kiina!
そんなにも熱く歌いたい溢れる愛があったんだね。
その存在のすべてを懸けてまで伝えたい熱い思いがあったんだね。
わたしはこころのなかで何度かそんな言葉を反芻していました。
歌うほどにビリビリとその思いを感じ、その心の震えまで伝わってくるようだったのです。
きよしさん、
40歳を目前にしていた頃、演歌も魅力があるけれど、自分にはマグマのように歌いたいエネルギーがあると話していたあなたのことが思い出されて...。
20周年までの20年間、内に熱い思いを秘めながら演歌を誠心誠意歌ってこられたのですね。
今現在のあなたの誠実で鮮やかな生き様に、これまで以上に惹かれ、魅せられています。
と、わたしも冒頭から思いが溢れてしまってごめんなさい。
今日、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された「氷川きよし ‐You are you ‐ Release Tour 2021」の初日に参加させていただきましたが、世界一愛が溢れるKiinaの歌声に、涙が溢れ、感動が溢れ、幸せいっぱいにさせていただきました。
感動も興奮も冷めやらず...。
とりとめなく書き出しています。
以下はながれに沿って書いてみます。
まず開演前のナレーションで、緊急事態宣言下であることから、”着席でのご観覧をお願いします”とインフォメーションがありました。
スタンディングを楽しみにしていたので、そのことは残念ですが次回に持ち越しできますし、今回は2年越しの夢を叶えて遂にポップスコンサートを開催できたことに感謝したいという思いがわきました。
さて、オープニングはどの曲を予想されていましたか?
開演前のインフォメーションがあったのが定刻より10分ほど経ってのことでしたが、まだ「You are you」がながれていて、「Glamorous Butterfly」に変わったところで、客席からパンッ! パンッ!と手拍子が起こりました。
その手拍子を待っていたかのようにホールは暗転し、ステージ中央の後壁の縦長のスクリーンに、”You are you HiKAWA KIYOSHI”という文字がうかびあがったのです。
どこからか唸り声のような叫び声のような声。それは怒号にも歓声にも聞こえて...。
重低音が鳴り響くと、スクリーンに鎧をまとったジャンヌ・ダルクさながらのきよしさんのモノクロ映像がながれ、炎だけが赤く燃えあがっていたのです。
そのスクリーンの下方からきよしさんが登場!
そう、オープニングは、
「Jeanne d’Arc〜聖女の微笑み〜」
でした。
黒のエナメルのフリンジ付きハイレグコスチューム(ボンテージ)をまとったきよしさんは、ヒューッと歓声をあげたいほど凛々しくも妖艶!
黒のエナメルボンテージの前面と長袖の袖口には氷をイメージさせるラインストーンが散りばめられ、ミリタリー調の肩飾り(肩章)が付き、ハイレグ部分の縁に肩飾りと同様のフリンジ。
ラメが光りを放つ黒のエナメルのニーハイブーツをはいておられました。
高く結い上げた長く豊かなポニーテールにもボンテージのラインストーンと同テイストの髪飾りがとめられ、ピアスは氷柱のようなポール状のもので、ネイルはこのときから黒だったでしょうか。
続いては、
「確信」でした。
後方スクリーンに歌詩が吹き出しのように映し出されるというリリックプロジェクションも楽しませていただきました。
歌い終えると、ステージ上手に置かれた女王様がすわるような黒のキルティングが施された椅子に腰かけ、足を組まれると、
「Glamorous Butterfly」
をエネルギッシュに歌ってくださり、もう最高!
あまりに焦れてきたこのコンサートでしたから、オープニングの3曲を聴いたところですでに夢のなかにいるような心地になっていたのです。
ステージは暗転。
「枯葉」のバンド演奏となり、バックには「枯葉」のPVの映像が映し出されました。
再び暗転すると、紫の振袖仕様の打ちかけをまとったきよしさんが登場です。
打ちかけの縁は錦糸を織り込んだ帯地があしらわれ、ウェストで帯がリボンのように大きく結ばれ、ボトムはゴールドのショートパンツ。ピアスは紫のフリンジでした。
オペラの「蝶々夫人」を想起させる雰囲気があり、またヘアスタイルはオープニングでのポニーテールを左右に膨らませ後方から前方に持ってきて成形して固定したユニークなもので、わたしには、「スター・ウォーズ」の女王アミダラのようにもみえたのです。
「小夜月」
「恋、燃ゆる。」
を、しっとりと歌われて...。
きよしさんのあまりにも艶やかでドラマティックなスローバラードの響きに酔いしれました。
と、ここで、何を歌ってくださったと思います?
なんと、
「Papillon」だったのでした!
前半はアコースティック調で切々と歌ってくださり、新鮮な響きにうっとり。
昨年、この曲と出逢ったときのことを思い出し、さらに初めて生で聴かせていただけているんだと思ったら、もう涙がとまらなくなってしまったのです。
先が見えず、苦しくて、きよしさんにこのままずっと逢えなくなってしまうんだろうか? これからどうなるんだろう? そんな暗闇にいるわたしに光を投げかけ、希望を抱かせてくれたのがこの曲だったのです。
歌い終えると、後方スクリーンが上にあがり、きよしさんは後方へと...
その後ろ姿が闇にとけていくのをじっとみつめながら、「Papillon」の感動と感激をかみしめました。
ステージが暗転すると、「Happy!」のソロバージョンのMVがながれました。
ここで、蛍光イエローの三輪自転車に乗ったきよしさんが登場、前後のバスケットにはお買い物した食材やお花が満載です。
頭には大きなリボンの黒のカチューシャ、Tシャツは「You are you」の白Tシャツのきよしさんオンリーのモノクロバージョン。ロゴにはラインストーンが施され、グレーと黒の縦ストライプのコットンテイストのスパッツに白のスニーカーでした。
後方スクリーンに、「Happy!」の映画スペシャル版(天海祐希さんが登場されるバージョンです)がながれ、
「Happy!」
を歌ってくださると、オープニングトークに。
「10月30日に公開される映画『老後の資金がありません!』の主題歌です。試写をみせていただいたんですが、ものすごく面白いんです。主題歌を歌うのも初めてで、KIYOSHI名義ではありましたけど、氷川きよしとしては初めて。
だからエンドロールで自分の歌がながれてきたときは感動しました。
ぜひ観てください」
リボンカチューシャをはずされ曲の説明をされると、
「今日は大変ななか、お越しくださりありがとうございます。今日はまだまだ先は長いんですが、がんばって歌わせていただきます」
とおっしゃり、
「森を抜けて」
「Frontier」
「9月に逢いたい」
を歌ってくださいました。
「9月に逢いたい」はファン冥利に尽きる曲ですね。じんときてしまいました。
*1階座席表
ステージが暗転すると後方スクリーンにアルバム「You are You」を制作している折々の映像が映し出されました。
”You are you Maiking History”というタイトルのその映像では、レコーディン、ジャケット撮影、MV撮影、コンサートの打ち合わせやリハーサル風景と、貴重なショットばかりだったのです。
ステージに美しいシャンデリアが輝きだしました。スクリーンに映し出されたものなのですが、そうだとわかっていても本当にそこにシャンデリアがあるかのように光り輝いていました。
そのシャンデリアの輝きに見入っていたら、漆黒のドレスをまとったきよしさんがステージに。
アップにした髪には貴婦人のような黒のヘッドドレスをつけ、大きく裾が広がったドレスにさらに黒のオーガンジーのスカートを重ね、襟元にもオーガンジーのフリルがあしわれていました。
肘上まである黒い手袋を着用され、ドレスの上には黒の大きなリボンが飾られ、ブラックスワンの趣きです。
歌ってくださったのは、
「生まれてきたら愛すればいい」 でした。
アルバムで聴いていて、シャンソンの世界観があり素敵だなあと惹きこまれていた曲ですが、きよしさんの生の歌声に、時空を超え、その時々で性別も変わり、何度も生まれ変わり様々な人生を生きてきたイメージがわきあがってきて...。
生まれ変わりがあるとしたら(わたしはあると思っています)、それは愛するために生まれ変わるんだと素直に思えたのです。
後半、゛不安でうずくまっていた゛という歌詩を歌われた瞬間、その場でうずくまり、ドレスの裾をステージいっぱいに美しく広げて歌ってくださいました。
つづいてながれてきたイントロは待ってましたのあの曲!
「紫のタンゴ(New ver.)」!
黒のドレスが照明で紫にも変化し、ムーディーに歌うきよしさんに見惚れるばかりだったのです。
*ペンライト! ロビーのイスに置いて写メしてみました
ステージが暗転すると、ジャンヌ・ダルクの扮装をしたきよしさんの映像がながれました。
このコンサート用のMVと受けとめてよいでしょうか。
ピアノが奏でられると、「You are you」のジャケットでお召しになっている衣裳で登場されました。ウエストにはゴールドブロンズ(あるいは黒)の、ベルト、耳元にはゴールドのピアスが揺れています。
「RESET」
そして、
「You are you」でした。
歌詩がスクリーンに映し出され、その言葉は時に優しくしみこみ、時に鋭く突き刺さります。
この世を去る時に聴いたいと思わせていただいているこの曲を初めて生歌唱で聴いていたら、言葉が胸奥にしみて、広がって、もう涙がとまらなくなりました。
この人に出逢えて、ファンになれて22年を共に過ごさせていただいてきて、ほんとうになんて幸せなのだろう。
折々のきよしさんが思い出されて胸がいっぱいになったのです。
歌っていて、きよしさんも途中で涙ぐまれていたようでした。
聴く人の、歌う人の心をも裸にし、束縛から解き放ち、自由にする力をもった曲なのだと感じています。
ここで、
「SEVEN DAYS WAR」を熱く歌いあげられると、ステージは暗転。
「不思議の国」のバンド演奏となり、スクリーンに「不思議の国」のMV映像がながれたのです。
うーん、この曲も聴きたかったんだけど、バンド演奏がとても素敵だったので大満足。
このとき、左右の縦長のスクリーンに、バンドメンバーのお名前がひとりひとり点灯しました。
チームHKからは、ベースの笹本さん、ギターの山本さん、シンセサイザーの丸山さん、ドラムの松本さんが参加。
そこにピアノのカワイさん、ギターのヤマガタさんが加わっての6名編成によるものでした。
「枯葉」のMVのきよしさんの迫力のアップ映像が映し出されて、暗転。
*ディナーショーのおしらせも!
ここで、さらに待ってました! のドラムとエレキギターの耳をつんざく響き!
そう、
「限界突破×サバイバー」でしたっ!!!
衣裳は、なんと昨年末のNHK紅白歌合戦でお召しになっていた赤のエナメルススーツです(キャッ!)。
思いきりもりあがって、ついつい立ち上がってしまった人もちらほら。
皆さん、すぐに着席されましたが、ここで立ち上がりたかったですね~!!!
そのくらい熱い、熱い、熱い歌唱とステージだったのです。
ラストは、
「白い衝動」!
思いきりペンライトを振って、きよしさんと一緒に燃え尽きて、完全燃焼したような充実感に満たされました。
ステージは暗転しバンドメンバーの皆さんもいったん退席。
万華鏡のように様々な映像を映し出したステージは静まり返ってブルー一色の世界に変わっていました。
そのブルーに染まったステージを見つめていたら、kiinaが描いた宇宙空間に自分が漂っているような気分になって...。
周囲の拍手の音が、近くに、遠くにと、聞こえてきて、ゆらゆらふわふわと心地よい浮遊感を味わっていたのです。
バンドさんがステージにもどられ、さらにアンコールの拍手をつづけていたら、暗闇にきよしさんの姿が。
「I Don't Wanna Lie」を歌ってくださいました。
先日の「限界突破RADIO」でこの曲への思いを聞いたばかりだったので、そのことを思い出して聴いていたら、また涙があふれてきたのです。
拍手と歓声に包まれていても、ひとりたたずむその日のこともまた想像し、今を、自分に誠実に生きていこうと歌うきよしさんに共感し、共鳴しての涙でした。
ノースリーブ仕立てのデニムのショートコート(あるいはロングジャケット)で、ウエストをベルトを結び、両肩の上部がパックリと開いている”肩出しルック”。パールとラインストーンがあしらわれ、ネックレスもパール。ダメージテイストのデニムスパッツに、ひと続きにみえる同テイストの靴という出で立ち。なかに白のインナーを着用されているのがみえました(って、わたし、どこみてるの~汗)。
「ようやくここでリラックスできました。
緊張して、グダグダですみませんっ!
リハーサルしてないんですよ、通しで。
緊張して死ぬかと思ったっ!」
そこまで一気におっしゃると、急に甘えん坊モードで、
「皆さん、疲れちゃったあ~」
と、(笑)。
そして、
「44歳ですよ~。
ね、こういう状況なのでお客様はもしかしたら3、4人くらい?って思ってました。
演歌でデビューさせていただいた、”氷川きよし”のキャラクターを愛してくださっている方は来てくださらないのかなって思ってたんです」
と、ここで、”そんなことあるはずないでしょ!”という拍手が起こりました。
きよしさんはうなずかれると、
「22歳でデビューして、皆さんのおかげで恵まれたスタートを切らせていただいて歌ってきました。
でも年齢を重ねていったときに、自分にはモーニング娘。さんやAKB48さんみたいに卒業がないじゃないですか。
ずっと20代のままの自分でいることが苦しくなってきて、コンサートで情緒不安定になって泣いたりしたこともありました。
でも、需要があるというか(笑)、皆さんが求めてくださるのでこうして続けています。
誰も応援してくださる方がいなくなったら、普通の生活に戻っていたと思います。
これから自分に何が必要なのか考えて、20代、30代のときにできなかったことを40代でやっていきます。
50歳まであと6年ですからね。
今日は長時間ありがとうございました。
グダグダしてしまってすみません。
これから”グタちゃん”って呼んでください(笑)。
これから3曲歌います」
と、曲紹介をされ、感謝の思いを伝えたいと、作詩された、「Happy!・森を抜けて」のAタイプのカップリング曲
「WALK」を。
スクリーンに歌詩が映し出されました。
そして、ギター伴奏から始まり、ピアノが加わり、おなじみのメロディーへと。
「碧し」でした。先日放送されたMTVさんの「Unplugged」で披露された「碧し」のようにラストのスキャットはきよしさんのファルセットでした。
氷川きよしの魂に素手で触れてしまったかのような感触に、心がふるえて、ふるえて...。
涙でぼやけたステージでひときわ輝くきよしさんの雄姿に見惚れながら、このままずっとこの響きに身を浸していたい思いになったのです。
1階席フロアです
LINEフレンズの超BIGなあひるのエリーが!
アンコールの最後は、ベースの笹本安詞さんが作詩・作曲された
「Going my way」でした。
きよしさんは笹本さんの方に向き直って歌われ、笹本さんへの思いをアピールされ、皆でここで力尽きるまでという思いでペンライトを振って、大いにもりあがったのです。
バンドメンバーと横一列に並ばれると、きよしさん自ら、おひとりずつバンドメンバーを紹介され、
「皆さん、今日は長時間ありがとうございました。
身体に気をつけて健康で。
心も身体も気をつけてくださいね。
皆さん、お気をつけて~!
また、お逢いしましょう!」
そうおっしゃると、まずはバンドメンバーの皆さんを上手袖へ送り出され、ステージにひとり。
名残惜し気にひとしきり手を振られ、お辞儀をされ、゛このままもう少しここにいてこの時間を味わっていたいけど、だいぶ時間も押しているし、どうしよう?゛ そんな心の声がきこえてきそうなきよしさんでした。
いよいよのお別れで、
「じゃねっ! バイバイッ!」
と上手袖へもどられました。
心のままに歌う鮮やかすぎるKiinaと、飾らないきよしさん!
どんなあなたも、大好きです。
愛溢れ、涙溢れ、感動溢れて、世界一幸せなファンです。
あなたに22年分のありがとうを贈らせてください。
すべてがあって今があるのだと、あなたの心のままの歌唱を聴いた今、心からそう思い、感無量です。
※以上、駆け足での更新で失礼します。
歌唱曲は全21曲(アンコール4曲含む)7変化になると思います。
記憶違いや誤変換がありましたらお許しください。
明日のコンサートにも参加させていただくので、気づいたことありましたら明日の夜、修正させていただきます。







