「名残惜しいのですが、次の曲でお別れとなりました」
きよしさんがそうおっしゃると、
”えええ~!!!”
と客席のそこここから名残りを惜しむ大きな声があがりました。
すると、きよしさんが、ちょっぴりはにかんで、
「おなか、すいたでしょ?」
と、客席にむかって優しくおっしゃったものですから、わたしはその一言にこころがほっこりとして、胸がいっぱいになって、なんだかもうなにも言葉が出なくなってしまったのです。

「これから新曲の『男の絶唱』を唄います。
年末までこの曲でがんばっていきます。
年末のいろいろなテレビ番組に出られるのかなあと思ったりすることもありますが、
真面目にやっていくのがいちばんですね」
きよしさんは、そんなこころの内を言葉にされ、さらにプライベートでも、やっぱり自分らしく真面目にやっていきたいということをおっしゃろうとして、思いに言葉が追いつかなくなってしまったようで、
「日々の生活もね、真面目にいきたいですね。
あれがあれして...あれなんですけどね」
と笑顔でおっしゃたきよしさん。
”あれ”でわたしたちにつたわるって思って安心しきっておっしゃってくださっているのですよね?
わたしが知る限りでは過去最多の”あれ”を連発されたきよしさんが愛しくなってしまったわたしでしたが、そこでさらに、
「ね~、あれしてね」
と大真面目な面持ちで言葉を継がれたので、もう、さらにさらに、こころとろけておりました。

きよしさんはそこで、うって変わって、太く雄々しい声で、”「男の絶唱」!”とタイトルコールをされて、「男の絶唱」をフルコーラス唄ってくださったのです。
下手で1番を唄われ、上手に移動して2番を歌唱されていたきよしさん、歌声が途切れることはありませんでしたが、間奏で絶句され、歌唱の部分ではこころを奮い立たせ、声をふりしぼって唄われたました。
あるラジオ番組ででしたでしょうか。
”「男の絶唱」の1番から3番までを”現在、過去、未来”ととらることもできますね”とおっしゃったパーソナリティーの方のトークをうけて、きよしさんは、2番こそが今現在の自分の思いととりわけ重なるとお話しされていたことが思いだされました。
”氷川きよしの絶唱”に、胸が熱くなり、センターで未来ともいえる3番を歌うきよしさんの歌声をひたるようにして聴き、きよしさんのまなざしの奥のこころをみつめて...。
ただ、ただ、感動しておりました。


昨日、川口総合文化センターリリア 大ホールで開催されたコンサートの夜の部に参加させていただきました。
この日は、”氷川きよしコンサートツアー2017 ~日本全国 歌の渡り鳥2~”の後半戦のスタートということで、きよしさんの歌声は唄うほどに情熱があふれ、トークはノンストップ!、そして「ときめきのルンバ」からはじまる゛スターシリーズ゛での、きよしさんのあまりにも鮮やかでな゛キレッキレ゛の振りに客席はどよめいたのです。

冒頭にラストトークを書かせていただきましたが、このトークの前にこんなこころの内をお話ししてくださっていたのです。
「おかげさまでデビューして18年目になりました。
ありがとうございます。
といっても、まだまだ修業の身、駆け出し者です」
きよしさんはそこまでおっしゃると、宙を仰ぎ見るような仕草をされてから
「そりゃあ、正直、ああ~大変だなって思う時、多々あります...。
正直...、多々! あります。
でも、皆さんのお顔を見ると、笑顔を見ると、がんばらなくちゃという思いになって、今日まで唄ってくることができました。
年末まで歩みをとめずにまいります」

と、そんな思いを語られたあと、来場のご挨拶をされ、冒頭のトークへと展開していったのでした。

最初にセットリスト、衣裳ですが、また次の記事であらためて書きますが、前半と大きくは変わっていません。
6月3日にリリースされた「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」に収録されている曲をいれてくださり、
”みれんシリーズ”を歌唱されたあと、ニューアルバムのオリジナル曲から、
「恋の瀬戸内」と「きよしのスイスイマドロスさん」を唄ってくださったのですが、入念な振りとかけ声の練習を、”きよし先生”がレクチャーにして”くださり、もりあがりました。
また、”ふれあいコーナー”のあとに歌唱された曲は「ふるさと」でした。
そして、コンサートの終盤、紫の着物と文様の入った白袴で登場されて1曲めに歌唱されてきた「おとこの詩」にかわって、「博多祇園山笠」を唄ってくださいました。

きよしさんのトークも絶好調!
司会の西寄ひがしさんが、
「コンサート久しぶりですから、いろいろお話ししたいことがあるんですね」
と、思わず本音トークになるほどでした。

そして、「ラジオ深夜便のうた」の「碧し」のインフォメーションの際、
”唄って~”の大合唱に、
「今日は注文が多いですね(笑)」
なんておっしゃりながらも、きよしさんはアカペラでほぼワンコーラス唄ってくださったのです。

前日に生出演された「うたコン」の話題になると、当日リハーサルで、3人でお稽古されて本番に臨まれたということでした。
そして、番組でも紹介されましたが、「第49回  思い出のメロディー」の司会者をつとめられることを西寄さんがインフォメーションしてくださると、
「『第49回 思い出のメロディー』、司会をつとめます氷川きよしです」
と、見事な司会者トークを披露してくださったのです。

そして、
「楽しみたいです」
とおっしゃると、もうひとりの司会者である有働由美子アナウンサーが、お忙しいなか、明治座での公演ににお越しくださったことをお話しされたのです。
西寄さんが、
「もう一度、タイトルコールをお願いできますか」
とうながしてくださったので、
きよしさんは、ますますとおるお声で、颯爽とタイトルコールをされ、
「それでは唄っていただきましょう。山本リンダさん、『狙い撃ち』です!」と曲紹介まで(笑)。
余裕のきよしさんと思いきや、
「当日、観覧に来る方?」
と挙手を求められ、客席を見渡しながら、
「僕、勝手にファンの皆さんのことを家族と思わせていただいていて。
だから、応援に来てくださっていると安心してがんぱれるんです。
昨日も皆さんが応援に来てくださって、嬉しかったです」
と、そこまでおっしゃると、
「だから、来てよ~」
と。
もう、こころの声がポロポロ状態のきよしさんでした(笑)。
客席からクスクス笑いがきこえてくると、
きよしさんは、
「来てよ~」
ともう一度。
もう、そんなにいわなくっても行きますってば!
それに、全国のファンがテレビの前で応援してますよ!
ね、皆さま。

そして西寄さんが、阿久悠さんの特集コーナーもあるとの話題をされると、
「僕にもあるんです」
と、阿久先生に「でんでん虫」を書いていただいたことを、自慢気におっしゃられたきよしさんでした。
そして、突然の客席からのリクエストに、出だしを唄ってくださいました(嬉)。

と、きよしさんがパンツのウエストを引き上げたので、場内に笑いがこぼれたのです。
すると、
「少しやせたんですよ。
今はおなかに線が入ってます。
こういう時に脱ぎたいですよね。
明治座の時は肥えてましたから」
と(笑)。
西寄さんはきよしさんのおなかをご覧になったそうで、
「縦に線が入ってるんですよ」
とおっしゃったのです。
いわゆる゛エイトパック゛になっているということでしょうか?

わあ、そのうち見せてくだるのでしょうか?
なんて、期待したりして(キャッ!)。

「イヨマンテの夜」ではじまったアンコール、超絶歌唱で皆をうならせ場内は感動のるつぼに。
きよしさんは「きよしのソーラン節」、「きよしのズンドコ節」を熱唱されると、お別れに、
「また夢で逢いましょう」
とおっしゃったのです。


※ここでいったんアップして、ふれあいコーナーや”きよしの愛の劇場”のこと、アンコールでの「イヨマンテの夜」でのきよしさんの歌唱、そして、”あらためてのセットリスト”などなど、書き足りていないこと、少しお時間いただきますが、次の記事で書きたいと思います。
わたし、今現在もきよしさんの歌のパワーをいただいて、力みなぎっています。
それでは、これからしばし、仕事にがんばってまいります。

明日21日は富山でコンサートですね。
参加される皆さま、きよしさんと素敵な時間をおすごしくださいませ。