こんにちは。
「氷川きよしリクエストベスト」の投票はおすみでしょうか?
ほとんどの皆さまが、何を今頃? 都内在住の人は今日は都知事選でしょ?
なんて思われたでしょうか?
 
都知事選は期日前投票をすませたわたしですが、「氷川きよしリクエストベスト」への投票は、今朝、ようやくすませたわたしです(汗)。
 
迷いに、迷って...。
”今、KIINAが、自分のために歌ってくれるといったらどの曲を歌ってほしい?”
という、ありえないことではありますが、ひどく個人的な基準で3曲を選びました。
ファンゆえの妄想とお許しください。

 

 

ところで、今回の企画が発表になったとき、思い出したのは、中野サンプラザホールで、2017年9月28、29日に開催(29日は2公演だったので計3公演)された「ファンクラブ限定 氷川きよしリクエストコンサート」のことでした。

 

同じ思いの方もいらっしゃるでしょうか?

そのときの結果の画像を探していたのですが、これがなかなか見つからず、記事を書くのが今になってしまい、ごめんなさい。


このときは、【シングル曲】【カップリング曲】【アルバム内カバー曲】の3部門にわかれての投票でした。

 

第1位は、当時の勝負曲「男の絶唱」でした。

 

 

 

「男の絶唱」以降、リリースされた曲から、以下の曲が今回の候補曲としてリストアップされています。 

 

2017年7月2日
碧し【配信シングル】    
碧(あお)し

2017年8月26日
限界突破×サバイバー【配信シングル】   
限界突破×サバイバー
 
2017年9月5日
男の絶唱【DEFタイプ】    
酒場のひとりごと
芝浜恋女房
片恋のサルサ

 
2018年1月30日
勝負の花道【ABCタイプ】 
勝負の花道
柔道(やわらみち)
恋次郎旅姿
俺ら江戸っ子 浅太郎

 
2018年8月21日
勝負の花道【DEFタイプ】    
男の峠
勝負の花道~ビクトリー
幻(まぼろし)
栄光のゴール

 
2018年10月23日
ゲゲゲの鬼太郎/見えんけれども おるんだよ    
ゲゲゲの鬼太郎
見えんけれども おるんだよ

 
2018年11月27日
勝負の花道【GHIタイプ】    
君に逢いたいXmas
聖夜の奇跡
勝負の花道~オーケストラ
SILENT NIGHT
聖夜の奇跡 (Jazz Ver.)
オモイデノカケラ
聖夜の奇跡 (クリスタル Ver.)

 
2019年3月12日
大丈夫/最上の船頭【ABCタイプ】    
大丈夫
最上の船頭
越後の雪次郎
惚れたがり
きよしのよさこい鴎

 
2019年8月27日
大丈夫/最上の船頭【DEFタイプ】    
あなたがいるから
カシスソーダを飲みながら
きよしの令和音頭

 
2019年11月19日
大丈夫/最上の船頭【GHIタイプ】    
天地人
hug
恋初めし
確信

 
2020年2月4日
母【ABCタイプ】    

いつか会えますように
東京ヨイトコ音頭2020
おもいで酒場

 
2020年6月23日
Papillon(パピヨン)【配信シングル】    
Papillon(パピヨン)
 
2020年6月30日
おもひぞら【配信シングル】    
おもひぞら
 
2020年7月14日
母【DEFタイプ】    
黄金岬
母(ピアノ・ヴァージョン)
笑おうじゃないか
見送り駅

 
2020年9月5日
ボヘミアン・ラプソディ【配信シングル】    
ボヘミアン・ラプソディ
 
2020年9月6日
キニシナイ【配信シングル】    
キニシナイ
 
2020年10月27日
北の一番船【配信シングル】    
北の一番船
 
2020年10月27日
恋、燃ゆる。【配信シングル】    
恋、燃ゆる。
 
2020年10月27日
白い衝動【配信シングル】    
白い衝動
 
2021年3月30日
南風【ABCタイプ】    
南風
たわむれのエチュード
おんな花笠 紅とんぼ
磯千鳥

 
2021年6月29日
星空のメモリーズ【配信シングル】    
星空のメモリーズ
 
2021年7月20日
南風【DEFタイプ】    
長瀞舟下り
哀伝橋
魚津海岸

 
2021年9月14日
Happy!/森を抜けて【ABCタイプ】    
Happy!
森を抜けて
WALK
僕と私の1ページ
恋はBUN BUN

 
2021年12月7日
Happy!/森を抜けて【DEFタイプ】    
It's a merry Christmas!
Very Merry Xmas
だからあなたも生きぬいて

 
2022年2月1日
群青の弦【ABCタイプ】    
群青の弦(いと)

きみとぼく
浮世 恋の騙し絵
明日が俺らを呼んでいる

 
2022年6月14日
群青の弦【DEFタイプ】    
歌は我が命
恋と薔薇の日々
カモメの純情

 
2022年6月15日
革命前夜【配信シングル】    
革命前夜
 
2022年7月21日
雷鳴【配信シングル】    
雷鳴
 
2022年7月26日
甲州路【ABCタイプ】    
甲州路
藤枝しぐれ
難波の恋
あゝ純情港町

 
2022年11月8日
甲州路【DEFタイプ】    
雪女
対馬海峡
桜のように
 
ちなみに、2017以降を意識したわけではないのですあ、冒頭の個人的基準で選んだ結果、3曲とも2017年以降の曲となりました。
 
さて、以下は、2017年のリクエストコンサートの記事(3公演分)を部分PVします。

まとめようかと思ったのですが、そのままのほうがそのときのわくわくドキドキ感など、伝わるものがあるように感じたので、整理せずにそのままアップします。
長いものになりますこと、お許しくださいませ。

こうして、ほぼ7年の歳月を経てみると、あらためて言葉足らずながらもそのときどきの感動を書きとめておくと、自分のそのときの心の動きがよみがえってきました。
 
また書いていきたいという思いがわいてきています!
 
次回はそれほどお時間おかずに更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 

 

【2017年9月218日】

こんばんは。

中野サンプラザで開催された”ファンクラブ限定氷川きよしリクエストコンサート”にいってまいりました。

きよしさんの進化&深化する歌唱のパワーをいただいて、デビュー以来、ファンとして歩ませていただいてきたわたし自身の17年間をふり返る時間にもなり、アンコールの1曲めでいよいよ感無量。

涙、涙、また涙...。

感動があふれだし、涙となっておしとどめることなどできようもなかったのです。

ああ、なんて幸せ!

「今、唄うことが楽しくて仕方ないんです。今の自分がいちばん好きです」

とこの日のコンサートのなかでおっしゃっていたきよしさんの思いが、1曲1曲、ひと節、ひと節から熱く熱く伝わってきて、きよしさんがあんなにも幸せだと、自分もまたこんなにも幸せな思いになれるのだということを感じていました。 

 

では以下はながれにそって書いてみますね。

今年の5月に、このコンサートのためのリクエストをファンクラブのメンバーから広く募りました。

氷川きよし、KIYOSHIの楽曲のうち、

シングル曲から3曲、

アルバム内のオリジナル曲またはカップリング曲から3曲、

アルバム内のカバー曲から3曲

の合計9曲を選んで、氷川きよしモバイル特設ページ、またはハガキで投票するというものでした。

 

コンサートのなかで、それぞれのトップ30も発表されたので、この記事のなかにリストをアップしますが、メモした文字が、自分が書きとったものなのに判読不明なものが3曲ほどありましたが※印を付してアップしておきますね。
(翌日、事務所の携帯サイトにリストを公開してくださったので、以下はそのリストをもとに確認済です)

 

 

イメージ 1

 

 

いよいよ開演というところで、チャイム音が鳴って、西寄さんのしれっとした(失礼!)注意アナウンスが(笑)。

コンサートのなかでかなりの爆音の演出もあるとのこと。

それをきいて、もしかしたら? とあの曲を期待したのです。

幕が開くと、ステージの中央に右腕を高く掲げたきよしさんのシルエットがうかびあがって、パッと照明がつくと、その身にまとっておられるのが、「アニサマ」でお召しになっていた真っ赤なレザー調の衣裳だということがわかり、場内はオープニングから大興奮!

唄ってくださったのは「限界突破×サバイバー」でした。

ジャケットの下は黒のシースルー、ロングブーツも黒で、赤と黒とのコントラストがノーブルで素敵!
きよしさんは唄うほどにヒートアップして、部分(たとえば”♪可能性のドアはロックされたまま”と唄われる、”まま”のフレーズなど)ごく自然に主旋律より数音高い音で唄われたのですが、それはまるで空中からその音をとりだしてみせてくださったようで、わたしは感動でゾクゾクっとしたのです。

きよしさんは、その情熱のうずにわたしたちを巻きこんでくださり、その熱く激しい歌唱にオープニングからハートは灼けつくように熱くなっておりました。

 

唄い終えたきよしさんは、

「ロックを唄うのは幸せです。気持ちよくて」

と、その感動を言葉にされながら、全力疾走さながらの歌唱でしたから、大きく息をされていました。
「アニサマ」をのぞけば、この日はカラオケでなく生演奏、それもHKピュアリバーの皆さんのバンド演奏&コーラスははじめてでしたから、きよしさんもいっそう唄いやすくノリノリだったのではないでしょうか。

つづいて唄われたのは、「碧し」でした。

GReeeeNさんとお会いしたことはないけれど、きよしさんは唄うほどに、GReeeeNさんが”氷川きよし”という歌手をみてつくってくださったことを感じられるとお話しくださったのですが、このときの歌唱では、随所に気持ちよいほどにビブラートかかって、わたしは聴き惚れるばかりだったのです。

 

舞台は暗転。

と先に書いておりませんでしたが、ステージのセットは現在のコンサートツアーのものです。

ここで司会の西寄ひがしさんが登場され、ステージには大きなスクリーンがおりてきました。

あらためて今回のコンサートの趣旨を説明されると、アルバム内のオリジナル曲またはカップリング曲のトップ30”の発表となりました。

スクリーンに、その歌を歌唱されるきよしさんの映像が数秒間ずつ映しだされて紹介されたのです。

あわててメモしていったのですが、自分の字なのに判読不能なものがありまして(汗)、記憶に自信がない曲名には”※”を付け、明日のコンサートで確認をして修正しますお許しくださいませ。

曲名のあとの( )内はリリース年です。

 

【アルバム内のオリジナル曲またはカップリング曲 トップ30】

☆(27位は同列が4曲)

27位 「hug」(16)

        「雪子の城下町」(02)

          「時代(とき)を駆ける男」 (03)

     「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」 (16)

26位 「夜汽車」 (08)

25位 「離郷しぐれ」 (10)

24位 「二度泣き橋」  (16)

23位 「夏子の海峡」(05)

22位 「扇」(07)

21位 「出発」 (12)

20位 「貴男がすべて・・・」 (15)

19位 「青龍」(04)

☆(16位は同列が3曲)

16位 「夢勝負」(03)

16位 「幾千もの祈り」 (13)

16位 「獅子」 (11 )

☆(12位は同列が4曲)

12位 「一陣の風」 (13)

     「回転木馬(メリーゴーランド」 (12 )

     「惚れて一生」 (13)

     「御免」 (15)

11位  「明日への道」 (14)

10位  「東京恋始発」 (01)

   9位    「純子の港町」 (01)

   8位  「寒立馬」 (10)

   7位    「玄海竜虎伝」 (03)

   6位  「陽春」 (07)

   5位   「おとこの詩」 (16)

   4位  「Jewel(ジュエル)」 (16)

 

さあ、トップ3は?

第3位は、「きよしのへっちゃらマンボ」 (16)

第2位は、「春嵐」 (13)

そして、第1位は?

皆さま、もうおわかりですね。そう、

「かあさん日和」 (09)でした。

 

 

つづいて、シングル曲のトップ30も発表されました。

【シングル曲 トップ30】

30位  「きよしのドドンパ」(04)

29位 「あばよ」(07)

28位  「大井追っかけ音次郎」(01)

27位 「最後と決めた女だから」(12)

26位 「きよしのソーラン節」(07)

25位 「大利根ながれ月」(14)

24位 「面影の都」(05)

23位  「しぐれの港」(13)

22位  「哀愁の湖」(08) 

21位  「あの娘と野菊と渡し舟」(11)

20位 「情熱のマリアッチ」(11)

19位 「浪曲一代」(09)

18位 「きよしのズンドコ節」(02)

17位  「さすらい慕情」(15)

16位 「ときめきのルンバ」(09)

15位 「玄海船歌」(08)

14位 「虹色のバイヨン」(10)

13位 「ちょいときまぐれ渡り鳥」(14)

12位  「一剣」(06)

11位 「みれん心」(16)

10位  「三味線旅がらす」(10)

 9位  「箱根八里の半次郎」(00)

 8位  「星空の秋子」(02)

 7位 「番場の忠太郎」(04)

 6位 「櫻」(12)

 5位 「愛しのテキーロ」(15)

 4位 「満天の瞳」(13)

 

さあ、さあ、さあ、上位3曲はどの曲でしょう?

第3位は「男花」(15)、

第2位は「白雲の城」(03)。

となると、栄えある第1位は!

そう、もうおわかりですね。「男の絶唱」(17)!

きよしさんは、この結果に、「今がんばっている曲を1位に選んでいただけて嬉しいです」と、とても喜ばれておりました。

 

西寄さんが、ここで選ばれたそれぞれ上位10曲はすべてこの日のコンサートできよしさんが歌ってくださることをおしらせくださったのです。

 

さあ、ここで、純白の燕尾服スーツにお召しかえされたきよしさんが登場。

「おとこの詩」

「かあさん日和」

「東京恋始発」

「純子の港町」

「星空の秋子」

とめくるめくオリジナル曲の歌唱が1コーラスずつつづいて、

「満天の瞳」は2コーラス唄ってくださいました。

 

と、ここで、「きよしのへっちゃらマンボ」となり、1コーラス目をセンターで歌唱されると、スタスタと上手へ進まれたきよしさんに、この空いた下手の空間がこのままのはずはない? とわくわくしていたら、ひがみちゃんがステージに!!!

それも昨年の「きよしこの夜Vol.16」での真っ赤なドレス&ペチコート&カチューシャのひがみちゃん。

かわいかったのです。

 大いにもりあがったところで、ステージは暗転。

カバー曲のトップ30の発表となり、ふたたびおりてきたスクリーンに、それぞれの曲を歌唱されるきよしさんの映像が映しだされていきました。

 

【カバー曲のトップ30】 (  )内はオリジナル歌唱

☆(30位は同列が3曲)

30位 「大利根無情」(三波春夫)

 

     「最後の雨」 (中西保志)

     「コーヒー・ルンバ」 (西田佐知子)

28位  「骨まで愛して」(城卓矢)

          「I LOVE YOU」(尾崎豊)    

27位 「哀愁列車」 (三橋美智也)

26位 「武田節」(三橋美智也)

25位 「ソーラン渡り鳥」 (こまどり姉妹)

☆(22位は同列が3曲)

22位  「弁天小僧」 (三浦洸一)

      「黒百合の歌」 (織井茂子)

     「沓掛時次郎」(橋幸夫)

 

☆(19位は同列が3曲)

19位  「ふりむかないで」 (ハニー・ナイツ)

     「君こそわが命」 (水原弘)

     「母恋吹雪」 (三橋美智也)

18位 「望郷酒場」 (千昌夫)

17位  「奥飛騨慕情」 (竜鉄也)

16位 「さざんかの宿」 (大川栄策)

15位 「アンコ椿は恋の花」 (都はるみ)

14位  「流氷子守歌」 (山川豊)

☆(12位は同列が2曲)

12位  「人生峠」 (村田英雄)

     「刃傷松の廊下」(真山一郎)

11位  「男の土俵」 (村田英雄)

10位  「夫婦春秋」

☆(8位は同列が2曲)

 8位  「愛の讃歌」(エディット・ピアフ)

           「愛燦燦」(美空ひばり)

☆(6位は同列が2曲)

   6位   「関東春雨傘」 (美空ひばり)

     「兄弟船」 (鳥羽一郎)

   5位  「白虎隊」 (霧島昇)

   4位  「ひばりの佐渡情話」 (美空ひばり)

 

さあ、トップ3は?

第3位は、「人生一路」 (美空ひばり)。

第2位は、「イヨマンテの夜」  (伊藤久男)。

 

そして、第1位は!

「無法松の一生~度胸千両入り~」 (村田英雄)でした。

 

カバー曲についてはきよしさんが”べストチョイス”をして唄ってくださる旨、西寄さんからおしらせがあり、きよしさんは水色に富士山と太陽が描かれた、15周年記念コンサートでお召しになっていた着物をお召しになって登場され、

「関東春雨傘」

「人生峠」

をそれぞれ2コーラス。

「無法松の一生~度胸千両入り~」

をフルコーラス唄ってくださいました。

久々に聴かせていただいた「人生峠」はますます深みがまして、いっそうこの歌の素晴らしさを感じたのです。

 

ここで舞台は暗転。

演奏のHKピュアリバ―の皆さんのインストロメンタル演奏になりました。

今回、幕があがってすぐにバイオリンは後明さんにかわって優しい笑顔が印象的な女性のバイオリニスト(ヤシロユリコさんと紹介されていました)が担当されているのに気づいたのですが、一時的なことでしょうか。

 

鮮やかなブルーのスーツに衣裳チェンジ。ジャケットの衿には黒のサテンがあしらわれ、シャツも蝶タイもスーツと同色です。

そこで唄ってくださったのは、

「愛しのテキーロ」でした。ステージのサイドステップの踊り場で唄いだされて1コーラス。ステップをおりてさらに1コーラス。

甘さもせつなさも最高潮!

恋の迷宮をさまよっているかのような世界観を感じて...。

歌を聴けばすべてがわかるとはいえ、あらためてきよしさんの「愛しのテキーロ」感(あるいは考)をきかせていただけないかしら? と思うほどに惹きこまれたのです。

 

そして、そして、

「Jewel(ジュエル)」 です。

あたたかくて、誠実な主人公の思いがきよしさんの優しい歌声をとおしてわたしのこころに広がって、抱きしめられているような思いになりました。

 

ここで西寄さんが加わってのトークコーナー。

リクエストの結果には意外に思われたことが多々あって、きよしさんは新鮮な驚きを感じておられる様子で、

「意外に思ったこともありましたね~。

だってヒットした『音次郎』が28位でしょ」

と。

そこで「大井追っかけ音次郎」が110万枚を売り上げたミリオンセラーであることを西寄さんがフォローされると、

「『ズンドコ』は?」

とおたずねになり、13位という答えに、

「うーん...。皆さん、いちばん好きな曲はどの曲ですか?」

とあらためて客席に問われたのです。

”きよしくん!”

という声があちこちからきこえてくると、

「”きよしくん”は歌じゃない(笑)」

と苦笑まじりにおっしゃったきよしさんでした。

 

「ファンクラブの皆さんが僕、いちばん大事なんです。

ファンクラブの皆さんがいるから、僕、がんばれるんです」と、ファンクラブにはいっていなくても応援してくださっている皆さんのこともありがたいと思っていることを、ていねいに前置きされてから、それでもさらにと、ファンクラブのメンバーへの思いと感謝を言葉にしてくださると、

「あのう、申し訳ないですけど、いわせていただきます。

僕、100歳まで生きますよ!」

ときよしさん。

すかさず、”120歳まで”と西寄さんがフォローしてくださると、

「毎日、食事も節制してね。

僕、鶏肉と野菜を食べています。

それ以外のものはそんなに食べません。胃がびっくりしますからね。

正直、飽きてきましたけど(笑)、でもそのほうが体調がいいし、スタイルもいいっ!」

とのきよしさんの言葉に、

「今日はいいますね~。でもファンクラブ限定のコンサートですから」

と、西寄さんがいいそえてくださいました。

 

「50代に向けて。

朗らかで区別や差別意識のない人になりたいです。

そのためにこの40代をどうすごすかだと思っています」

きよしさんは、そこまでおっしゃると、

「今日はたくさんの歌を唄うので、緊張します~。

でも歌手として今がいちばん幸せ!

僕ね~、20代の後半から30代の後半まで悩みながらがんばりました。

今、唄うことが楽しくて。今の自分がいちばん好き!

高校を卒業して上京して、西新宿に住んでアルバイトしながら3年半。

デビューして急に忙しくさせていただいて、デビュー2年目からコンサートをさせていただきました。

もう、びっくりですね。

キャンペーンが好きだったから、コンサートをすることになって、お客様にチケットを買っていただいてお越しいただくなんて、大丈夫なんだろうかって不安とプレッシャーでいっぱいで。

とにかく一生懸命やらせていただきました。

それで加減をしらなかったので、のどをつぶしました。

のどにポリープもできました。

でも、お客様に、”ポリープができてるから今日は唄えないんです”っていえないでしょう」

きよしさんはそこまで一気にお話しされると、

「ねえ、あんたー」

と一人合いの手を(笑)。

そして、さらに、

「のどが、”パーこいて”(ダウンして)、もう唄えないよっていって。それで僕は精神的にも”パーこいて”...。

そういう時期がありました。

でも、それがあったから今があります。

皆さんと一緒にこれからの歌手人生を歩んでいきたいです」

ときっぱりおっしゃったのです。

 

一ファンとして、その時期がなんとなくいつ頃かわかるような気がして...。

そのときの一生懸命で誠実なきよしさんが思いうかんで、胸がいっぱいになりました。

ある日のコンサートで、きよしさんは、「三味線旅がらす」を唄いおえたあと、ステージの階段をおりてきたときに、デビュー前の出来事が走馬灯のようによみがえったことをお話しされて...。

「僕、歌手になってよかったんでしょうか」

とつぶやくように問われたことがありました。

そのときは即答できなかったわたしでしたが、きよしさんの言葉をうけとめながら、少し時間をおいて、迷わず”よかったです。だって歌手になってくださったからこそ出逢えたのだから”と答えたいと思ったことや、ある年のファンクラブ限定コンサートで、「いつもみんなで手をつなごう」を唄いながら、号泣されたきよしさんの姿もよみがえってきたのです。

 

きよしさんは、

「櫻」、

「陽春」

をそれぞれ2コーラス唄ってくださいました。

 

舞台は暗転。ここまでで16曲になるでしょうか。

西寄さんが登場され、西寄酸セレクションの思い出の名場面ベスト3がスクリーンに映し出されたのです。

3位は昨年の東京国際フォーラムでの「きよしこの夜Vol.16」での「きよしのへっちゃらマンボ」のワンシーン。

2位は日本武道館での15周年記念コンサートで、ステージ上できよしさんと西寄さんが上手、下手双方から登場され、きよしさんが西寄さんをハグされるシーン。

1位はきよしさんの初の単独コンサート「チャレンジステージ」で、おふたりがステージ上で握手をかわそうとして、同じ方向の手をだしてしまう(厳密にはきよしさんの右手に対して西寄さんが左手を・汗!)シーン。

いずれも西寄さんにとってのみならず、きよしさんにもわたしたちファンにも思い出深いものでした。

 

西寄さんによる演奏のHKピュアリバ―のメンバー紹介があり、

つづいて、登場されたきよしさんは黒紋付の着物に縞袴という出で立ち。

「玄海竜虎伝」

「三味線旅がらす」

「箱根八里の半次郎」

「番場の忠太郎」

と、ワンコーラスずつ鮮やかに唄ってくださり、わたしはとりわけ思い出深い「玄海竜虎伝」のダイナミックな歌唱に胸のすくような思いにさせていただいたのです。

 

そして、あらためて、リクエスト第1位に最新曲の「男の絶唱」が選ばれたことに、

「今唄っている歌が1位になるって、歌手としてほんとうに嬉しいことなんです。ありがとうございます。

年末に向かって『男の絶唱』が1位になれるように。

そして、”限界突破(『限界突破×サバイバー』)も1位になれるように。

両方1位になれるように」

きよしさんはそこまで勢い込んでおっしゃると、自分自身に問いかけるように、

「でも、オンリー1でいいか」

とおっしゃったかと思うと、

「自分のなかでいちばんになれたらいい」

とあらためておっしゃったのです。

わたし、ますますきよしさんが好きになった瞬間でした。

だって皆さんもそうでしょう?

日本という国はもちろん世界のなかで大ヒットすることは素晴らしいしすごいことだと思うけれど、そのことより、自分がほんとうに聴きたいと思わせていただけることがわたしにはなによりだいじなこと。

そしてあえて申し上げるまでもなく、わたしにとって、この世界中でいちばん聴きたい歌声の持ち主が”氷川きよし”なんですもの!

 

「男の絶唱」を2コーラス唄ってくださると舞台は暗転。

きよしさんがゆっくりとステージの階段をあがっていくなか、ながれてきたのは「白雲の城」のイントロでした。

「白雲の城」を朗々と陰影濃く豊かに(2コーラス)唄ってくださいました。

きよしさんがステージの奈落にその身を沈めると、かわってスクリーンがおりてきて、日本武道館でのきよしさんのアニバーサリーコンサートのオープニングシーンが映しだされたのです。

5周年のときのバースデーコンサート、10周年、そして15周年...。

そのときの感動がよみがえってくると同時に、あれほどの感動をふりかえる間がないほどに、常に新たな感動を”氷川きよし”がうみだして、魅了しつづけてくださっていることを感じたのです。

 

きよしさんは黒のレザーのライダースジャケットに黒のピッタリとしたブロークンコットンパンツ(ところどころ穴があいています)、ジャケットのなかには黒のシャツをお召しになっていますが、思いきり開襟されていて、ボタンがウエストから2つめくらいまでしかとまっていない様子でした(キャッ!)。

その勇壮でセクシーな出で立ちで唄ってくださったのは、

「男花」

そして、「春嵐」でした。

ここで、きよしさんは、言葉少なにお礼を述べられると、ステージ上手にはいっていかれ、舞台は暗転。

幕は開いたままで、しばし沈黙...。

ようやく、「春嵐」がラストの曲だったことに皆気づいて(笑)、そのきよしさんらしい展開に嬉しい思いになりながら拍手をさせていただいたのです。

そして、拍手と”きよしコール”が次第に大きくなったところで、ステージ上段にきよしさんのシルエットがみえました。

なかれてきたイントロは?

そう、上位10曲はすべて歌唱されると西寄さんがインフォメーションされた”シングル曲”、そして”アルバム内のオリジナル曲またはカップリング曲”のトップ10に選ばれた20曲のなかで1曲だけまだ歌唱されていない曲がありますね。

その曲は?

そう、「寒立馬」でした。

ゴールドスパンコールのタキシードに黒のシルクハットをお召しになったきよしさんの希望と励ましに満ちた歌唱に、氷川きよしの”芸道十七年”の重みをズシンと感じた瞬間、ファンとして乗り込ませていただいている”氷川きよし号”から目にした17年分の景色がうかんできて...。

わたしは感動のあまり号泣しておりました。
きよしさんもまた涙されていたでしょうか。
それは涙でかすんでわたしにはわかりませんでしたが、こころではともに感動の涙を流されていたのではないかと勝手ながらわたしは感じていたのです。

 

”氷川きよし”は、わたしの人生をどれほど感動にあふれ、夢に満ちたものにしてくださってきたことでしょう。

言葉が悪いのですが、あえてそのままいわせていただくと、きよしさんの存在をしった1999年当時、いろんなことが思うようにいかなくて気持が”くさっていた”ときも、2004年頃、重篤な病気かもしれないと悩んだときも、2009年頃、仕事の環境が大きく変わったときも、そして今年6月に不注意で大けがをしたときも、どんなときもきよしさんの歌があったから、きよしさんがまごころこめて唄ってくださっていたから、わたしは顔をあげ前を見ることができたのです。

 

ラストは、”氷川きよし”らしく、

「きよしのソーラン節」

そして、フィナーレは「きよしのズンドコ節」を唄われました。

 

「きよしのソーラン節」では2コーラス目を歌唱されるために上手へと移動されると、

「もう一丁、そりゃ!」

と男気あふれるかけ声をかけられ、ノリノリなきよしさん。

「きよしのズンドコ節」を唄いおえると、大きく投げキッスをしてくださいました。

 

きよしさんがステージ上段へと階段をのぼられると、いよいよ幕がおりたのです。

今回、歌唱されたのは、全27曲になりますでしょうか。

 

 

※以上、駆け足での更新で失礼します。

ここまで自分の思いも書かせていただけたので、明日は真っ白な気持ちで昼夜参加させていただきます。

 

帰宅して、FC会報にアップしていた、きよしさんが作詩された「九月に逢いたい」の歌詩を読ませていただき、また「婦人公論」での西寄さんとの対談を読み返して、ますます感無量。

なかなか気持ちが落ち着かず、ブログを書きだすにも時間がかかってしまいました。

この記事におさまりきらなかったトークや諸々は明日のご報告の際に書かせていただきますね。

 

 
★続けて翌日のレポートもアップします。
【2017年9月29日】
こんばんは。
先に、ここであらためて今回のコンサートの全27曲のセットリストをアップしますね。
そして、3部門の投票結果(トップ30)を、事務所の携帯サイトにアップしてくださいましたので、そのリストで確認して先の記事で曖昧な曲目に付けていた”※”は、はずさせていただきました。
 
また、28日(夜公演のみ)と29日(昼夜公演)では一部曲順の変更がありましたので、ここでは29日のものを書きますね。
さらに、わたしが気づいた衣裳アレンジのちょっぴりのチェンジもリストのあとに付しておきますね。
 
【氷川きよしファンクラブ限定 リクエストコンサート セットリスト】
「限界突破×サバイバー」
「碧し」
 
「おとこの詩」
「かあさん日和」
「星空の秋子」
「東京恋始発」
「純子の港町」
「満天の瞳」
「きよしのへっちゃらマンボ」
 
「関東春雨傘」
「人生峠」
「無法松の一生~度胸千両入り~」
 
「愛しのテキーロ」
「Jewel(ジュエル)」
「櫻」
「陽春」
 
「玄海竜虎伝」
「三味線旅がらす」
「箱根八里の半次郎」
「番場の忠太郎」
「男の絶唱」
「白雲の城」
 
「男花」
「春嵐」
 
☆アンコール☆
「寒立馬」
「きよしのソーラン節」
「きよしのズンドコ節」
 
※アンコールの3曲をふくめて全27曲となります。
曲順の変更は「おとこの詩」で始まるオリジナル曲を歌唱されたコーナーの1か所。
29日(上記)は3番めに唄われた「星空の秋子」が28日は5番めに唄われていました。
それには理由があって、28日の順番でいきますと「純子の港町」のあとに「星空の秋子」を唄われるのですが、きよしさんのなかではとりわけ2曲のイントロの感じが似ているそうで、
「似てるんですよ~。もう、”♪帰ってきたんだよ~”って唄いそうになった」
と、「純子の港町」を唄いそうになったことをおっしゃっていたのです(笑)。
 
そして、きよしさんがお召しになっていた衣裳で区切りましたが、28日はラストの「男花」と「春嵐」を唄われたときのシャツの開襟が全開に近かった28日とくらべると浅くなり(もう、どこ見てるの?っていわれちゃいますね・汗)、上ボタン3つくらいまでをあけておられました。
またアンコールでゴールドスパンコールの燕尾服をアレンジしたスーツをお召しになりますが、28日にはかぶっておれたシルクハットを29日ははずされていたのです。
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
29日、ホールにはいると、ステージ前方のオーケストラピットのスペース(0列)の何列めかまで座席分をつかってカメラが移動撮影するためのレールが左右にしかれていたのです。
 
28日も撮影ははいっていたのですが、この日は本格的な撮影になることがそれでわかり、入魂のDVDをつくってくださることを確信して嬉しくなりました。
 
 
 

「このコンサートは緊張しますね。普段のツアーと内容をごっそり変えているので

18年間、歌手をやらせていただいて、ありがたいですね~。

最初はおひとりの方が応援してくださいました。

その方はご夫婦で応援してくださって、”ファンクラブつくってください”って。

それで最初は100人の方が集まってくださって、カラオケボックスでファンクラブの集いをしました」
とそこまで一気に話されると、隣にいらした司会の西寄ひがしさんに

「まだ、知らないものね、あなたっ!」

と”ご近所のオバサマ口調”でおっしゃったので場内大爆笑。
そう、西寄さんとの出会いはその翌年”チャレンジステージ”でだったのですものね。

29日、夜の部でのこと。
前半は歌中心でようやくのトークコーナーにはりきっている様子のきよしさんに、
「どうぞお話しください。もう、5時間しゃべり倒しましょう」
と西寄さんがおっしゃったものですから、もう、きよしさんのトークはノンストップ状態になったのです(喜)。

 

「それまではレコード屋さんやショッピングモールを1日8か所くらいまわってキャンペーンをしていました。

100人の方が集まってくださったファンクラブが、200人、500人になって...。

今、こうして中野サンプラザで3公演をやらせていただけて、ありがたいです。

感謝、感謝です」

と、きよしさんはそこまでおっしゃると、西寄さんとの出会いやツアー初年度をふりかえられ、

「うわあ~、若い時は働きましたね~。

迷いもありましたが、初代のマネージャーさんが厳しい方で、ぶたれたこともありましたけど、それも愛情なんだなってことを感じて。

(プロの世界の厳しさを教えていただけて)そのおかげでがんばれたんだと思います。

今、イヤになったらすぐやめちゃうような時代になってるのは残念ですよね。

やっぱり自分自身に負けるなよ~ってことを歌でつたえていきたいですし、そのために歌手になったんだって。

だから僕も負けられないんです」

 

そこまでお話しされると、あらためて作品の話題に。

「作品てすごく大切ですね。

3分間のドラマですから、何をつたえたいんだろうって作品をいただいたときに考えます。
それがわからないまま唄うと、僕、苦しくなるんです」
とおっしゃり、つづけて、
「先日、作曲家協会60周年のパンティがあって、えっ? ああ、パーティー(笑)」

”パーティー”を”パンティ”といいまちがえて、そのことにも気づかない様子のきよしさんに、

「そんなパンティがあったら、私、みてみたいですよ」

と西寄さんがツッコまれたのですが、

「ええと、パンティ!」

ともう今度は確信犯のきよしさんでした(笑)。

 

「そのパーティのときに北島三郎さんのお話をきいて、すごいなあ、素晴らしいなあって思って。

50代になったときをもう想像しています。柔軟で寛容で区別や差別をしない、若い人ともわかりあえて、雑誌の『LEON (レオン)』に出てくるようなオシャレな大人の男性になりたいですね」

と。

そして、10月25日に「限界突破×サバイバー」のCDがリリースされることを西寄さんがおしらせされると、

「ポップスで、デビューするような思いです」

ときよしさんはおっしゃり、演歌との出会いをお話しくださったのです。
ちなみにCDには、T先生が描かれた悟空に扮したきよしさんのイラスト入り(アバター)のカードも付くそうです(喜)。
と、これはシークレット情報なのにきよしさんが嬉しくておしらせしてくださったことなので、文中にこっそり書いちゃいました(笑)。
楽しみですね。

「歌が好きでしたけど、ずっとポップスを唄っていたんです。

それが16歳のときに鳥羽一郎さんの『兄弟船』に出会って。その歌詩を読んだら、僕、泣けてきましたよ」
きよしさんは「兄弟船」の歌詩をひと節、ひと節、諳んじて...。
 

2番、3番にまで及んだので、西寄さんが、

「皆さん、残念ですが今日はこの曲は唄いませんが、でももう、唄ったほうが早かったですね(汗)」

とナイスフォロー(笑)。
 

16歳のきよしさんの”純な”感動がつたわってきたのです。

 
「それで地元の平尾レコードさんに行くようになって、いろいろな演歌の曲を聴くようになりました。
それからコンテストにも出るようになって、゛若いのに演歌唄ってえらいね~゛ってほめられて。
それで頭にのぼせたんでしょうね」
としみじみお話しされたきよしさんに、
「よかったですよ、頭にのぼせてくださって」
と西寄さんがまたもナイスフォロー。

そしてきよしさんのトークはますますのノンストップ(嬉)。

一昨日、撮影のお仕事で帰宅が夜の12時半くらいになって。
いつもは夜9時以降は油ものは食べないようにしているのですが、お昼につくったオムライスをとりわけておいたものがあったのだそうです。
帰宅したときにどうしても食べたくなって、召し上がったことを告白されて(笑)
「いけないって思いながら食べるのってよけいにおいしいんですよね(笑)」
と。
卵には、かねふくさんの明太子をちょっぴりまぜて半熟に。
ご飯は常に冷凍してあるので、それをレンジで解凍してケチャップライスにして。
買い置きのデミグラスソースをかけてとてもおいしくできたということでした。
このときは、思いっきり確信犯で、
レンジでチンを、゛チンチンして゛と
おっしゃり、
電子レンジ(デンシレンジ)を、゛レンシデンジ゛と。
もうっ!

でもコンサートの前日もお忙しかったのですね。
 
 
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※同じように見えますが、こちらは夜の部になっています!
  
 
きよしさんは、ラストトークで、
「皆さんにリクエストのお手間をおかけしましたが、リクエストをありがとうございました。
おかげでこのコンサートを開くことができました。
氷川きよしとして、いちばん大切なのはファンクラブの皆さんです。
これからもファンクラブの皆さんと同じ方向をみて歩いて行かれたら、いい歌にも出会えると思えるんです。
ひきつづき氷川きよしファンクラブをよろしくお願いします」
と、あらためて氷川きよし初のリクエストコンサートを、ファンと共につくりあげることができた感動と、感謝の思いを言葉にされたのです。

そして、「男の絶唱」で年末に向かっていっそうがんばっていく決意をおっしゃると、
その熱い思いの丈をこめて、゛「男の絶唱」!゛と大きな声で、ご自身でタイトルコールされ、唄ってくださいました。

2日間3公演の魂の歌声に、感動があふれ、ありがたさでいっぱいになりました。
そして、わたしは29日の夜の部のアンコールでの「寒立馬」を聴きながら、天に、そして大いなる存在に祈ったのです。

どうかこの方をお守りください。
どんなときも健やかで幸せでありますように。
これから素晴らしい歌、人との出会いにますます恵まれますように。
そして、信じた歌の道をきわめられますように。

わたしにはなんの力もないけれど、それでも何かをきよしさんにお返ししたくて。
無宗教のわたしですが、大いなる存在に、こころから祈っていたのです。

※明日は仕事なので、駆け足での更新でごめんなさい。
それではまたお会いできますように!