「自分には歌うことしかできません。
皆さんが大変な思いをされている時に、そばにいて何かして差し上げることができないことに、胸がしめつけられそうになることがあります。
皆さん、どうか孤独にならないでください。
一人きりだと思わないでください。
これから、皆さんの背中を押させていただけるような歌を、心をこめて歌っていきたいです。
そのために、自分にしかできない、誰もやらないことを、ひとり立つ精神でやっていきたいと思います」
仙台サンプラザホールでのコンサートの夜の部、アンコールの「ボヘミアン・ラプソディ」を歌われたあと、居住まいを正されそうおっしゃいました。

そして、アンコールのラストの曲である「碧し」を歌われると、ステージのセンター階段上段でのいよいよのお別れに、
「イェイッ!」
と声高らかに。
思わず、゛イェイッ!゛と返してしまいそうになったその時、絶妙のタイミングで緞帳がおりてきたのでした。



皆さま、先の記事で昼の部のこと、駆け足で書かせていただいています。
駆け足すぎて、今、読み直してみたら誤変換散見(汗)。
修正しつつ、「母」のニューアレンジのこと加筆しています。
よろしければそちらも読み返していただけたらありがたいです。

「氷川きよしコンサートツアー2020-2021 ~Never give up~」2日め!
昼の部のオープニングトークで、
「よく来たね~。
皆さん、愛してます!」
とおっしゃると、
「ありがとうございます」
とお礼を言葉にされ、ご自身で、
「どうもありがと!」
ひばりさんの声真似で応えられました(笑)。

「東北はいいですね~。
今度、生まれる時には東北にと思います。
おっとりしていて、人が優しい。
自分は九州の人間なんですけど、東北の人とリズムが合うんですよ。
3月11日で震災から10年。
この間、NHKのドキュメンタリー番組を見ていて、人間て時間が経つと忘れていくんだなって思いました。だから忘れないように、いろんなことを教訓にしていかないと。
先日の地震の時は都内にいたので、怖かったです。10年前は大阪にいたから大きな地震を体験していなかったんです。
だから怖かったよ!  ほんと怖かった! 自分ひとりじゃなかったからよかったけど、もし、ひとりだったら耐えられなかったと思います。
皆さんはもっともっと大きな地震で、怖かったでしょうね。
自分には歌うことしかできないけど、でも、なにかあったら言ってください。微力ですけど」
そんな心のうちをお話しされたあとの、新曲「南風」(3月30日発売)は、力いっぱい、心いっぱいの歌唱でした。
仙台公演は3年ぶりということでした。

和のコーナーでの司会の西寄ひがしさんとのトークでは、
「゛がんばって! ゛って、いわないようにしています。生きているだけでかをんばってるんだから、それでいいんだよって。
自分自身の心の中に幸せはあるんですよね。
幸せは自分自身がつくるもの。
誰かが幸せにしてくれるわけじゃないと思うんです」
と、あらためて新曲の「南風」についてお話しされていました。

さて、昼の部のあと、ホテルに移動する際、ツアートラックが駐車している屋上駐車場の入口の横を通りました。
なかにははいれませんでしたが、入口からの写メはOKでしたので、パチリ!
きよしさんはここで撮った動画をインスタのストーリーズにあげてくださってましたね(喜)。



さて、以下は夜の部!
「こんばんは。
寒いなか来てくれて、嬉しいだっちゃ!」
と、こちらの言葉でご挨拶されると(笑)、
「楽しく幸せな時間をすごすのがコンサートですから、楽しんでくださいね!
おかげさまでデビュー21年目に突入しました。
気張らず、力まず、ステージと普段と一定でいたいと思います。いつも穏やかでいたいです。
昨年、『母』で、母のおなかの中から生れた真っ白な状態にリセットしたので、今年はデビュー2年目という気がします」
とオープニングトークでお話しされました。

そして、和のコーナーでは髪をながしていて、若武者風に髪を結い上げたのは昼の部でだけでした。
ちなみに昼の部では、きゅっと髪を結い上げることで、お顔の側面が引き上げられ、口角があがることを説明(笑)。
「あきらめないで~」と、広角をあげた笑顔の
つくり方までレクチャーしてくださっていたのです(笑)。

ステイホーム期間について、
「休めっていうことだったのかなって。
時間のすごし方を考えて、時間の大切さを知りました。
だから、すべてに意味があることだと捉えたいです。
日々、ステージに立たせていただけるのはありがたいことですけど、昼も夜もわからなくなっていくんです。
それが、家ですごすことで、1日という時間がこんなふうにながれているんだなって。
でも、大人になると1日が短いですね~。
子どもの頃は長くて長くて。いつまで続くんだろうって思ってましたから。
内気で話すのもにがてな子どもで、歌に出会ってから変わったんですけど、それまでは、このまま砂に埋もれてこの世からいなくならないかなって思っていた子どもでした。
其れが歌に出会って変わったんです」

新曲「南風」への抱負をお話しされるなかで、
「湯川れい子先生に、自分が(本当に)歌いたい歌を歌わなければ、(聴いてくださる人に)失礼なんじゃない?」
といっていただき、背中を押していただきました。
湯川先生は、母のような存在で、先生との出会いで自分を肯定することができました。
新曲についてはいろいろな子とを考えましたし、候補曲もいくつかありましかを、そのなかで、『南風』を歌いたいと思ったんです。
『母』が、しんみりした曲だったので、次は明るい歌謡曲が歌い気持ちになりました。
すごくポジティブな1曲になっています」

また、カップリング「たわむれのエチュード」の紹介から、゛略奪愛゛の話題になると、西寄さんとふたりで、゛そういうドラマありますよね~゛と盛り上がり(笑)、
「そういう時によくいう台詞が、゛この泥棒猫!゛ですよね」
と西寄さんがおっしゃると、
「人のものをとるような人、嫌いっ! もう、大っ嫌い~。関わりたくないっ!」
と、怒りに奮えるきよしさんでした(笑)。

また、「おんな花笠紅とんぼ」については、
「『きよしのズンドコ節』の頃にすでに松井由利夫先生が書いてくださっていたんです。JUN NAGARAプロデューサーが、゛女性版の股旅ものをお前に歌わせたい。色っほくて艶っぽい。笠に赤い花をつけて歌うおまえの姿が目に浮かぶ゛゛っていってました。
NAGARAプロデューサーから゛おまえが持っとけって、生前、渡された資料をステイホーム期間中に出して読み返していて、そのことを思い出して、水森英夫先生に曲を書いていただいたんです。その中にはすごい方の詩がいっぱいあるんですよ。そういうものもこれからお届けしたいですね」
と、お話しされていました。

「磯千鳥」については、歌の背景を紹介されるにとどまっていましたが、ザ・演歌というべき本格派!
まずは聴いてくださいという思いなのかなあと自信のほどを感じています。

来週、3月9日の「うたコン」への出演について、
「GReeeeNの『碧し』を来週の『うたコン』で歌わせていただきます。
あの歌をいただいた時、最初は、どういう意味なんだろう? と思ったんですが、年月が経つ経てば経つほど、、自分のことを歌ってるんだって感じるんですよ。
GReeeeNて本当にすごいっ!

GReeeeNてどういう人なんでしょうね?
レコーディングの時に、GReeeeNの代理の方として来ていた方がじつはそうなんじゃないかなあ?  イケメンな方でしたよ。
そういえば東北の方なんですよね」
きよしさんは、そこまで目を輝かせておっしゃると
「当日は心をこめて歌います。
衣裳も考えますよ!」
と、にっこり微笑まれたのです。

ピアノの国友さんがお痩せになったことに言及されて(笑)、
「何キロ?  えっ、14キロ!
西さんは?  12キロですか」
と確認されると、どこからそんな声が?というような小声でたどたどしい(笑)チャイルドモード(?)で、
「自分はぁ、20キロ増えました~。ハンバーガーが好きだからぁ~」
と(笑)。
皆がいくらなんでも20キロはないでしょ?
という反応も意に介さすしれっと(笑)。

もちろん、超絶美しいボディスーツ姿のきよしさんは、まさに麗人!
その美しい体形を保つために大好きなハンバーガーもガマンされているのでしょうか?

夜の部も熱唱が続きました。
なかでも「枯葉」での感動は、自分がどこにいるのか忘れて別世界にトリップしていたとしか説明のしようがないのです。
きよしさんが、たしか、゛キミ゛と歌われた時の前後にわなわなと震わせた指先の衝撃は歌唱と共に脳裡に焼きついています。
昨年の「きよしこの夜」のハイライトだった黒の肩出し、ハイレグ、アシンメトリーの黒のボディスーツをまとったきよしさんは水を得た魚のように、生命力を発散させて...。
音と同化したように狂おしくなるほどに激しく鮮やかにそのからだを踊らせたのです。

きよしさんが、
「これまでたくさんのコンサートをしてきましたが今日が1番いいですね!」
とおっしゃると、゛リップサービスでも嬉しいっ!゛といわんばかりの拍手がおこりました。
すると、゛違うんだよ゛というように左右に首をふられると、
「少しも力まずに、自然体で歌えてるんですよ」
と。
そこまでお話しされると、
゛だからこれまでで1番だって言ったんだよ゛
という言葉を待たずに大きな拍手がおこったのです。
大きな拍手に、きよしさんは幸せそうに小さくうなづかれと、これからもそうありたいとおっしゃったのでした。

皆さま、少し話題が前後していますが、先の記事と併せるとほぼ昨日のコンサートのわたしの感動をおつたえできるでしょうか?

いとこの月命日のお墓参りにも行くことができ、今日は午後から仕事先に直行して、数日間は仕事に専念することになります。
次回は「うたコン」の観覧のご報告ができたらと思います。
きよしさんのおかげで、気づくと笑顔がこぼれるわたしです。