弁で漁師に扮したキイナのモノローグが語られると、
「絆丸(きずなまる)、出航たい!」
KHの旗をはためかせた、絆丸にのったキイナの登場です。
船は上手からすべるようにステージ中央へと。
額にハチマキ、白のラメ入りのパフスリーブのシャツに黒とピンクのカッパ、胸にピンクのお守りをさげ、長靴は薄いグレーでしょうか。
船には、タコ、イカ、ヒラマサ、マグロなどをのせています。
「玄海船歌」
「きよしのソーラン節」
「北の一番船」
と、めくるめく熱唱!
そして船からおりると、海の男を描いた歌への思いを熱く語られたのです。
ここで船からおりると、グッズ紹介コーナーに。
船にはグッズも積み込まれていたのでした。
このときに3階席の方にも熱く語りかけられたのですが、なんと、14列7番の席に、自筆のお手紙をおいておいたとのこと。
どの部分に貼ってあるかをお伝えすると、そのお席の方がキイナからのお手紙をみつけたようで、3階席からどよめきが!
”みつけました~”
とお手紙をかざすのがキイナにはみえたのでしょう。
「遠くてすみません。
手紙には、”遠い席ですが、心はつながっています。感謝しかないです”というようなことを書きました」
と、おっしゃっていました。
ここで、海の男の姿で、
「櫻」
「母」
をしっとりと歌唱。
キイナはもうどんな衣裳でも、その歌の主人公になることができるのだなあと、そのドラマティックな歌声に聴き惚れ、美しい姿に見惚れるばかり。
思えば昨年の劇場コンサートツアーで、股旅姿で「限界突破×サバイバー」を歌われたとき、なにかをのりこえ、ふっきれたものがあることを感じたのです。
衣裳へのこだわりはかわらないけれど、衣裳に頼らなくても、その歌の世界観を表現できるのだという大いなる自信、確信を抱かれたのだと。
「母」では、思いがあふれて、涙ぐんで歌っておられました。
ステージが暗転すると、
「ゲゲゲの鬼太郎」、そして「見えんけれどもおるんだよ」がインストロメンタル演奏され、ここでバンドメンバーの紹介がありました。
次のコーナー”への期待が高まります。
そこで、
”妖怪キイナ様のパーティーへようこそ! 皆さん、お立ちください”
というような呼びかけがあり、
そして、ステージ上段のゲートの扉があくと、妖艶なキイナ様が!
不気味なバーカッションの音が響いて、キイナが、その場で杖のようなものでトトトン! と床を叩きます。
怪しいムードが充満したところで、絹を引き裂くような悲鳴が!
キイナ様の動きにあわせて、皆が歓声をあげたのです。
「Party of Monsters」
「限界突破✕サバイバー」
を、キイナ様と一緒に歌い踊り、キイナ様主催の魔界のパーティーら、最高にもりあがりました。
ここでステージは暗転。
バンドさんもステージ袖へ。
大きな拍手と、キイナコールもおこって...。
アンコールになりました。
歌ってくださったのは、
「WALK」
でした。
再会の、ふたたびの始まりの曲に、さらに幸せな思いになりました。
「終わりました~!」
と、キイナ。
そう、ここで終了のはずだったようです。
が、皆の熱い思いにこたえて、「Party of Monsters」をもう一度歌ってくださることになったのですが、
「あっ、バンドの皆さんの声、きいてなかった」
と、おっしゃり、メンバーおひとりおひとりを紹介されながら、キイナ自らインタビュー。
バンマスの石坂さんとのトークから、キイナ自身の谷村新司さんとのエピソードをお話しくださったのですが、
ファンの思いを代弁してくださっているかのような谷村さんの言葉にじんときました。
その内容は次の記事で書きますね。
ラストは、少し振り付けの練習もして、
「Party of Monsters」を。
今度はキイナが声をかけずとも、客席は総立ち!
熱く、熱く、熱く、歌い、踊って...。
感動の熱い拍手に包まれて、初日の幕をおろしたのです。
キイナは、前日、というか今日、当日の深夜3時までコンサートの準備をしていたそうです。
キイナ、最高のステージをありがとう!
あなたのファンになれて、ほんとうに幸せです。
アンコールの2曲を含めて全21曲になるかと思います。
仕事がたてこんでいるので、次回は週明けの更新になりそうですが、その前にキイナがインスタを更新してくださるでしょうから、詳細はご覧いただけていると思います。
今回、近くの席の方が会場限定のくじに当たったそうで、素敵なフォトフレームをみせてくださいました。
終演後、お友だちに報告したら、
”当たる方いるのね!” と、皆、大コーフン。
ツアーファイナルまでに当たらないかなあ...。
では、次回、お待たせして申し訳ありませんが、MC中心に記事を書けたらと思っています。


