「さすが、大阪、日本一やで! 4回(コンサート)やるけど、全然元気やで!」
オープニングから、大阪弁炸裂のきよしさん、パワー全開。
そして、
「ツアーのファイナルはここでって、毎年恒例にしたいですね」
とおっしゃったので客席は大いにわきました。

「このホールの空間がいいんですよ~。お椅子もいいし」
きよしさんがそういいかけると、
「お椅子ですか? またずいぶんお上品ですね」
と司会の西寄ひがしさんがツッコまれたものですから(笑)、
「お椅子、お電車、おバス、おタクシー?...」
と、だれか、きよしさんをとめてくださいっ(笑)。

そんなリラックスムードで夜の部はスタートしたのです。


今夜は大阪からの更新です。
昨日はきよしさんのツアーファイナル前夜ということで、すでに全国からファンが集結!
わたしは夜の部に参加しましたが、フェスティバルホールの2700席のチケットは完売御礼! 超満員のホールは熱気でむんむんとしておりました(喜)。


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※出先のためホテルのレンタルPCで更新中。
そのため画像のトリミングができていずごめんなさい。


西寄さんの音頭で、18年連続紅白歌合戦を祝して、皆で万歳三唱をし、さらに作詩大賞、有線大賞、レコード大賞への出演を祝させていただきました。
きよしさんは、紅白出場を、ふるさと博多の福岡サンパレスのコンサート1日目の昼の部の前にしらされ、楽屋で演奏のHKピュアリバーの皆さんに祝福していただいていたら、号泣されたことをお話しされると、
「1年間、がんばってきて。
自分でいうのもなんですけど...、走れメロスみたいだなって思って」
と、きよしさんそのことをうけて、西寄さんが、
「そうですね。身を粉にして」
と言い添えると、
「自分でいうのもなんですけど...」
といいかけて、ひと呼吸おいて、
「そうですね」
と少しはにかんでおっしゃったのです。

そして、
「応援してくださる皆さんがいてくださったおかげで今日まで唄ってこられました。
紅白はまだどこで唄うかも、どの曲を唄うかも決まっていないんです。
でも、皆さんへの感謝をこめて、ここで唄います」
きよしさんは、”ここ”とおっしゃるときに左胸をぎゅっとおさえたのです。

さらに有線大賞の話題になると、
「自分でいうのもなんですけど(笑)、デビューしてバーッていって? だって、自分がみていたところに自分が出ることになったわけだから。
番組は50回で終わるということなので、有線大賞、とりたいですね。
自分でもリクエストもして(笑)」
と、そこまでおっしゃると、きよしさんは有線にリクエストするところを再現されたのです(笑)。
即座に西寄さんがオペレーターさん役をされたのですが、
”お名前をお願いします”に、
「ええと、氷川」きよしです」
ときよしさんがおっしゃったものですから、
「そんなこといったら係の方がびっくりするじゃないですかっ!」
と西寄さんからだめだしされてしまいました(汗)。

先日の”きよ友茶話会”でまさにそんなふうに再現してくださった方がおられたので、ビデオメッセージ、もうご覧になられたのかしら? それともたまたまの偶然? と、いずれにしても嬉しい思いになったのです。


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11月21日にリリースされたニューアルバム「新・演歌名曲コレクション6-碧し-」の紹介ということで1曲1曲音源をながして、きよしさんが振りつきの口パク歌唱をしてくださっていきました。
「じょんがら挽歌」から、情熱的な津軽三味線の演奏にあわせて、激しいエア三味線を披露されたきよしさんに、西寄さんも負けじとエア尺八でもりあげてくださって、1曲、1曲聴きどころをきよしさんご自身が解説してくださったのですが、今回はカバー曲も音源をながしての紹介となったのです。
でも最後の「人形の家」があまりにいいとこころで、音源がストップとなったので、
「ああ~、このあとがいいのに~」
ときよしさん自らおっしゃったものですから、”聴きたい~”、”唄って~”の大合唱に(喜)。

こんなときのきよしさんってなんて素敵なんでしょ。
”僕も唄いたかったんだよねっ”
という様子で、ワンコーラス目のさびの部分からラストまでをアカペラで唄ってくださったのです。
そして、その甘く豊かな歌声の響きに、ぞくぞくぞくっとして、もう、とろけちゃうっ!
ちなみに西寄さんは、鳥肌がたったことをきよしさんにおっしゃったのですが、
「鳥肌? えっ、寒いんですか?」
ですって。
もう、きよしさんたらっ!
あなたの歌声ににきまってるでしょう。


そして、”ふれあいコーナー”になると、
「質問、相談、なんでもうけたまわっております」
と得意気におっしゃったきよしさんでした。

おひとりめは2階席におすわりのこの日11歳になった小学校5年生の女の子。5歳の妹さんと、おばあちゃん、おばあちゃんのお友達の4人で豊中から来場されたということでした。
12月8日に学年発表会があって、合唱と合奏をすることになっているそうで、
”緊張しない方法をおしえてください”との質問が書かれていたそうです。

きよしさんは、
「今日、お誕生日なんだね。おめでとう。11歳になったの? そう。じゃあ、”ハッピー バースデー”を唄っていい?」
とおたずねになりました。
先ほどの「人形の家」のアカペラ歌唱につづいて、わたしはまたもきよしさんに見惚れていました。
あれほどの歌唱力を誇るきよしさんなのに、やっぱり、”唄ってあげるね”じゃなくて、”唄っていい?”なんですもの。

きよしさんは、「ハッピーバースデートゥーユー」を唄われると、
「緊張するのは性格的なものもありますし...。
でも、緊張したら(それはそれで)いいと思います。
慣れるということもあるから、回数をこなしていくことも大事だと思ったりししゃったりしたりして(笑)」
と、ご自身の体験を踏まえながら、でも”氷川きよしさんが緊張するなんてあるはずない”ことを前提に質問してくださったまっすぐなまなざしの○○ちゃんに、”緊張しない方法があったら僕がおしえてほしいくらい、僕もいつも緊張してるんだよ”ともおっしゃれなかったのでしょうね。
「緊張したっていいんですよ。
お客様は一生懸命さに感動してくれるんだと思います。
○○ちゃん、がんばってね」
きよしさんは、そこまでおっしゃると、
「見守ってるで!」
と関西弁で結ばれました。
ご一緒されていたおばあちゃまや妹の○○○ちゃんにもお声をかけられて、会話をかわされ、
「また会おうね~」
と妹さんのほうにきよしさんがおっしゃると、
”ありがと”
と、かわいいお声で、でもまるでひばりさんのような口調でお返事がかえってきたのです。
きよしさんは大きく大きく手をふっておられました。

おふたりめは1階席におすわりの89歳の方で、娘さんがメッセージを代筆してくださっていました。
その方がお部屋いっぱいに飾られたきよしさんのポスターや写真に、
”毎日、おはようとおやすみをいっています”
とおっしゃると、西寄さんが、
「今日は本物にいってください」
と。
すると、
「こんばんわあ」
と軽やかな関西弁でご挨拶。
”本物のきよしさん”が、
「こんばんは」とお答えになったので、
”今、年、忘れてますぅ、”
と、とても感激されていたのです。
そして、
”年、忘れて、長生きさせていただきますぅ”
と最後におっしゃってくださったので、こちらまで嬉しくなってしまいました。

きよしさんは、コンサートの後半で「風の男」、「箱根八里の半次郎」、「大井追っかけ音次郎」、「ちょいときまぐれ渡り鳥」までを熱く唄いおえると、あらためて来場のお礼を言葉にされ、深々とお辞儀をされてから、
「全国の皆さんに支えていただいてここまで唄ってくることができました。
でも、これからがスタートです。
これからも終わりなき歌の道を邁進してまいります」
ときっぱりおっしゃって、「男の絶唱」の歌唱となりました。
わたし、きよしさんが深々とお辞儀をされているとき、その場で(マイクをとおさずに)”ありがとうございます”とおっしゃっているのを感じて、発した言葉以上に、しばし頭をさげたままのきよしさんから、”ありがとう”とおっしゃるこころの声がきこえてきて、胸がいっぱいになったのです。

アンコールの1曲目の「イヨマンテの夜」では、どこからこれほどの声とパワーがでてくるのだろうと思うほどの力強い歌唱に、魂を抱きとめていただいたかのような思いがしておりました。

「きよしのソーラン節」、「きよしのズンドコ節」でフィナーレは華やかにもりあがり、いよいよエンディング。
きよしさんはステージのセンター階段をのぼられると、くるりっ!とこちらに向きなおられたのですが、左におっとっと(汗)!
すべてを出し切っての歌唱のあとなのに、勢いつけすぎです。
でも、そんなところもまた愛しく思えたのでした。
「またお会いしましょう!
大阪、最高!!」
きよしさんは、そうおっしゃって、大きく大きく手をふってくださったのです。


日付がかわって11月27日。

今日はいよいよツアーファイナル!
セットも衣裳も今日限り。
そして歌唱曲もしばし聴けなくなるものもありますね。


一瞬一瞬を、そしてきよしさんのひと節ひと節、一挙手一投足を、目に、耳に、そして魂に焼き付けるようにして刻みたいと思います。

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※出待ちをしたあと、フェスティバルタワー地下のお店でお友達と忘年会!
そのとき、もう誰もいない楽屋口の前をとおったので写メしてみました。


※以下は余談の、それもひとりごとです。
今月は北海道から九州・博多まで、日本全国をかけめぐり、ニューアルバムの発売イベントを開催され、めのまわる忙しさのきよしさん、生身の人間ですから、お疲れでないはずはありませんね。

昨日ももしかしたら万全の体調ではなかったのかもしれません。
でも、きよしさんはどんなに疲労していても、体調がすぐれなくても、言い訳をいっさいせず、まごころで唄い、いっそうのオーバージェスチャーで客席をわかしてくださり、わたしは、またそこに、”氷川きよし”の命の花をみて、魅せられつづけてきたのでした。

きよしさんに、
誰にだって思うにまかせぬ日だってある。
だけど、それでもこんなにがんばることができるんだと、その歌声と振る舞いで大きな感動をいただいて、励まされつづけてきたのです。

今夜もまたそうでした。
わたしは忘れえぬ感動をいただいたのです。